たまバスで「自転車」も乗れるニャン!

岡山電気軌道 社長
小嶋光信

21世紀の地域バスの試みとして、自転車の乗れるバスを自社開発しました。

地域では、バス停や電停までのアクセスが不便なところが多く、バス停に行くまで、もしくは行ってから目的地までのアクセスに困るケースが多いのが現状です。今後の少子高齢化社会の地域の公共交通のあり方として、また世界的なブームの自転車での観光客(サイクリスト)のためのバスとへの自転車でのアクセスへのハイブリッドな共生を提案するために自社開発しました。

今回たまバスにしたのは、地域バスで一番多い古いタイプの2ステップのバスでも出来るようにするためです。ワンステップ、ノンステップなら更に簡単に乗っていただけますし、ノンステップなら、スロープを使わないでもっと利用しやすいと思います。

今回は4月14日から岡山駅―新岡山港間の路線バスに平日3便、土日祝2便を予約制にて、自転車運賃100円で投入します。

まずはテストケースとして、いまツール・ド・小豆島「オリーブサイクリング」などの試みで、しまなみ海道に続くサイクリングのスポットに育てようとしている小豆島へのアクセスとして、自転車マニア向けにご利用いただけるように企画しています。もちろん瀬戸内芸術祭の会場でもある小豆島ですので、瀬戸芸の島々をサイクルーズパスを使ってめぐっていただけたら幸いです。

2016_0413

岡山電気軌道