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2021.02.03
ミュージアム干支コレクション アワード 2021で 夢二郷土美術館所蔵作品がグランプリ受賞
「ミュージアム 干支コレクション アワード 2021牛」
夢二郷土美術館 所蔵作品がグランプリを受賞
受賞作『秋の山路』を館内、特設コーナーにて公開
公益財団法人両備文化振興財団、夢二郷土美術館 本館(岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信)では、「インターネットミュージアム」(運営:丹青社グループ:東京都)のWebサイト上で開催された「ミュージアム 干支コレクション アワード 2021牛」にて、当館所蔵の掛軸『秋の山路』が2,683票を獲得し、グランプリを受賞いたしました。
つきましては、受賞を記念して夢二のふるさとである岡山の自然と母の姿がしのばれる『秋の山路』を、現在開催中の企画展『松田基コレクションⅩ:夢二名品展 特別公開 生誕100年藤田喬平のガラス』内で2月6日(土)~3月7日(日)(企画展最終日)まで夢二が郷愁を描いた作品とともに特設コーナーにて展示いたします。
*「インターネットミュージアム」(https://www.museum.or.jp/)は「Life with Museum(ミュージアムのある暮らし)」をコンセプトに全国のミュージアムの施設・展覧会・イベント情報などを紹介している日本最大級のミュージアム情報サイトです。
「インターネットミュージアム 干支コレクション アワード」は「インターネットミュージアム」のWebサイト上で2015年から毎年開催されており、日本全国のミュージアムが誇る所蔵品の中から各年の干支に関連する作品を紹介し、人気投票を実施する年末恒例の企画です。2021年は「牛」を題材とした作品82点の中から2020年12月15日~2021年1月28日の期間で投票が行なわれました。
◆「ミュージアム 干支コレクション アワード 2021牛」グランプリ受賞記念作 特設展示
・開催期間:2021年2月6日(土)~2021年3月7日(日)
*初日、2021年2月6日(土)から先着100名様に『秋の山路』のオリジナル絵はがきをプレゼント
・開催場所:夢二郷土美術館本館(岡山市中区浜2-1-32)
・主 催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館
・開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
・休館日 : 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
・入館料 : 大人800円、中高大学生400円、小学生300円
※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。
(割引の併用は不可)
※ゆめびぃ会員は入館無料
【『秋の山路』作品解説】
岡山出身の詩人画家・竹久夢二が大正4年(1915)頃に描いた日本画の作品で、大きな黒い牛とともに山みちを歩く女性の後ろ姿が描かれています。牛と人がともに生活する素朴で身近な情景から、どこかノスタルジックな印象を受ける作品です。描かれている女性は農作業に携わっていた夢二自身の母のイメージがしのばれるようで、夢二の創作の礎がふるさとの記憶にあることがわかります。「文字の代りに絵の形式で詩を書いて見た。」と語るように心の詩を作品に描いた夢二らしい、情趣に溢れる作品です。
画賛(※)は『大正一萬歌集』に収録されている酒井仙影(1895-1934)の作です。
※ゆく秋の山の谷々わが母は
いかに寂しく住みたまふらむ
【『秋の山路』に寄せられた応援メッセージ】
・夢二といえば「女性のイラスト画の先駆け」というイメージがありましたが、こんな情緒ある絵も描いていたのですね。表現の広さに驚かされます。
・郷土の誇りです!
この絵を見るととても落ち着きます。
この作品をきっかけに他の作品にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
・コロナ禍で帰省できない状況で、ふるさとを想う詩が心に響きます。
その他にもたくさんのメッセージをお寄せいただきました。
みなさまからの応援メッセージはコチラからご覧いただけます。
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