地元に戻り、なくてはならない企業で地方創生に挑む理由
- 総合職
- 2025年入社
GX戦略の最前線
所属している部署は、グループ全体が掲げる「8つの新・3カ年経営ミッション」の中でも、特に「地方創生とサスティナブルな社会の実現への貢献」という大きな使命を担う部門です。私たちのミッションは二つの側面があります。一つは脱炭素推進という「守り」の取り組み。もう一つは、持続可能で新たな収益の柱となる事業を創出する「攻め」の取り組みです。この二つを同時に進めながら、グループ各社と協働して地域社会に貢献していくことが求められています。
日々の業務としては、社員への脱炭素意識の浸透を図る研修の企画・実施、そして各社を巻き込んだ新規事業の検討が中心です。また、県内企業さまに対する脱炭素コンサルティングも行っており、外部のお客様と直接向き合う機会も多くあります。前職でのエネルギー業界の経験を活かして、エネルギーを中心とした事業戦略の立案に主に携わっています。プロジェクトの伴走やマネジメントも担当し、グループ各社の担当者を巻き込みながら、会社間の調整役も果たしています。
この仕事で私が何よりも大事にしているのは、社会課題の解決と企業の持続性を両立させるという視点です。GXやサスティナビリティに取り組む上で、この両立こそが本質だと考えています。そのうえでまず第一に心がけているのは、グループ各社との丁寧な対話です。現場の声を直接聞き、地域の実態と各社の課題を正しく理解することを出発点にしています。次に重視しているのは、データに基づく客観的な判断です。特に脱炭素のような成果が見えにくい分野では、感覚ではなく事実ベースで議論することを徹底しています。そして最終的には、地元岡山の課題解決を前提に、両備の事業も持続するというWin-Winの形を構想し、理念で終わらせず事業として実証・実装することを目標にしています。やりがいを感じるのは、社員一人ひとりのアイディアを具体的な形として実現できたときです。一方で、事業を創ることは想像以上に難しく、スピード感をもって進めることの難しさも日々実感しています。
私は県外のエネルギー業界の会社で、法人のお客さまに対する営業を担当していました。主に脱炭素をテーマにしたソリューション営業で、太陽光発電や設備改修などの提案・支援を行う日々でした。また、営業担当者の支援業務にも携わり、ツール類の整備やホームページの拡充といった営業活動を支える仕組みづくりにも取り組んでいました。
そうした営業活動を続ける中で、私はあることに気づきました。お客さまと向き合う中で見えてきたのは、多くの企業にとって「サスティナビリティはコストや負担にしかなっていない」という現実でした。脱炭素への取り組みは、リスク回避のための義務的な対応として捉えられているケースが多く、この経験は私の中でターニングポイントとなりました。サスティナビリティの時代において、環境への取り組みは義務やコストではなく、市場の機会として捉えるべきだ。そして、そうした事業推進を率先して行いたい。そんな思いが芽生えてきたのです。
様々な理由が重なったこともあり、私は地元岡山に戻ることを決めました。長く住んだ地を離れること、当時の同僚や職場の方々と離れることには正直寂しさもありました。しかし、私はこの機会を前向きに捉え、自身の成長につなげようと考え、転職先を探す中で、明確な軸が見えてきました。地元岡山の社会課題解決に貢献したい。なくてはならない事業運営に携わりたい。そんな想いが日に日に強くなっていったのです。
両備グループと出会ったとき、ここだと直感しました。岡山県で関わったことがない人はいないと言えるほど事業領域の広い会社で、岡山の方々の生活になくてはならない企業だからこそ、事業を継続していくためのサスティナビリティの取組の重要性を強く感じました。現部署の方や役員の方とお話をする中で、その熱意も感じ、ここで働きたいという思いは確信に変わりました。私の前職での経験と、岡山への想い、そして持続可能な未来への情熱が、ここなら活かせると信じて、新たな一歩を踏み出すことを決めたのです。
入社後まだ短い期間ではありますが、最も印象に残っているのは、脱炭素・環境保護アイデアコンテストの実行です。グループ各社の方々から寄せられたアイデアをもとに、各社・各部署を巻き込んで実行に移すことができました。家庭で眠っているランドセルを海外に寄付する取組や、地域の子どもたちへの電車を使った環境教育、公共交通利用を促進する仕組みなど、本当に幅広いアイデアを形にできています。アイデアを実際に実行まで移せたこと、そして自分たちだけで行うのではなく、他部署・関連するグループ内の企業・担当者を巻き込み、皆で推進し形にすることができたことに大きな達成感を感じました。
もちろん、すべてが順調だったわけではありません。グループの各担当の方やCOOと話す中で、なかなか議論・取り組みが進まないこともありました。現状の課題認識やスケジュール管理、取り組みについての共通認識を持つことが重要だと痛感しました。この経験から学んだのは、何度もコミュニケーションを重ね、しっかりと取組の重要性・必要性を認識共有することの大切さです。自分にできること・相手にお願いしたいことを整理して一緒に進める、伴走するよう心がけるようになりました。
こうした経験を通じて、自分自身の成長も実感しています。社内の様々なデータを分析・資料化して説明する力、お客さまだけでなく、自社内・グループ会社・他企業の方とも多くコミュニケーションをとり巻き込んでプロジェクトを進める力。こういった巻き込み力・コミュニケーションの部分は確実に成長していると感じます。前職での営業経験で学んだ「生の声」の重要性は今も変わらず、できれば直接コミュニケーションをとる、メールで終わらせずなるべく対面・WEB面談でお話をお聞きするようにしています。
最も大きく変化したと感じるのは、生成AIも活用しつつ、積極的に自分の意見をまとめ提案するようになったことです。営業をしていた際は、相手のニーズに合わせ提案できるものがある程度固まっていましたが、今は新規事業を考える必要があり、自分でアイデアを生み出さなければなりません。社会課題・自社のアセット・巻き込むもの含め、様々な情報をキャッチアップし、各社と一緒に企画を考える経験は、自分を成長させ、変化させていると実感しています。
―持続可能な岡山のために挑戦し続けたい
短期的には、サステナビリティの軸で収益を生み出せるような事業を各社と連携しながら作り上げることに挑戦したいと考えています。両備グループには幅広い事業があり、それぞれに専門性を持った人材がいます。その強みを活かして、グループ全体でシナジーを生み出しながら、持続可能な事業モデルを構築していきたいです。そしてそれを対外的にしっかりと発信していくことで、地域や社会に対する価値を示していきたいと思っています。
中長期的には、自社だけでなく地域を巻き込んだ地方創生に資する事業の創出を目指しています。大好きな地元岡山をより住みよい街に、より若者が働きたいと思える街にすることが私の目標です。そのために、両備グループの持続性を担保しながら、地域の課題解決に貢献できる事業を生み出していきたいと考えています。そのための準備として、スタートアップを含む社外の方々との積極的な交流や、グループ内の方々との密なコミュニケーションを心がけています。SXやGXなど市場の動向や世の中の潮流をキャッチアップするため、日々関連ニュースを確認し、インプットを増やす努力も続けています。
新規事業創出に挑戦する中で困難に直面したときは、自分一人では何もできないと認識しています。社内外の色々な知見のある人の力を借りて、打開策を検討していきたいです。両備グループのCSOやCOOを含む経営層の方々は、その考え方やモノの捉え方に共感することが多く、ロールモデルとして尊敬しています。こんな風になりたい、といつも思わされています。
最後に、両備グループで働くことを検討している方へ。一緒に納得がいくまで議論し、地方創生・新規事業創出に熱をもって取り組める方とお仕事がしたいです。変化の中で様々なことに挑戦できる好奇心を持った方なら、きっとここで活躍できると思います。一緒に岡山を、地域をよりよくするために働ける人をぜひお待ちしています!
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