Message代表メッセージ

2012.05.05

世界初!エコポニーのたまルン牧場が岡山高島屋に開設!

両備グループ代表:CEO
小嶋光信

百貨店の屋上は、私が子供の頃は楽しい遊園地や動物のいるテーマパークでした。母にとって屋上遊園地は、託児所代わりに子供を遊ばせておいて、楽しい買い物が出来る素晴らしい仕組みでした。日本橋高島屋で、1~2時間母は久しぶりに子供から解放されて、楽しみな買い物を一人で堪能して戻ってきました。そのころ私は遊びの佳境で、「もう少し遊ぶ!」とダダをこねますが、「美味しいお子さまランチを食べよう!」と誘われると、これは大変なご馳走にありつけると母のもとに走り寄ったものです。日の丸(高島屋の旗?)の立った楽しいお子さまランチとジュースを飲んで、ご機嫌になって、また屋上で遊ぼう とすると、「下のおもちゃ売場でおもちゃ買ってあげるから」の一言。これが楽しい楽しい百貨店として母との買い物の思い出となっているのです。だから今でも何の用事がなくても楽しい思い出の百貨店にフラッと入ってしまいます。

ところが、屋上だけでは売上げは少なく、コストばかりで儲からなかったのでしょう、全国的にほとんど屋上遊園地はなくなってしまったのです。
ですから、今の子供たちには百貨店での楽しい思い出はほとんどありません。楽しい思い出が無いので、百貨店の見込み客の年齢になっても、百貨店には戻ってこないのです。
岡山高島屋と両備グループの提携で、まず屋上に昔のような賑わいを取り戻したいと思いました。岡山市内中心部には子供の遊ぶところがほとんどないし、子供連れのお母さんも安心して子供から離れて買い物ができないのです。
それでこしらえたのが可愛いたまルンランドですが、更に楽しくするために今年は牧場を創ろうと思ったのです。でも本当の動物は大変なので、昨年岡山高島屋のおもちゃ売場でエコポニーを販売しているのを発見して、ピンと来ました。これが凄く可愛いし、子供が乗って遊べて、値段も2万円以下でおじいちゃん、おばあちゃんの孫へのプレゼントにうってつけだったのです。

たまルン牧場を創ると言ったら、松田専務がエコポニーの馬太郎をプレゼントしてくれました。本当に気前が良い専務です。約半年間私の会長室において、毎日眺めたり、乗ってみたりしましたが飽きないのです。ますます可愛く思えるようになったので、肥塚社長にエコポニーによるたまルン牧場を創ろうと提案して、この5月3日に栗毛と鼠色とシマウマの10頭でオ-プンしました。
エコポニーは馬草も要りませんし、馬糞の掃除も要りません。凄くよい子です。
乗り方も簡単で、乗馬の軽早足のように上下に体重をかけると、スイスイと前に走ります。子供も楽しく遊べて、その上足腰の良い運動になります。
今日はオ-プンを記念してダービーをしました。ファンファーレの音とともに子供たちが本当に上手に乗りこなしてくれました。その後無料での一般公開で、子供たちがみんな素晴らしい騎手に変身して、親子の楽しい歓声が聞こえてきました。

乗馬の終わったちびっ子たちは、やはり子どもの日連休の特別企画である無料の岡山電気軌道のミニトレインに乗って上機嫌でした。
是非皆様もお誘い合わせの上、ちびっ子たちと楽しい思い出を岡山高島屋で創ってください。今年もビアガーデンは子供連れで楽しめます。

両備グループ
両備ホールディングス
岡山タカシマヤ

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