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「良いとこどりの路線認可」の取り消しを求め
最高裁に上告しました両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 今回の東京高裁での裁判でも本来あるべき時代や社会情勢まで考慮した上での審理は一切なされず、一審の「原告適格なし」との判断を支持するということで、誠に遺憾な判決でした。 本件裁判は地方の生活交通の赤字路線維持を支えているほんの一部しかない黒字路線を狙い撃ちにした申請内容の、それも瑕疵のある認可の是非を問うものであり、これに対するかかる表面的な判決を看過すれば、必死に地域の生活路線を支えている地方交通事業者の今後の路線維持に極めて重大な影響を及... -
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国が地域公共交通維持に法制化!
-国の「良いとこどり路線認可」裁判で原告適格なし、は遺憾-両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 国は「バス新規参入に自治体意見=交通維持へ地域の声反映」ということで2020年の通常国会で地域公共交通活性化再生法の改正が行われることになりました。 しかし、一方で岡山市で起こった「良いとこどり路線認可」に対する高裁の判断は、「原告適格なし」となり、瑕疵のある異常な国の路線認可については審理が行われず結論が出されませんでした。地方公共交通の維持に重大な影響を及ぼすような不当な認可に対して、司法に判断を求めることすら認められないとする判決は大変遺... -
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旭川分流部改修を記念し「永忠堤」と命名しての説明看板設置!
―百間川の荒手の新愛称が説明板に正式記載される―(一社)岡山藩郡代 津田永忠顕彰会 会長 小嶋光信 2018年の西日本豪雨で、岡山市内の洪水を間一髪で回避できた旭川の放水路である百間川の功績は大きいものがあります。その百間川の改修を記念して、その取水口付近の岡山市中消防署の駐車場西側に説明看板が設置され、顕彰会が愛称として提案した「永忠堤」の名が掲載されました。 百間川は江戸時代の承応3(1654)年に旭川で起きた大洪水を契機に、岡山城やその城下町を洪水から守るために熊沢蕃山が考案した「川除の法」(荒手と呼ばれる堰を段階的に造って水... -
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両備タクシーセンター「みまもり通知タクシー」2月1日開始!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 両備グループ創立110周年記念事業として、少子高齢化時代にお役に立つ「みまもり通知タクシー」を、ご愛顧いただいているお客様への感謝の気持ちとして、2月1日より無料サービスにて開始します。 核家族化し、県内でも、また県外でも親子が別々の家に住んでいたり、一緒に住んでいても仕事のために病院などに一緒についていってあげられなかったりする中で、不安な気持ちを抱えられている方が多いと思います。 その送迎を両備タクシーセンターのタクシー406台に任せていただ... -
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快挙!トランスポートで45年間無事故社員現る!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 私が昭和49年に旧両備運輸(現両備トランスポート)に帰ってきて、ほぼ同じ時に乗務担当社員になってトラックを運転してくれていた佐藤哲郎さんが、何と45年間連続無事故を達成されて表彰を受けました。 30年間無事故が4名、25年間無事故5名、20年無事故6名と素晴らしい運転の達人が現れて、2020年の恒例の両備トランスポートの労使による無事故表彰式は驚きの連続でした。 私が帰ってきた頃の旧両備運輸のトラック部門は、事故の百貨店の如く、事故、事故、事故の毎日で、有責事... -
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国が地域公共交通維持に法制化!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 2020年1月6日付、官庁速報(iJAMP:インターネット版行政情報サービス) では、「バス新規参入に自治体意見=交通維持へ地域の声反映」ということで2020年の通常国会で地域公共交通活性化再生法と運送法の改正が行われることになりました。 地方の生活交通を何としてでも維持していきたいという思いで、平成30年(2018年)2月8日に赤字路線を支える黒字路線を狙い撃ちにした「良いとこどり」の路線進出に反対して31路線の廃止届を提出し、地方における公共交通の国の競争政策へ... -
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2020年年頭の辞
一流を目指し、次代を創る!両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 みなさん、明けましておめでとうございます。令和となって初めてのお正月をご家族の皆さんと楽しく過ごされたことと思います。 お蔭さまで、両備グループは1910年に西大寺鐵道として創業して以来、今年の7月31日に110年となります。2010年の100周年からこの10年間、「感謝の100年、思いやりでネクスト100年」を合言葉に、「忠恕=真心からの思いやり」を経営理念として事業を進めてきました。嬉しいことは、社会やお客様、仲間たちへの優しい思いやりや気配りが現場で活き活きと... -
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ニタマ電車のデザイン発表!
―貴志駅長就任5周年記念―和歌山電鐵 社長 小嶋光信 「世界的猫ブームの火付け役はたま駅長」であり、地方鉄道ブームの救世主である「たま駅長」が就任以来今日で13周年を迎えます。 2015年8月10日に二代目の貴志駅長になった「ニタマ駅長」も、二世駅長となって今年で5周年を迎えることを記念して「ニタマ電車」を建造することを決意しました。 再建を始めた2006年当時では92あった地方鉄道のうち70は営業廃止やむなしと思われていました。この存続不可能と思われた貴志川線を、赤字補助が主流の日本のやり方ではなく先進諸国で一般的な... -
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やっと岡山市とバス業者との地域交通のインターフェースが?!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 この11月に岡山市地域公共交通網形成協議会の第5回が開かれ、交通網形成計画のたたき台として 1.岡山市の路線バスの全体の収支率が84%で、市内193系統中81%の156系統が赤字で、赤字総額が7億円である。 2.収支率80%未満の赤字路線が廃止となれば、交通不便者数は全年齢で1.4倍の27万人に、高齢者は5.4万人が7.2万人に達する。 と初めて岡山市の公共交通網維持の問題点が把握され、「対策は待ったなし!!」と表明された。 やっとここまで来たかと感無量だ。思えば2018年2月に... -
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第13回貴志川線祭りに「メガたま駅長」登場!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 毎年恒例になっている「貴志川線祭り」に何と「メガたま駅長」が登場しました。 メガたま駅長は、猫人形作家 佐藤法雪(さとう ほうせつさん)が製作した人の大きさより大きなフェルト人形です。 これは、「風呂猫」(猫専門のカメラマンとして雑誌「ねこのきもち」表紙等に写真を提供する板東寛司氏の企画会社)が、2017年からホテル雅叙園東京の東京都指定有形文化財「百段階段」で、猫をテーマにした展覧会を開催しており、本年の催事の「猫都のアイドル展」に平成を代表する猫アイド... -
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2019年度U25活動第2期発表会で大きな成果!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 両備グループの幹部養成機関として通称「両備大学」といわれる経営管理基礎講座と「両備大学院」と自認している両備グループ青年重役会(JB)と女性青年重役会(WJB)があり、その登竜門としてU30という30歳未満とU25という25歳以下の若手社員の実践的教育プログラムがあります。 1泊2日の小豆島オーキドホテルでの研修の後、両備グループ4部門の皆さんが部門の垣根を越えたチーム編成で、両備グループの異業種交流を「忠恕の実践」をテーマに活動しています。 その第2回目の発... -
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RQC活動第7回発表会が熱心に開催!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 両備グループのTQC活動の歴史は長いのですが、活動が「発表のための発表」となり形骸化してしまい途中やめになっていました。しかし一部の皆さんから熱心な再開の願いがあり、また問題点解決や品質管理の現場で使える科学的分析ツールとしてはTQCくらい完成度が高く有効なものはないので再開を決意し、今年第7回目の発表会開催となりました。 6回の発表で、サービス部門で全国や中四国や岡山県で表彰されるチームが現れるなど、急速な進歩を遂げています。 参加4チームの発... -
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ワンダフルセトウチ+DISCOVER WEST連携協議会がグランプリ獲得!
―遂にツーリズムエキスポで旅のプロが選ぶブースグランプリ獲得―両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 「瀬戸内海を世界の観光地に」という松田敏之両備ホールディングス社長(両備グループプレジデント)の熱い願いが旅博から数えて6回目の【ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西】で「旅のプロが選ぶブースグランプリ」部門のグランプリを、「旅の愛好家が選ぶブースグランプリ」で準グランプリのダブル受賞で結実するとともに、瀬戸内海は大いに注目されるようになりました。 「The New York Times」の「“2019年行くべきデスティネーション」で、第7位に“Setouchi Islands”が日... -
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両備システムズを中心にしたICT部門の6社統合!
―西日本一、世界で競争できるICT企業を目指してー両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 両備グループは21世紀の経営発展のテーマを「AI、IoT,ロボット化」としていますが、その達成のためにその中心の一つであるICT部門8社のうち両備システムズを中心に6社を来年1月に統合し、2030年までに西日本トップの500億円の売り上げを目指します。 統合の目的は、人、モノ、金、情報を集約することによって経営力、管理力、技術力、営業力という企業力を強めることで、世界で急速に発展する情報社会に対応できるICT企業に変革することです。 ICTの案件は規模がドンドン大き... -
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嬉しい「こども夢二新聞」でのお母さんの言葉!
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 郷土岡山の若き夢二の「語り部」を育てるために小嶋ひろみ館長代理が「こども学芸員」と「こども夢二新聞」を企画運営していますが、この新聞も早や9回の表彰式になりました。 継続は力なりで、最初は玉石混交でしたが、今年の応募の102件は審査員が選ぶのに困る様な素晴らしい出来栄えで、大いに感心させられました。 館長賞は、楽しいクイズ形式のアイデア一杯の新しい切り口の作品で、山陽新聞社読者局局長賞は生誕135年の記念新聞らしい「NEW」な記事が満載で、思わず読んでしま... -
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話題華盛りの受賞者への贈呈式!
―第41回公益財団法人両備檉園(ていえん)記念財団―公益在団法人 両備檉園記念財団 理事長 小嶋光信 両備グループには文化の財団として(公財)両備文化振興財団と生物・科学や文化・芸術・教育やスポーツの発展に寄与しようという弊財団の二つがあります。 本日、第41回目となる(公財)両備檉園(ていえん)記念財団贈呈式で助成金額の総額が3億円を超えました。 失われた20年をものともせず、マイナス金利のなかどこの財団も運営に四苦八苦している中に、こうやって堅調に社会のお役に立てることに、毎年のことながら感謝しています。 そしてこの41回で奇跡のよ... -
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タイムリー企画 岡山髙島屋8階「ファミリーローズ」
週末金・土曜日「クラフト麦酒(ビア)ホール」開店
希少なクラフトビールが、2,200円で飲み放題岡山高島屋 会長 小嶋光信 (両備グループ 代表兼CEO) 昔懐かしい「ビアホール」を岡山高島屋にぜひ復活させたいということで5年越しに念願のオープンを果たすことが出来ました。 子どもも連れて遊べるビアガーデンとして10数年前日本で最初に岡山高島屋にオープンした「たまルンランド」のビアガーデンが大人気で、9月半ばまでオープンしていますが、秋からはビアガーデンが無いので、お客様から秋も、冬も、春もビールを飲みたいねという声をしょっちゅういただいておりました。 冬場はビアガーデンでは寒いので... -
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広島「ザ・グレース翠(みどり)町」起工!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 高級マンションの「グレース」シリーズの広島での第二弾を南区翠町で起工しました。 広島では高級マンションが少なく、グレースシリーズが広島の街にミジュアリー(ミドルクラス以上でラグジュアリーなライフスタイル)な皆様のご要望にきっとお応えできるということで、第一弾は昨年5月に広島市で最も高級住宅地として人気の高い幟町に「グレース幟町タワー」を完成させました。 広島での最初のグレースシリーズということで色々な面で苦労しましたが、現場の皆さんの頑張りと出来... -
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― 夢二生誕135年記念 ―
オシャレな「竹久夢二バースデイナイト」開催される!夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 2019(令和元)年9月16日、素晴らしい秋晴れに恵まれて、夢二生誕135年を記念したバースデイナイトが開催されました。まず、17時からアートカフェ夢二で立食パーティーがあり、続いて美術館本館の展示室で記念コンサートを鑑賞という催しでした。 5年前の夢二生誕130年を契機に、新しい夢二作品の発見や、竹久夢二学会の設立等と夢二の研究も進み、郷土岡山では夢二らしい美術館本館やカフェ、夢二生家記念館や少年山荘の改修も行なわれ、すべてが出来上がって令和最初の記念すべき... -
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― 岡山に世界遺産が誕生 ―
倉安川・百間川等が「世界かんがい施設遺産」に!(一社)岡山藩郡代 津田永忠顕彰会 代表理事 小嶋光信 「瓢箪から駒」と言いますが、世界文化遺産を目指していた津田永忠の土木遺産群の一部である倉安川と百間川が、「世界かんがい施設遺産」として令和元年9月4日に見事、世界遺産登録されました。 この快挙の原点は、元岡山県農林水産部長で(一財)岡山農山村地域研究所 代表理事の村上進通さんのアイデアで、昨年1月30日に来社されて倉安川を世界かんがい施設遺産に登録申請したいという提案から始まりました。 実はその時は「世界かんがい施設遺産」なるものが...