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2021.09.27

両備テクノモビリティーカンパニーの技術によるEVロンドンタクシーが完成

SDGs達成への挑戦「脱炭素」で持続可能な社会を目指して-
1969年製の英国オースチン社製ロンドンタクシーがレストアとEV化で蘇る
2021年9月27日、お披露目と試乗会を開催

両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市北区錦町6-1、代表取締役社長:松田敏之)の社内カンパニーである両備テクノモビリティーカンパニー(所在地:岡山県岡山市南区西市570番地、カンパニー長:木内直人)は、ロンドンから輸入した1969年製のオースチン社製タクシーを、レストア(経年劣化した車両を新車同様の状態に復元する技術)とEVコンバージョン(既存のエンジン車をベースにEV車に改造すること)の技術でエコ車両として蘇らせ、2021年9月27日(月)にメディア様を対象とした試乗会を開催いたしました。

眠っている旧車をハイレベルなレストアの技術でボディを蘇らせ、EV化で新たな命を吹き込むことにより、車の無限の可能性を引き出し、中古車販売にも新たなビジネスが提案ができます。
今後はこれらの技術をもとに「脱炭素」で持続可能な社会の実現に向けて、EV関連事業に注力してまいります。
⇒クラシックカーのレストア・EV化お問い合わせ


■今回EV化したロンドンタクシーについて
1978年、当時の両備バス株式会社(両備ホールディングス株式会社の前身)社長、松田基(故人)がヨーロッパ視察に行った際にロンドン市から買い入れた車両で、買い取る直前まで運行していました(以上、 社内報『両輪』より)。
輸入直後しばらくはリョービガーデン(岡山市北区寺山)で展示をしていましたが、近年は自家用プレートを取得してイベントなどへ展示車両として貸し出していました。
車両の所有は両備ホールディングス株式会社となり、今後は役員車として使用予定です。

■EVロンドンタクシー概要
使用車両:1969年10月製造 箱型オースチン
車両寸法:全長4.65m,幅1.76m,高さ1.73m
乗車定員:6人(運転手含む)
最大積載量:330kg
車両総重量:1,860kg
バッテリー:360V(12V×8個)*リチウムイオンバッテリー
充電電源:AC100V/200V(家庭用電源)
充電時間:8時間(100V電源の場合12時間以上)
走行距離:100~120km(坂道などの路面状況により異なる)
開発費用:計710万円(レストア 310万円、EV化 400万円)

■ロンドンタクシー(FX4)スペック表

【その他】
バッテリー搭載場所:トランクルームへ12kwh , 運転席横荷物置場へ12kwhを搭載
充電時間:200V電源の場合は、約8時間(残量ゼロから満充電まで)
100V電源にも対応可(満充電に約12時間)
充電口の位置:ボンネット内前方(オレンジ色のソケット)
エアコン:汎用12Vエアコン(HOT&COOL)を装備
リアバックビューモニター取付(後方視認性UPのため)

■EVコンバージョン取り組みの背景
両備テクノモビリティーカンパニーは、両備バス株式会社整備工場が前身。以来、バス、タクシー、トラックなど、あらゆる車両の整備を通じて培った実績と技術力で、両備グループの100有余年の歴史を支え、安全を提供している事業体です。
2012年より、経営テーマの「安全・安心・エコで健康」に沿った新たなものづくりを目指す一環として軽トラックを電気自動車にコンバートするなど、環境問題に取り組んでまいりました。
当カンパニーの最大の特長は、130人の整備士。これだけの整備士を有する会社は少なく、西日本最大級と言えます。この整備士たちの技術力発揮の場として、レストア(経年劣化した車両を新車同様の状態に復元する技術)、EVコンバージョンを主とするこのたびの事業化に至りました。

■当事業の今後
EV関連事業を主力事業に育て、オリジナルEV車両の開発のほか、EVコンバージョンは量産を目指します。
ハイレベルなレストアの技術はEVコンバージョンと組み合わせ、クラシックカーや旧車が持つ無限の可能性を引き出し、クルマ社会の未来に一石を投じる事業に育てたいと考えています。

両備テクノモビリティーカンパニー

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