-
グループCEOメッセージ
井笠鉄道破綻から明らかになった政策課題-パート2-雇用確保の問題が発生-
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 今回のような、自己破綻に伴う路線廃止では、退職金債務や賃金の不払い分など、多額の債務の関係上、そのまま雇用を引き継ぐことが出来ず、路線廃止に伴う解雇を経て、路線再建をする会社が新たに新規雇用をせざるを得ない。 従って、 破綻が分かった段階から、権利行使で有給を消化しようとする乗務員が多発して、それ以後のダイヤが組めなくなる事態が発生している。 この残り有給消化の救済をどのようにして、破綻までの間、勤務を継続する気になる政策措置をするか。 救済に入... -
グループCEOメッセージ
井笠バスカンパニー出発、進行!
中国バス社長 小嶋光信 100年の歴史を持った井笠鉄道に代わって、今日から中国バス・井笠バスカンパニーが井笠地域と福山地域の生活路線を担当させて頂きます。昨日まで地域の足を担ってきた井笠鉄道に対して、この厳しい地域環境のバス路線を守ってこられたことに敬意を表しますとともに、引き継いだ路線を間違いなく、安全に、地域の皆さんに安心してご利用いただけるよう、粉骨砕身頑張ります! この10月12日に全国で初めてのケースで井笠鉄道さんの破綻が発表され、わずか19日後の10月31日にバス路線廃止とい... -
グループCEOメッセージ
倉敷両備タクシーセンター開業!
両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 素晴らしい秋晴れの下、倉敷両備タクシーセンターが10月26日開業しました。 思えばまだ30歳代半ば、旧両備運輸の常務時代に、両備タクシーも倉敷に進出をと大きな期待で、当時経営の悪い、また評判の悪い地元のタクシー会社の再生を請け負って、M&Aをしました。これが、現在の両備ホールディングス(株)両備タクシーカンパニー倉敷営業所の前身で、歴史ある岡山交通㈱倉敷営業所と良いライバル関係で今日まで来ました。 時代も移り、競争から競創(私の造語で、お互いに... -
グループCEOメッセージ
第2回「こども夢二新聞」表彰式
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 昨年、第1回こども夢二新聞の募集と表彰式を催行しましたが、今年も第2回目の募集をしたところ大勢の皆さんに応募いただけました。特に夢二の生誕地である邑久町の邑久小学校では、学校をあげて取り組んで下さって、郷土愛を育てる、すばらしい取り組みと感謝しています。 当館初代館長の故・松田基さんは、美術館名を命名するにあたり、「夢二郷土美術館」と敢えて「郷土」の2文字を入れました。勿論、夢二が生まれ、その少年期を過ごし、生涯を通してこよなく愛した生まれ故郷... -
グループCEOメッセージ
大槌町命拾いから両備観光バス贈呈がお役に!
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 東日本大震災で甚大な災害に見舞われ、町長までが被災して行政が麻痺し、復興に大きな困難をきたした岩手県上閉伊郡大槌町の、㈲城山観光専務取締役、松橋明さんが観光バスを差し上げたお礼に会社を訪問してくれました。 私は、昨年の3月11日、東京八重洲のビルで講演後に、東日本大震災の本当に気味の悪い長く激しい大地震を経験しました。更に大津波と福島原発事故を目の当たりにし、何か被災地の皆さんにお役に立つ両備らしい救援をということで、現地へ出向く岡山県医師会、医... -
グループCEOメッセージ
井笠鉄道破綻から明らかになった政策課題
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 今回の井笠鉄道の破綻で分かったことは、現状このようなケースに対応できるような法律では無く、また行政的手だてが乏しく、対応が難しいということだ。 すなわち、 路線廃止は6か月前に申請ということだが、そもそも6か月前に倒産を予想するということは無理だし、また分かっていても申請すればすぐに燃料や修理が止まるし、肝心な運転手さんたちは我勝ちに退職金や有給消化を求めて辞めてしまって、運行継続が出来なくなる。6か月前というのは健全な企業が一部の路線廃止の時... -
グループCEOメッセージ
高島屋グループと新リフォーム事業ブランド「ふぁーすと暮らす」で業務提携
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 このたび高島屋グループと両備グループで新高級リフォーム事業ブランドの「ふぁーすと暮らす」の業務提携をすることになり、10月17日調印式をしました。 高島屋は、高島屋工作所(現在:高島屋スペースクリエイツ=TSC)の時代から高級家具のデザイン、製造と施工まで一貫したインテリアの提供をしており、これが高島屋の特徴の一つでした。ところが家具のフロアーは倉庫みたいなもので、商品の回転が悪いので、どんどんスペース効率が悪く縮小されてきました。これはどこの百... -
グループCEOメッセージ
全国初「鉄道の日フェア」でのJR日本岡山支社と両備グループの自社バンドの競演
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 JR岡山支社と岡山電気軌道との共催で、10月14日の「鉄道の日フェア」が岡山駅広場と岡電東山車庫で行われました。 その記念に、JR西日本岡山支社の自社バンド「マリンライナーズ」と、両備グループ公式バンド「オルケスタ・デ・ブルースプリングス」による全国初の競演が行われ、共に負けず劣らずの演奏を披露してくれました。聴衆の皆さんもレベルの高さに驚いたり喜んだりの喝采で、私も思わず拍手とともに「ヤンヤ、ヤンヤ」とかけ声をかけました。 特に、両バンドの合同演奏は今... -
グループCEOメッセージ
公益法人になって第一回目の両備檉園記念財団研究助成金贈呈式
(公)両備檉園記念財団 理事長 小嶋光信 昭和47年に、ヤクの研究から始まった両備檉(てい)園記念財団が、今までの活動の公益性が認められて、この10月1日に公益法人になりました。まさにこの34回目の贈呈式が、記念すべき公益法人としての贈呈式の第一回目となったわけで、受賞された皆様に心からお祝いを申し上げます。 財団の名前の由来である両備檉(てい)園のていという字(木へんに聖)は中国の柳の一種で、創業者の松田与三郎翁が、どんなに大風や嵐でも、しなやかに折れず、時の流れにしぶとく生き... -
グループCEOメッセージ
世界唯一!ドリームスリーパー、夢を乗せて初運行
中国バス 社長 小嶋光信 昨晩は、本当に蒸し暑い晩でしたが、弊社開発のドリームスリーパーの初運行に際し、多くのご来賓にお出でいただき、盛大に初運行セレモニーが出来たことに、大変に感謝です。 暑い晩に、熱き想いで開発したドリームスリーパーの初運行が出来て、本当に幸せな気持ちになりました。出発までの短い時間でしたが、ご来賓の皆さんやマスコミの方々に実際に乗っていただいた際、みなさんの何とも嬉しそうな、ちょっとウキウキしている気持ちが伝わってきました。 夢のある、お客様本位のグッスリ... -
グループCEOメッセージ
世界唯一!癒やしの移動空間 『DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)』登場
中国バス 社長 小嶋光信 今までにない、日本一、世界一のグッスリ眠りながら移動できる空間を創ろうというコンセプトで弊社を中心に開発をしていた高速乗合バス「ドリームスリーパー号」が完成しました。 今までの高速乗合バスは、4列シートから3列シートにする、カーテン等の工夫で個室感覚にする、内装を豪華にするなど、基本的にはバスのハード面の改良でした。快適性の違いはあっても、A地点からB地点に移動するということに大きな違いは無く、勢い運賃勝負の様相が強くなったのです。 運賃競争に拍車をかけ... -
グループCEOメッセージ
ニタマ駅長が初の主役公式行事 – 和歌山信愛女子短大生がいちご電車に座布団を寄贈 –
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 ニタマ駅長が岡山から転勤して、伊太祈曽駅の駅長兼貴志駅長代行に就任以来、たま駅長の補佐として出席した行事は結構ありますが、この度は伊太祈曽駅長として、初めて公式行事の主役を務めました。 初主役の行事は、沿線にある和歌山信愛女子短期大学のインテリアデザインを学ぶ学生さんたちが、いちご電車のために丹精込めて手作りしてくれたイチゴ柄の座布団の授与式です。主役になったいきさつは、和歌山信愛女子短期大学からの寄贈が、和歌山電鐵の本社である伊太祈曽駅になったこ... -
グループCEOメッセージ
両備グループの創立記念日に想う-精神的バックボーンこそが両備グループの強さである-
両備グループ代表:CEO 小嶋光信 両備グループの創立記念日は、西大寺鉄道の創業日である7月31日であり、この日には臨済宗妙心寺派の曹源寺で、原田ご住職はじめ禅僧のみなさんの凛とした読経で両備労使が物故役員・社員の慰霊をし、その後特別両備会(グループ各社のCOOが集まる全体会議)を行なうことが恒例になっています。 物故社員の慰霊は分かりますが、両備グループ全社の月一回行なわれる経営戦略会議である両備会を何故この日は禅寺で行なうのか不思議に思うかもしれません。 曹源寺は池田綱政公が津... -
グループCEOメッセージ
今キラリ、未来もKiraRi!
両備グループ 代表:CEO 小嶋光信 女性の時代と言われて久しいし、購買力の多くは女性の決定権に委ねられるように市場環境は大きく変化していますが、会社の管理者層には、依然として女性の登用が少なく、今後の日本の企業社会の大きな課題です。 両備グループのネクスト100年の経営は,大企業並みの企業力、経営力、管理力を中小企業並みのコストと効率でこの3年間で作り込んでいくことが目標です。 大企業、中小企業という分け方では、両備グループは大企業の範疇に入ってしまいますが、両備グループの一社... -
グループCEOメッセージ
「路面電車運転士養成講座」を開設!
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 岡電運行開始100周年の記念事業として、路面電車の運転士養成事業を全国で初めて行なうことにしました。 LRT事業の普及のため、また運転士の採用や補充のために、現在のシステムですと、路面電車各社は社員として採用して教育して国家試験を受けて、運転技術を習得して正式に運転士になるまでに1年前後を要してしまいます。運転士が不足して、1年もかかって養成していたのではとても急な対応に間に合いませんし、各社大変苦労しているのが実態です。 従って、運転士養成の教習所... -
グループCEOメッセージ
信楽高原鉄道苦難の25周年にエール! – 狸の信楽焼き駅長と甲賀「忍たま」で夢ある再生を –
両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 信楽高原鉄道の25周年記念講演を頼まれて、「たま駅長にみる ローカル線の再生」という演題で約一時間講演をしてきました。その時のレジュメをPDFでつけておきますのでご覧ください。 >>レジュメPDFダウンロード 皆さん大変熱心に聞いてくださり、また甲賀市の中嶋市長も最後までお聞きいただいて恐縮しています。それほど信楽地域の皆さんや甲賀市民にとって大事な鉄道線であるということを、話していてヒシヒシと感じました。 21年前の信楽高原鉄道の悲惨な大事故を今も重... -
グループCEOメッセージ
「おかでん」と親しまれて100年、まちづくりと共にネクスト100年!
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 1910年に創業し、1911年に路面電車の運行を開始した岡山電気軌道は、「おかでん」「岡電」と市民の皆さん、利用客の皆さんに親しまれて100年、振り返れば輝かしい、また苦難を乗り越えて逞しく生き抜いてきた100年でした。 岡電独自の苦難は次の二つです。 1. 岡山市の市内交通を預かる岡電と、いわゆる郊外バスとの全国稀にみる競合の歴史 全国のほとんどの地域では、戦時中の公共交通の統合によって一社かもしくは二社に整理されましたが、岡山では統合寸前に第2次世界大戦の敗戦... -
グループCEOメッセージ
岡電3000形「おしゃれ電車」が日光へ里帰り
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 宇都宮車両で製造され、昭和28年生まれの岡電3000形は、東武鉄道日光軌道線から譲渡を受けて、昭和44年から岡山市内を走り始めました。平成20年から昨年夏までは、水色に赤、白、茶色のタータンチェックで「おしゃれ電車」として運行されていましたが、創立100周年記念でMOMO2が誕生したことで、現役を引退することになりました。 さてこの電車をどうするか、廃車にするのは可愛そうなので、新たな余生を送る譲渡先を本年5月5日の運行開始100周年で公募をしたところ、多くのお申し出が... -
グループCEOメッセージ
インド・プネ市のLRT整備事業のアドバイザーとして参画
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 2010年5月に両備グループは「エコ公共交通大国おかやま構想」を発表し、次世代の都市環境、生活環境、温暖化対策や高齢化対応のソリューションとしてLRTと電気バスによる都市交通システムを発表しましたが、この構想の方向性を活かせるインド・プネ市におけるLRTによる「エコ・シティ構想」の中で、コンサル事業のアドバイザーとして一員に選ばれることになりました。 国際協力機構(JICA)は、官民連携型(PPP)インフラ事業に関して、2011年度2回目の「協力準備調査(PPP)」... -
グループCEOメッセージ
社団法人中国地域ニュービジネス協議会 第20回中国地域ニュービジネス優秀賞受賞
両備ホールディングス 社長 松田 久 両備の植物工場「やさい蔵」が中国地域ニュービジネス優秀賞を受賞しました。事業として立ち上げて3年目を迎えますが創業100周年からネクスト100年に挑戦している両備グループとして新事業分野が評価された事は大変有り難く感謝申し上げます。 植物工場「やさい蔵」の開発は、経済産業省の植物工場普及のための啓発活動の補助事業として採択されたことに始まり、両備グループの製造部門、ソレックス(株)による物づくりの知恵を中心に取り組んだ研究・開発が見事に実...


