「忠恕」を胸に、お客さまの特別な時間を支える。観光バスで見つけた、働く喜びと成長

ニッコー観光バス株式会社
  • 総合職
  • 2024年度入社
リーダー経験と地理への興味が導いた、観光・交通業界への道

私が大学に入学したのは2020年、新型コロナウイルス感染症が流行し始めた年でした。オンライン授業が中心となり、思うように友人や知り合いができずにいました。そんな中、対面授業や対面事業が開催される機会が増えてきたので、友人を増やそうと学生会執行委員会に入ることにしました。リーダー経験があまりなかったこともあり、あえて委員長に立候補し、選挙で当選することができました。

委員長として取り組んだ大きな活動が、キッチンカーの誘致です。通っていたキャンパスの唯一の学食が新型コロナウイルス感染症の影響で撤退してしまっていたのです。初めての委員長業務で、最初は何をすべきか分からず、自分一人ですべてを動かそうとしてしまいました。その結果、仕事の分担や連絡にミスが多く発生してしまいました。しかし次第に、委員長の役割はすべてを自分でやることではなく、適切に役割分担をし、必要な時に顔を出して仕事を進めていくことだと理解するようになりました。誘致に成功した際には拍手が上がり、この経験からチームをまとめる立場として周囲と協力し目標を達成する力が身につきました。

両備グループの経営理念と現場経験が支える、総合職としての成長の軌跡

就職活動では、こうした経験と自分の興味を活かせる仕事を探しました。大学では観光学部観光学科国際交通マーケティングゼミに所属し、観光に関することやアジアのハブ空港について研究を行っていました。また、子どものころから地理が得意だったこともあり、学んだことを活かせる観光や交通に関する仕事を軸に就職活動を進めていきました。交通業界では物流方面も検討しましたが、基本的には観光と交通を中心に企業を探していました。

そんな中で出会ったのがニッコー観光バスでした。観光と羽田空港関連の特定輸送という2本柱で安定している印象を持ちました。特に、Grace dreamerとAmpiezzaという2台の特別車両を保有している点が魅力的に感じられました。他のバス会社と明確な差別化が図られていること、そして広島県で育った私にとって、両備グループが身近な存在だったことも大きな要因でした。グループ内にさまざまな会社があり、協力関係を築いていることにも魅力を感じました。さらに、借り上げ社宅制度によって安価で都内に住め、通勤に苦労せずに済むという点も入社の決め手となりました。

採用選考の過程でとくに印象に残っているのは、一次面接とその前の面談です。定期的にLINEなどで気にかけてくださり、非常に手厚いサポートを感じました。最終選考では、前半は通常の面接でしたが、後半では趣味や好きなこと、観光や旅行に関する質問をしていただき、自分のことを存分に出すことができました。仕事のことだけでなく、そういった話もできる環境なのだと感じ、入社への期待が高まりました。

入社後、最初の2週間は両備グループで合同研修が岡山でありました。研修や入社式で学んだ両備グループの経営理念や考え方は、現在の仕事での判断に大きく役立っています。特に忠恕の意味である「まごころからの思いやり」は、日々の業務における判断基準として、私の中に深く根付いています。

その後、ニッコー観光バスの千住営業所に配属され、主に観光バスの事業を行う営業所で、点呼や運行資料の準備、金庫の管理など業務を指導担当者の方から丁寧に教えていただきました。

運行の安全を守る資料作成と、修学旅行生の笑顔がやりがいに

現在私は営業部に所属しており、主に運行指示書の作成と確認を担当しています。運行指示書は運転手が実際に持っていく資料ですので、必要な情報を見やすく、正確にまとめることが重要です。加えて、情報セキュリティ管理者としてIT機器の設定や管理も行っています。

仕事の中でとくに成功体験として印象に残っているのは、運行資料の準備を進める中で不審な点や危険な箇所を確認し、事前にトラブルを防げたことです。例えば、現在進行形で首都高のETC専用工事が行われており、各入口が1カ月から2カ月程度閉鎖されています。こうした情報を運行指示書に記載することで、実際に現地に行ってから首都高に乗れないという事態を防いでいます。また、道幅が狭い場所など運転上危険な箇所を事前に記載し、帰ってきた運転手にヒアリングを行うこともあります。

一方で失敗から学んだこともあります。情報セキュリティ管理者としてハードディスクからクラウドへの移行作業を進めていた際、作業内容の周りへの共有や起こりうる問題の確認が不十分で、対応が必要な方への連絡が当日になってしまい、私への問い合わせが殺到してしまいました。この経験から、事前にマニュアルを準備し、段取りをまとめて早めに分かりやすく伝えることの大切さを学びました。

最近は、運行指示書の作成を通じて地理的な知識、特に各観光地に関する知識が大きく増えたことに成長を感じています。もともと地理には自信があったのですが、知らない観光地も多数あり、それらをどんどん覚えて地図を作るなどして自分の中で蓄積していくことで、観光地に関する知識が身についたと感じています。そして何より、東京駅や羽田空港でお客さまをお出迎えする場面で、修学旅行生が楽しそうにバスに乗り込んでいく姿を見たとき、この仕事をしていて本当に良かったと心から思います。

多様性を支える環境づくりと、お客さまの特別な瞬間を支えたい

短期的な目標として、私が今挑戦したいと考えているのは、若い世代がバス業界に定着できる環境を作ることです。バス業界全体が抱える課題でもあるのですが、運転手も総合職も、若い世代の社員が減少傾向なのが現状です。だからこそ、若い世代が安定して働ける環境を構築していきたいと強く思っています。 中長期的には、やっぱりバス会社に勤めていますので、いつかバスの運転免許も取ってみたいと考えています。バスの運転を実現してみることで、わかることもあると思うんです。また、現在はまだまだそういった力はないですが、いつかは営業所長であったり、経営層として会社のことを考えていくような立場になっていきたいと考えています。

観光バスという仕事は、お客さまの非日常や幸せな瞬間を支える仕事です。 羽田空港の輸送に関しても、空港を利用するという特別な体験を支える仕事になりますので、そういったことを支えていきたいなと感じていただける方に入社していただきたいですね。入社前や選考中に関しては、不安なこともあると思いますが、実際入社していますと、いろんなことを皆さんに教えていただけますし、業務の方もどんどん覚えていくことができると思います。あまり心配なさらず、受けていただきたいなと思います。運輸業でありますので、まずは安全を取るということ、また両備グループの方針でもあります忠恕、思いやりを持った考え方を持つというのは、働く上で大切にしていただきたいなと思います。

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