本格参入のEV事業ほか
トレーラー、ロボット関連事業開発生産など
最先端の技術開発を担う基幹工場として11月より本格稼働
両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市北区錦町、代表取締役社長:松田敏之)の両備テクノモビリティーカンパニー(社内カンパニー、所在地:岡山県岡山市南区西市、カンパニー長:木内直人)が岡山県加賀郡の吉備高原都市産業区に建設した新工場が完成し、2021年11月より本格稼働を開始しました。
新拠点となる吉備工場は基幹工場として、各種トレーラー、アシストユニット関連商品、ロボット関連商品、消滅型生ごみ処理機等の開発拠点となり、先日参入を発表したEV事業(2021年9月発表)も当工場で事業拡大を目指してまいります。
両備テクノモビリティーカンパニーでは、2017(平成29)年6月に稼働開始した、整備事業の主力工場である倉敷工場と、この製造・開発拠点となる吉備工場の両輪で、新たな技術開発を進めてまいります。
両備テクノモビリティーカンパニー吉備工場について
■概要
所在地:岡山県加賀郡吉備中央町湯山1300番8
敷地面積:17,054.76 ㎡(5,159.06 坪)
延床面積:6,592.89 ㎡(1,994.34 坪)
竣工:2021年5月
本格稼働:2021年11月
従業員数:50名
■新工場事業内容
トレーラー(レジャー用、多目的、農業用)の開発・製造、および新規事業の開発・製造
【新規事業一例】
ミズナル(消滅型生ごみ処理機)、アシストユニット関連商品(台車、カーゴアシストなど)、ロボット関連(UV-Cロボットなど)、EVコンバージョン
■新工場の目的
生産拠点としての技術開発と効率的な生産体制の構築を目指す基幹工場
・シナジー効果を狙い、技術開発を一拠点集中させ、ライン配置や作業工程、設備仕様など、基幹工場としての生産ラインを構築
・基幹工場としての機能強化と新たな生産設備・環境アイテムを採用
・工場内作業者の労働環境改善のための設備導入
■新規導入設備
自動溶接ロボット、アシスト機能付き配膳台車、プッシュブル型塗装ブース、生産販売統合管理システム、レーザー加工機 等
将来的に5G(ローカル)などの技術を取り入れIoT化を図ってまいります。
■両備テクノモビリティーカンパニーが目指すところ
1)両備グループに生産事業を確立する
2)トレーラー事業の新たな活用の場を創造し事業化する
3)整備士(130人)の力を活かした車両関連事業を立ち上げる
4)アシスト技術を活かし世の中に貢献できる商品開発を行う