当館新収蔵作品「千代紙『きのこ』」を岡山で初公開
ギャラリートーク、ワークショップ、限定メニューなど関連イベントも
夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団)では、2023年6月6日(火)より「Taisyo Romantic Design-夢二のモダン×伝統デザイン-」と題した企画展を開催いたします。
本展では、夢二のスクラップブックから夢二デザインのイメージソースを辿るとともに、夢二式美人に応用された夢二デザインの形もご紹介します。また、夢二がアールヌーヴォーから影響を受けた作品の一つでこのたび当館新収蔵となった「千代紙『きのこ』」を初公開。令和の私たちが見ても胸高鳴る大正浪漫のデザインの数々をお楽しみください。
■夢二郷土美術館本館企画展「Taisyo Romantic Design-夢二のモダン×伝統デザイン-」概要
会期:2023年6月6日(火)~9月10日(日)
概要:竹久夢二(1884-1934)は大正浪漫を代表する詩人画家であり、デザイナーとして先駆的な役割を果たしたことが昨今特に注目されています。1914(大正3)年に東京の日本橋に開いた港屋絵草紙店には夢二がデザインした封筒や千代紙、木版画などが並び人気を集めます。夢二のデザインは雑貨だけでなく着物など日用品全般に見られ、人々の生活とともにありました。明治以降、異国からもたらされた絵画やデザインに関心を寄せていた夢二はそれらと日本の伝統文様とを融合し唯一無二のロマンティックなデザインを展開したのです。
本展では夢二のスクラップブックから夢二デザインのイメージソースを辿るとともに、夢二式美人に応用された夢二デザインの形もご紹介します。また、夢二がアールヌーヴォーから影響を受けた作品の一つでこのたび当館新収蔵となった「千代紙『きのこ』」を初公開。令和の私たちが見ても胸高鳴る大正浪漫のデザインの数々をお楽しみください。
作品点数:128点(内新収蔵作品1点)※予定
竹久夢二作品(屏風作品4点、油彩画3点、スケッチ・水彩画等29点、日本画29点、木版画28点(内1点新収蔵初公開「千代紙『きのこ』」)、著作本装幀本10点、楽譜10点、雑誌12点、その他3点)計128点
所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32
開館時間 :9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、8月8日(火)~20日(日)は休まず開館
入館料(税込) :大人800円、中高大学生400円、小学生300円
■企画展関連販売
・企画展特別デザイン「夢二のきびだんご」限定販売
・夢二デザイングッズ「マスキングテープ“きのこといちご”」「ボールペン5種」「ペーパーウエイト5種」「ミニポーチ3種」新発売
・企画展限定カフェメニュー「白桃ダージリンティーソーダ“初夏のバルコニー”」(特製カードのおまけ付き)
※カフェ・ショップ「art café 夢二」については、下記サイトをご覧ください。
URL:https://yumeji-art-museum.com/cafe/
■企画展関連イベント
・学芸員によるギャラリートーク
企画展担当学芸員による作品解説です。申込不要。
日時:2023年6月11日(日)14:00~14:20
参加費:無料(※要入館料、ゆめびぃ会員は無料です)
・ゲリラ開催!?「夢二アンバサダーとめぐるワクワク★夢二郷土美術館」
「夢二アンバサダー」となったベテランこども学芸員さんが夢二郷土美術館の作品やおすすめスポットをご案内します。日時はホームページで随時ご案内いたします。
申込:不要
参加費:無料(中学生以下入館無料、高校生以上は要入館料、ゆめびぃ会員は無料です)
・夢二デザインが楽しめる「消しゴムはんこ」コーナー
会期中、夢二デザインのはんこを押すことのできるワークショップコーナーを開設。夢二の描いた図案をもとにした消しゴムはんこを自由に使って夢二デザインのしおりを作ってみませんか?
★夏休みこども企画
・こども学芸員のつくったこどもクイズに挑戦しよう!
日時:2023年7月22日(土)~8月31日(木)
・第13回「こども夢二新聞」募集
「竹久夢二」「夢二郷土美術館」をテーマとした新聞を募集します。
募集期間:2023年7月22日(土)~9月16日(土)
対象:小学生~高校生
応募方法:A3タテ用紙に自由に新聞を作成
⇒こども夢二新聞について
★「こども夢二新聞」関連イベント
日程:2023年7月29日(土)
対象:小学生~高校生の「こども夢二新聞」に応募してくださる方(イベント初参加の方限定)
※どちらか1つの参加も可能です。詳細はHP(https://yumeji-art-museum.com/)をご覧ください。
・新聞づくり教室
※参加無料
時間:9:30~11:30
定員:12名様(お申込み受付順)
講師:山陽新聞記者(予定)
協力:山陽新聞社
・こども記者謎解きバスツアー
※参加無料
時間:11:45~16:30
定員:親子20組(お申込み受付順、本人と付添いの方1名まで、中学生以下は保護者同伴)
協力:両備バス