日本一のホタルの里づくりを応援!- 「第一回真庭ホタル鑑賞PR電車」発進!-

両備グループ代表兼CEO
岡山電気軌道社長
小嶋光信

地域の公共交通再建に14年間努力し、和歌山電鐵や中国バス、井笠バスカンパニーなどの再生を通じて地域公共交通活性化・再生に関する法律や、交通基本法から交通政策基本法が制定され、大きな枠組みはできてきました。やっと公設民営も理解をされ、このスキームや考えが多くの地域公共交通を救う一助になると思っています。

そこで地域公共交通の再生は一段落してきたので、今度は地域公共交通が弱っていった原因の一つである地域の衰退にメスを入れ、地域が元気になるように応援し、努力していきたいと思っています。

小豆島に続いて今回は、「日本一のホタルの里」ともいえる真庭のホタル観賞に焦点をあてて、岡山電気軌道でホタル電車を企画するように指示しました。岡山電気軌道は路面電車で風鈴やクリスマス電車、ワイン電車、ビアガー電など楽しい取り組みをしていますし、和歌山電鐵では電車の中でのイチゴ狩りなどユニークなイベントをしています。

ホタルと言えば真庭市です。北房ホタル公園や備中川とその支流の源氏ホタルや平家ホタル、鍾乳穴のヒメボタルが生息する日本を代表するホタルの里です。

また、真庭市には両備グループの蒜山(ひるぜん)塩釜ロッジもあり、その地縁から第50期青年重役会の川上議長はじめ両備ツアーズなどが3年前から真庭市北房のホタル観賞にホタルバスを運行しているので、今度はそのPRも兼ねて「ホタル電車」を走らせるという趣向です。

本当は、ホタル電車で本物のホタルを鑑賞していただこうと思っていましたが、今回はそこまでの対応ができませんでした。来年には是非実現し、百聞は一見にしかずで、本物のホタルを見ていただくつもりです。ホタルがオーロラのように飛び交わっている真庭市に是非行ってみようと、きっと思っていただけることでしょう。

日本一のホタルの里になるように、岡山ばかりでなく、日本の、また世界のホタル観賞の地となるように応援したいと思います。

20140610hotaru

岡山電気軌道
両備グループ