【夢二郷土美術館】5月15日から5日間限定 油彩画「アマリリス」を一般初公開

竹久夢二生誕140年記念
夢二のふるさと岡山で限定公開

竹久夢二の生誕地岡山にある、夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団)は、当館が発見し新収蔵となった夢二の名画、大正中期の代表的な作品となる油彩画《アマリリス》を2024年5月15日(水)~5月19日(日)の期間限定で初公開いたします。
《アマリリス》は竹久夢二(1884-1934)の生誕140年を記念して、2024年6月1日より東京都庭園美術館を皮切りに全国の美術館6カ所で開催される当館コレクションの大規模巡回展「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」に出品されます。

■《アマリリス》とは
《アマリリス》油彩・カンヴァス、1919(大正8)年頃、60.4cm×40.7cm、夢二郷土美術館蔵

長らく所在不明となっていた竹久夢二の中期の油彩画の代表的な作品となる秀作。
1919(大正8)年9月に福島で開催され室内陳列はすべて夢二の考案-監督による「竹久夢二抒情画展覧会」に出品された重要な作品であり、当時の新聞(福島民報)にこの作品図版が掲載されています。長期逗留した菊富士ホテルのオーナーに夢二が贈り、閉館するまでホテルの応接間にかけられていたとされます。その後の所在は不明でした。
鉢植えの大きなアマリリスの花が印象的で、本を手に座ったきもの姿の女性の髪飾りのようでもありアール・ヌーヴォーの影響もうかがえます。テーブル、鉢植え、コーヒーカップ・ソーサーの円が効果的に配され、構図の工夫や色彩に夢二の独自性と新たな油彩表現がみられます。
現在公開されている夢二の油彩作品は約30点と希少であり、その約半数が夢二郷土美術館所蔵です。油彩画《西海岸の裸婦》(1931年-1932年)に続く当館の新収蔵の油彩画です。

■巡回展「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
・2024年6月1日(土)~8月25日(日)
東京:東京都庭園美術館
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/240601-0825_yumeji/
・2024年9月7日(土)~12月8日(日)
岡山:夢二郷土美術館・(サテライト会場)夢二生家記念館・少年山荘
・2025年1月18日(土)~3月16日(日)
大阪:あべのハルカス美術館
そのほか富山など全国6館を巡回予定

■夢二生誕140年記念・本館移設開館40周年記念「夢のふる郷」開催中

生誕140年を前に寄贈を受けた《故里の想ひ出》を初公開!
心の詩をえがいた夢二の作品やことばが、あなたを郷愁の世界にいざないます。

竹久夢二(1884-1934)は、絵と詩を通して家族、旧友らと過ごしたふるさとへの慕情を著作本『夢のふるさと』などに表しました。夢二作品に共通する重要なテーマである“郷愁”は、多くの共感を誘い、没後90年経つ今でもわたしたちの心にしみわたります。

夢二は岡山県瀬戸内市邑久町で生まれましたが、家の事情で数えの16歳で故郷を離れることとなり、その後東京で挿絵画家として出発しました。夢二が描いた「夢二式美人」は一世を風靡し、絵画・デザイン・詩文などの多彩な表現で人気を集めました。それらの作品には愛情あふれる母をはじめ、ふるさとの人々の思い出が大きく影響しています。本展では夢二がふるさとやこどもを描いた絵画、詩、短歌を通して岡山での幼少期の記憶をたどりながら夢二の心の中をのぞき、創作の原点をたどります。

会期:2024年3月12日(火)~6月9日(日)
※《アマリリス》の期間限定特別展示は5月15日(水)~19日(日)
主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館  
場所:岡山市中区浜2-1-32 夢二郷土美術館 本館
※《アマリリス》の期間限定特別展示は第4展示室 
※一部展示入替しております。ご了承ください。   
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料:大人800円、中高大学生400円、小学生300円
※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。
割引の併用は不可。ゆめびぃ会員は入館無料。

夢二郷土美術館ホームページ