ドイツ留学で気づいた地域への誇り岡山のフェリー会社で挑む地方創生への道

国際両備フェリー株式会社
  • 総合職
  • 2024年度入社
ドイツ留学で気づいた「日本の良さ」が、岡山で地方創生に挑むきっかけに

大学では文学部の日本文学ゼミに所属していました。学業に積極的に取り組んでいたのですが、もともと異文化に興味があったことと、ドイツ語の先生がとても良い人で親身にお世話してくれたこともあり、思い切ってドイツへ一年間の語学留学をすることにしました。本場のビールとソーセージを食べてみたかったという理由もありますね。

留学中は語学の勉強だけでなく、積極的にドイツ人や他の留学生と交流しました。そこで強く印象に残ったのが、ドイツの人々が自分の住んでいる場所のことを誇りに思っていたことです。その姿を見て、僕も自分の住むところを誇りに思うようになりました。異文化と触れ合う中で、自分の国を好きでいることの大切さを実感し、日本の良いところをいろんな人に知ってもらいたいという考えになったんです。

帰国したのは4年生の4月で、就職活動は何もせず、6月ごろからようやくスタートしました。焦りというよりは諦め、投げやりな気持ちすらありました。 ただ、留学を経験したことで、地方創生に興味を持つようになっていました。一極集中する状態から脱却し、地方にスポットライトをあてることで地方の人々の生活を守り抜きたいと思ったんです。大学から移り住んだ岡山が好きだったので、岡山に残って働きたいとも考えるようになりました。業界や職種には特に希望はなく、地域を盛り上げるための仕事ができる道を選ぼうと決めていました。

両備グループは岡山県ではもちろん、和歌山県などでも公共交通を支え、地域のインフラを守り抜くことを大事にしています。地域の人々の生活を支えるとともに地域を盛り上げることができると思いましたし、事業の規模が大きいことも決め手の一つでした。採用選考では、第一志望だったリョービツアーズで「本当にここで働きたいの?」と真剣に質問されたことが印象に残っています。でもそれが第二志望だったフェリーへ本気を出すきっかけになり、面接では笑い話にもなりました。この経験が、今の自分につながっています。

両備グループ研修から繁忙期へ。幅広い業務に驚きながら迎えた船出

入社後は、両備グループの新入社員研修と両備ホールディングスの新入社員研修が合わせて3週間弱あり、研修が終わるとすぐに現場への配属が待っていました。 その後、国際両備フェリーの岡山航路部に配属されたのですが、実はそのタイミングが繁忙期の直前だったこともあり 、ゴールデンウィークまでに即戦力として動けるよう、かなり集中的に仕事を覚えていく日々でした。 窓口や券売機の対応、車の整理など、実務を通じて一つひとつ身につけていった記憶があります。

正直なところ、入社前は国際両備フェリーで何をするのか全く分かっていませんでした。実際に働き始めてその業務の幅広さに驚いたんです。窓口などでのお客さま対応や勤怠管理、売店の請求書の処理、イベント運営の補助など、本当にさまざまな仕事を経験させてもらっています。最近ではインスタグラムの運営などの広報系の仕事も担当するようになりました。日々新鮮な気持ちで仕事に取り組めています。

もう一つ驚いたのが、職場の雰囲気です。想像していたよりもずっと緩やかで、風通しの良い環境だったんです。この雰囲気のおかげで、分からないことがあれば気軽に先輩に質問できますし、新しい挑戦もしやすい。入社後から現在まで同じ岡山航路部で働き続けていますが、業務の多様性と職場の温かさが、日々の成長を支えてくれていると感じています。

現場での挑戦と成長、イベント企画から学んだこと

現在私が所属している岡山航路部は、新岡山港から小豆島の土庄港を結ぶフェリーの運航を担当しています。部署のミッションは、海上運送のプロフェッショナルとして安全安心な船旅を提供すること、そして次世代の船舶職員の育成、さらにホスピタリティで顧客満足度を向上させることです。

これまでの仕事の中で、最も印象に残っているのは、何度も開催している定番イベントの港のマルシェで、ハロウィーンイベントのために仮装をしたスタッフがお菓子を配る企画があったのですが、私は「子どもだけでなく大人も対象にしてはどうか」と提案しました。その意見が採用され、実際に大人の方からも大好評で、子ども以上に喜んでいる姿を見たときは本当に嬉しかったです。自分の意見が形になり、多くの人に喜んでもらえたことは大きなやりがいになりました。

一方で、失敗や苦労もありました。とくに入社当初は、仕事の優先順位を考えずにやってしまう癖があり、期日を守れなかったり、仕事を忘れてしまったりすることがありました。この失敗から学んだのは、計画的に仕事を進めることの重要性です。現在はToDoリストやカレンダーを活用して、優先順位をつけながら業務を進めるようにしています。

学生時代と比べて成長したと感じるのは、人やAIに頼る能力が身についたことです。わからないままでいるよりも、素直に聞いたほうが何倍も速いということに気づきました。自分ひとりでやりきるのではなく、周りの力を借りることで、仕事の質もスピードも格段に向上したと実感しています。

チームでの挑戦と、地域を盛り上げる未来へ

短期的な目標として、まずSNS運用をもっと活発に行ない、利用者増に貢献したいと考えています。 現状は個人で運用する形なのですが、これをチームでの運用に変えていきたいんです。一人ではできない企画などで認知度を高めていけたらと思います。また、新入社員の指導員に任命されたので、しっかりと指導をしていい先輩になりたいですね。年が近いこともあるので親身になって、一緒に学んでいくような気持ちで取り組んでいくつもりです。

中長期的には、広報だけでなく、データを活用した視点から企画を立案できるようになりたいです。そのために現在、集めているアンケートデータを簡単に集計・分析できる仕組みづくりに取り組んでいます。広報以外では、地域を盛り上げることのできる仕事にも興味があって、イベントクルーズなどの企画・運営にも挑戦してみたいですね。将来的には、誰からも慕われる人間になりたいと思っています。

これから入社する後輩たちには、楽しく働こう!と伝えたいです。ぜひ自分の意見を持って、積極的に発信してほしいです。国際両備フェリーは社員一人ひとりが意見を出し合うことのできる活発な職場で、会社の垣根を越えたグループ内での交流も多く、日々が新鮮なことばかりです。自分から行動できる人、そして地方創生などに興味がある人には、きっとやりがいを感じられる環境だと思います。

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