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豊橋鉄道と姉妹縁組み- 岡山市内に「おでんしゃ」が走る! –
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 豊橋市で、街中を走る市内線は正式名称を豊橋鉄道東田本線と言います。1925年の創業で、その90周年の記念講演に昨年10月に伺って、活発な活動と市民に親しまれている姿に感動しました。なんと私鉄でありながら「市電」と市民に呼ばれており、まちづくりに連携した活動は大変素晴らしいものでした。 岡山電気軌道も「おかでん」「おかでん」と市民に親しまれていますが、私鉄ですから市電とまでは言ってくれません。豊橋鉄道はそれほど豊橋市民に愛され親しまれていることは、むしろ我... -
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百間川の唐樋が見事に復元!
岡山藩郡代 津田永忠顕彰会 会長 小嶋光信 現在の「豊かな岡山」、「教育県・岡山」の基礎をつくったのは、江戸時代前期の岡山藩主・池田光政公、綱政公の二君に仕えた岡山藩士・津田永忠の偉業の一つである約1,900町歩の沖新田干拓と閑谷学校であると言われている。 当時天下に並ぶものなき「土木巧者」でもあった郡代の津田永忠は、領民に夢を与えるために、敢えて当時の技術では無理であると言われていた旭川と吉井川に挟まれた地域の新田開発を百間川の開削と百間川の河口部に造った唐樋(からひ:高度な排水... -
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貴志川線の未来を”つくる”会結成10周年記念イヤー行事「貴志川線を未来につなぐ集い・シンポジウム」
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 早いもので貴志川線の未来を”つくる”会が結成10周年を迎え、そのシンポジウムの特別講演を依頼され、続いて開催された「孫子の代まで貴志川線を残す」パネルディスカッションへも参加してきました。 2000年、2002年の規制緩和によって、分かりやすく言えば、「利用者の利益のために交通業者は競争しなさい」、その結果、「儲からない路線はやめなさい」「ダメな会社は潰れなさい」というような法律になってしまい、全国各地の公共交通事業者は次々と潰れていきました。 「孫子の代まで残す... -
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「労使強存強栄塾」開催!
両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 両備グループが地方での交通運輸業を主体としていながら、これだけの企業グループへと成長できた大きな転機の一つは、両備バス労働組合が約50年前に過激な労働組合から同盟系組合に変わって労使共存共栄に転じたことで、現在の両備グループ発展の基礎を創った当時の松田基社長(故人)は、この類まれな両備の労使関係を「労使強存共栄」と名付けて、企業の宝として大事にしていました。 今の両備ホールディングスの母体の一つである両備運輸では、両備バスの運転者だった社員が... -
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(株)リョービツアーズ トゥッタ・イタリアカンパニー誕生!
両備グループ代表 兼CEO 小嶋光信 両備グループの新たな観光拠点の一つとして、1月1日に(株)リョービツアーズ トゥッタ・イタリアカンパニーが誕生し、そのキックオフを1月7日に御座船安宅丸で賑やかに行いました。 トゥッタ・イタリアカンパニーは、東京・青山で35年の歴史を持つ(株)ワールドエアサービスでのイタリア旅行のトップブランド「トゥッタ・イタリア」を中心とする事業継承によって生まれました。 イタリア旅行専門店のトゥッタ・イタリアは 「本当のイタリアに会える旅」作りを合い言葉に、イタ... -
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平成27年 年頭の辞「右手に「忠恕」、左手に「算盤」-ムリ・ムダ・ムラを無くそう!-」
両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 あけましておめでとうございます! 今年もご家族共々ゆっくりお正月を過ごされたことと思います。年末年始のお休みの間も勤務についてくださった皆さんには心から感謝です。 昨年は消費税増税前の駆け込み需要と、その後の反動の買い控えが長引き、売上げ面で大変苦労し、その上、円安による燃料高などのコストアップに見まわれて厳しい一年でした。その景気の変動に加えて、追い討ちをかけるように8月から10月まで土日祝と毎週のように襲ってきた台風と悪天候で、特に観光業・運... -
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たま駅長が「たま駅長基金」総裁に就任!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 この度、たま駅長が就任8周年を迎えましたが、駅長就任以来の素晴らしい活躍を記念して「たま駅長基金」を創設することにしました。 たま駅長が和歌山電鐵のみならず地域公共交通の再生や和歌山県、和歌山市、紀の川市の観光発展と猫社会の復権に尽くした功労を記念して、犬や猫など動物たちの窮地を救ったり、逆に動物たちが人の窮地を救ったりと心温まる、心優しい善行を施した皆様や動物の飼い主方を特別に表彰させていただくことで、人と動物たちの共生と、動物たちが安心して暮らせる... -
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日本再生と地方創生の7つの処方箋 -日本の経営、地方の経営がキーワード-
就実大学 特任教授 (一財)地域公共交通総合研究所 代表理事 小嶋光信 先日、就実大学110周年を記念したフォーラム「ビル・エモットと語る日本再生と地域創生~地方は日本再生の原動力たりうるか?」のパネリストとしてお招きいただいたこともご縁となり、伝統ある就実大学の特任教授の称号を頂戴した。その記念にパネルディスカッションの基調論旨を纏めることにした。 パネルディスカッションには日本経済を予言した『日はまた沈む』、『日はまた昇る』の著者・イギリスのジャーナリストのビル・エモットさんや... -
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第1回SSP-UP技能コンテスト関東大会開催!
両備グループ代表 兼CEO 小嶋光信 SSP-UP技能コンテスト大会は30年以上の歴史を持つ両備グループの運輸交通部門の技術力を競う運動会で、運転技能や接客技術等の現場力を競うとともに、事務技能を磨く全国大会です。 ここ数年で、関東地区の運輸交通部門が、これまでの両備トランスポートのトラック部門だけでなく、ハロー・トーキョー、イースタンエアポートモータース、ニッコー観光バスと御座船「安宅丸」が加わり規模が大きくなったので、岡山での開催にやや無理が出てきたことと、それらの再建に携わっている... -
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パークス福成店オープン -新業態の地域密着スーパーを求めて-
両備ホールディングス会長兼CEO 小嶋光信 大手スーパーの巨大化が進み、スーパーが各地で所狭しと林立する中で、昭和40年代から地元スーパーとしてご愛顧いただいている両備ストアをどのように変革させるかがネクスト100年の大きなテーマの一つでした。 両備グループのビジネスコアは、運輸交通・観光部門、情報部門、生活関連部門の3つありますが、それらのビジネスコアを貫くテーマは「忠恕の心で、地域に貢献し、地域の暮らしを豊かにする」と言えるでしょう。 当時はまだ巨大化が地元郊外スーパーでもテ... -
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岡山総社IC流通センターでGLP向け二期工事起工!
両備ホールディングス会長兼CEO 小嶋光信 平成25年3月に国内最大の先進的物流施設プロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社様(「GLP」と表記。)向けの総社市に於ける中四国初のマルチテナント型物流倉庫の竣工式の折に、「この総社の地は、中四国では早島についでの好立地で、きっとこの1~2年の間には二期工事が始まるでしょう。その時は GLP本社のトップにも是非お越しいただきたい。」と予言をしたところ、見事に的中しました。 15年前に両備グループの代表になった時、不動産部門... -
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たま駅長、ニタマ駅長と「貴志川線の未来をつくる会」の10周年を祝う!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 濵口さんを代表とする「貴志川線の未来を“ つくる”会」が結成10周年を迎えた。 思えば十年前に南海電鉄貴志川線が廃線を発表し、俄かに存続運動が起こり、「乗って残そう貴志川線」という名キャッチフレーズのもと、会費1000円で6000人以上にのぼる会員活動は、本当に素晴らしかった。 他地域の鉄道の存続運動とは全く異なり、民間主体での存続運動が特徴的だった。各地の存続運動は、行政が交通弱者と少子高齢化を心配して官製で行なわれるケースが多く、運動の主体が公共交通を利用してい... -
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「第一回スポーツ振興奨励大賞」は高橋大輔さんが受賞
公益財団法人 両備檉園記念財団 理事長 小嶋光信 去る10月14日、第36回(公財)両備檉(てい)園記念財団の贈呈式を行いました。今までの助成金に加え、今年からは「生物学研究」と「スポーツ振興」部門への助成の名称を変更して「奨励賞」とし、その「第一回スポーツ振興奨励大賞」を、日本フィギュアスケート界を切り開き、牽引してきた高橋大輔さんに贈呈しました。 大輔さんへの当財団からの助成は、彼が中学生の頃から続けてきたことです。たまたま私が第60回の岡山国体に向けて、岡山県が毎回どうしても入賞でき... -
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鉄道フェアオープニングセレモニーご挨拶
両備ホールディングス 代表取締役副社長 松田 敏之 JRさんにお仲間に加えていただいて第4回目の鉄道の日フェアを無事迎えられたこと、また、伝統あるJR西日本岡山支社のマリンライナーズ、両備グループのオルケスタ・デ・ブルースプリングスの素晴らしい演奏でスタートした鉄道フェアに多くのお客様にお集まりいただいていることに心より感謝申し上げます。 本年は鉄道業界にとって新幹線開通50周年と記念すべき年で昨年より力の入った鉄道の日フェアとなっております。 駅前会場では大人気の新幹線ふわふわ... -
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ツーリズムEXPOジャパンに出展!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 東京事務所代表 松田敏之 昨年はJATA旅博2013に両備グループとして初出展しました。 今年は旅フェアとJATA旅博が統合され、世界最大規模の旅フェアであるツーリズムEXPOジャパンとして生まれ変わり、両備グループは、松田敏之副社長を先頭に、両備バスの牧さん、両備フェリーの黒木さん、両備タクシーセンターの大賀さんの若手が中心となり、入り口の大手と連なる素晴らしいポジションに出展させていただきました。 昨年も両備グループだけでなく和歌山県と岡山県真庭市も... -
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「竹久夢二学会」誕生!
夢二郷土美術館 館長小嶋 光信 夢二生誕130年を記念して、帝京大学の岡部昌幸教授の提案で「竹久夢二学会」が創設された。 夢二郷土美術館の初代館長であった故・松田基氏が記した「夢二は日本のロートレック、ムンクと評されている」との一文をミシュランの調査員が読んで夢二郷土美術館を訪れ、夢二は「日本のロートレック」であると、一つ星の美術館として評価・紹介された。それもあり、髙島屋各店での生誕130年記念展のテーマを、「ベル・エポックを生きた夢二とロートレック」とした。 印象派は1867年のパリ万国博... -
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夢二生誕130年記念フォーラム- 竹久夢二、未来へのメッセージ –
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 この9月16日は竹久夢二の130回目の誕生日です。 生誕120年の時は「二つのふるさと」をテーマに髙島屋各店で展覧会などを行いました。「夢二の故郷が二つ?」…きっと疑問が湧くでしょう。 生誕130年では「夢二とロートレック」をテーマにした展覧会を企画し、まず髙島屋京都店、そして生誕日の9月16日を挟んで夢二の故郷の岡山店で行い、その後、順次日本橋店、横浜店と巡回します。展覧会で成功するのは難しいという髙島屋京都店で13日間に32,000名を超す入場者で予... -
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女性幹部(経営職、管理職)養成講座開講!
両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 女性幹部として経営職、管理職をこの10年間で全体の10%になるように目標を定めているが、実体として女性経営職、管理職を育てるのは、男性の経営職、管理職を育てる仕組みでは巧く行かないことが、現在の女性経営職が育ってきた環境をチェックして、また先日の高島屋の肥塚専務の講演などで分かった。 女性経営職、管理職の各社、各カンパニーのCOOや上司などのトップ層が、彼女たちを育てていく意欲と、人事によるOJTと、挫折しそうになったときのサポートが必要だ。 また両備グ... -
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竹久夢二生誕130年記念事業:夢二とロートレック-東西のベル・エポックに生きた二人の偉才-
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 世界のミシュランに日本のロートレックと称された竹久夢二も今年生誕130年を迎えます。 夢二郷土美術館の歴代館長の大きな責務の一つが夢二芸術の伝導であり、この10年ごとの生誕記念展覧会の題材を如何に決めるかが一大事業なのです。 生誕120年の展示会では、門外不出とされていた竹久夢二伊香保記念館と初めてコラボして、夢二が愛した二つの故郷、即ち岡山と榛名山をテーマとした夢二の全てを皆様に見ていただけるよう、二つの美術館が所蔵する作品の競演が実現しました。 夢二... -
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交通政策基本法、地域公共交通活性化・再生法の改正で地域の足を守るために、今、何をなすべきか? – 地域公共交通総研 第2回シンポジウム –
当研究所は、地域の公共交通を守るために、公共交通の実務に精通した産学のブレインが中心になって、地域公共交通問題に実際に取り組んでいる日本で唯一のシンクタンクとして昨年4月に設立し、国会で審議棚上げとなっていた交通基本法の早期成立を願って、昨年8月に岡山で第1回のシンポジウムを行った。 公共交通分野の研究の第一人者であり、研究のみならず具体的な活動や政策策定にも参画されている東大大学院の家田仁教授、京大大学院の土井勉特定教授と名古屋大大学院の加藤博和准教授をお迎えしての「井笠...