中小企業の裁量×大企業の安定感。いいとこどりで見つけた自分の道

両備ホールディングス株式会社 両備経営サポートカンパニー
  • 総合職
  • 2023年度入社
デマンド交通の研究から始まった、地元岡山への思いと企業選び

卒業論文では「デマンド交通」をテーマに選び、研究に注力しました。 すでに両備グループへの入社を決断していたので、せっかくならと思い、岡山市の交通インフラが普及していないエリアで運行しているデマンド交通の利用状況と、あまり利用されていない理由について調査し、今後より便利に移動できるように必要な施策を提言しました。利用者や運行企業、停留所があるスーパーマーケットなどの協力企業といったさまざまなステークホルダーにインタビューを行い、根拠を整理していきました。俯瞰的にロジックを構成する力、関係各所と調整しながら進めていく力が身に付いたと思います。

就職活動では「地元岡山に貢献できる企業・仕事」という漠然とした軸を持っていました。正直なところ、仕事におけるやりがいが何なのか想像がつかず、他に軸らしいものが見つからなかったというのが本音です。ただ、最もイメージしやすかったのが「地元への貢献」でした。ナビサイトでのリサーチはもちろん、誘われたイベントにはフットワーク軽く参加し、そこでの出会いを大事にしてさまざまな会社の説明を聞きました。その中で「中小企業だからこそ活躍できるチャンスの大きさ」に気づき、もうひとつの軸となりました。

両備グループは地元の歴史ある企業グループという程度の認識でした。ここまで事業規模が広く、しかもその中で自分の好みに合わせて会社や職種を選べるとは想像していませんでした。入社の決め手は三つあります。1つめは地元岡山に根差している企業であること。2つめは中小企業で活躍するチャンスが多い一方、大手企業並みの安定感と福利厚生があること。3つめはタクシー事業の社会貢献性や業界に先駆けた取り組みに惹かれたことです。

ニーズ上昇中のタクシー業界をリードする両備に興味をもち、現場に飛び込む

両備グループの数ある事業の中で、私はタクシー事業に興味をもち入社を決意しました。タクシーはドアtoドアで移動ができる柔軟性の高い交通インフラで、少子高齢化・免許返納・移動ニーズの多様化などの要因でニーズがますます高まっています。その中で両備グループのタクシー事業では、単なる移動にとどまらないサービスの展開や地域の魅力発信など新しい取り組みを推進していました。

入社後、まずはグループ全体での研修が1〜2週間ほどありました。業界も仕事内容もさまざまな同期が200名ほど集まり、一緒にワークに取り組む時間はとても楽しかったです。社会人としての基本的なマナーやスキル、そして心構えを学ぶ大切な期間でした。

その後は、各会社での研修に移ります。私はタクシー事業への配属を選択していたので、事業そのものへの理解を深めるワークが中心でした。印象的だったのは、自社バスで各事業所や両備の施設を巡り、実際にサービスを体感するツアーです。座学だけではわからない現場の空気を肌で感じることができました。その後は座学と実習を通して、タクシーのこと、地理、運転、接客などについてしっかりと学び、乗務に向けて準備を進めていきました。

研修を終えて実際にタクシー乗務を始めた時は、正直とても不安でした。お客さまから目的地を言われてすぐに分かるか、道が思いつくか、そんなことばかり考えていました。ただ、実際に仕事を始めてみると、優しいお客さまが多く、道を教えてくださる方ばかりでした。必要であればタクシーセンターに道や場所を問い合わせることもできるので、思っていたよりも困難はありませんでした。

それよりも、「両備のタクシーがあるから生活できている」「いつもありがとう」といった感謝の声がたくさんいただける嬉しさと、法人・観光・VIPのお客さまにもご乗車いただけるやりがいの方が大きかったですね。

入社して1年と少し経ったタイミングで「グループ異動希望調査」があり、その中でやってみたい仕事(=新卒採用)について相談したところ、ポストがあるとのことだったので、チャンスを逃すまいと思って異動を決意しました。キャリア面談から人事の所属長との面談、そして異動決定まで短期間だったので、あまり現実味が湧きませんでしたが、当初から新卒採用に携わりたい、どうせ携わるなら大学生の感覚が分かる若いうちがいいと思っていたので、非常に嬉しかったです。

「人に頼ること」で質もスピードも向上。グループ各社の採用を支える現場主義

現在は人財本部グループリクルート部で、大卒採用プロジェクトのリーダーを務めています。グループ内の15社ほどの新卒採用を担当し、目標設計と進捗管理、説明会や面談などの企画立案と運営、アウトソース先との連携、リクルーター活用、そしてグループ会社との連携・サポートまで幅広く手がけています。学生さんをグループ各社にお送りし、内定承諾までつなげていくこと、そして自社採用学生の入社準備や入社後のフォローも私たちのミッションです。

印象に残っているのは、担当するグループ会社の採用支援で成果を出せたことです。グループ各社の社員さんは、自社の強みを自覚できていないことが往々にしてあります。埋まっている魅力を掘り起こし、それをいかに学生さんに伝えていくかがわれわれの使命だと思っています。実際に現場に足を運んで社員さんと話をする中で魅力を整理し、学生フォローの施策設計などを実施した結果、集客ペースや歩留まりがグッと向上しました。現場との距離が遠のきがちな立場だからこそ、一体感が出て採用につながっている実感が持てるとやりがいにつながります。

ただ、失敗もありました。2026年新卒の採用活動では、企画の立案・運営をする際にチーム内のリソースに頼り切ってしまい、無駄な工数がかかったうえに学生さんへの魅力訴求が十分にできなかったんです。その年度は集客も歩留まりも悪く大失敗に終わりました。この経験から、人脈を広げて関係各所と一体となってプロジェクトを進めていく重要性に気づかされました。 自分で抱え込まず、思ったことは素直に発信する。一緒によりよい採用活動をしていくために、良い悪いを明確に発信してお互い納得感ある状態にできるよう努めています。

学生時代と比べて、「人に頼ること」がうまくなったと思います。どうしても自分で完結させようとしてしまうところがあったのですが、早い段階で誰かにチェックしてもらう、誰かに力を貸してもらうといったことが柔軟にできるようになりました。それによって仕事のスピード・質は上がったように思います。

人のために動ける人材を求めて、人事のプロフェッショナルへの道を歩む

目先の目標は、次年度新卒採用の成功です。 1年間を通して自分がメイン担当で進めるというのは初めてなので、きちんと進捗管理をしつつ、チームのメンバー・グループ各社を巻き込んで採用目標を達成したいと思います。そのためにまずはがむしゃらに、学生さん・グループ各社との接点を強化しようと思っています。できること、思いつくことはとりあえず詰め込む1年にしようと思っています。

中長期的には、現在は新卒採用に特化しているので、中途採用や給与など他の人事業務にも携わりたいです。ゆくゆくは人事のプロフェッショナルとして、働き甲斐のある、本当の意味で採用力のある会社にしていきたいと思います。社員が自分の会社・仕事の魅力を即答できる状態が、社員定着にも採用にも理想だと考えています。これからはより採用難が進み、人財が事業継続の要になると思いますので、そこを支える人間になりたいです。

両備グループは大企業と中小企業のいいとこどりな企業グループだと思います。裁量をもって自分のアイデアを形にできる職場環境でありながら、安定感と社員サポート制度はかなり充実しています。経営トップも非常にフットワークが軽く新しい取り組みが多いので、ワクワクできる環境です。グループということもあり、グループ内外でさまざまな人と接することが多い会社でもあります。誰とでもフラットに会話し、協力できる人におこしいただきたいですね。

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