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2019.08.28

夢二郷土美術館 「生誕135年 竹久夢二展 ―幻想の美 秘められた謎―」開催

「生誕135年 竹久夢二展 ―幻想の美 秘められた謎―」
外遊の1年後に没した夢二の知られざる新画風作品が現存
米国にて奇跡的に発見された夢二作品を日本各地で同時初公開

2019年が竹久夢二生誕135年(1884年9月16日生まれ·没:1934年9月1日)の記念年であることから、夢二郷土美術館(岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長 小嶋 光信、公益財団法人 両備文化振興財団)では、岡山の夢二郷土美術館本館を皮切りに4大都市において、記念特別展「生誕135年 竹久夢二展 幻想の美 秘められた謎」を開催いたします。

本展覧会は、日本の美術史学の重鎮で、倉敷・大原美術館館長の高階秀爾氏(竹久夢二学会会長)に監修いただいた、大変貴重な展覧会となりますのと、日本にて公開された記録のない『花衣』(全米日系人博物館所蔵)と、2015年に当館所蔵となった幻の裸婦と呼ばれていた『西海岸の裸婦』が他都市で初公開される生誕記念催事となります。

催事名称:
『生誕135年 竹久夢二展 -幻想の美 秘められた謎-』
開催期間:
2019年8月27日(火)~12月8日(日)
[前期]8月27日~10月14日 [後期]10月16日~12月8日
開催場所:
夢二郷土美術館本館(岡山県岡山市中区浜2-1-32 ☎086‐271-1000)
入館料:
大人800円 大・高・中学生400円 小学生300円
※20名以上の団体は2割引、65歳以上の方は1割引
営業時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
◆休館日 =月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
主   催:
(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館、朝日新聞社
協   力:
竹久夢二学会、株式会社髙島屋
後   援:
岡山県教育委員会・岡山市・岡山市教育委員会・岡山県郷土文化財団・
公益社団法人岡山県文化連盟・RSK山陽放送・RNC西日本放送・OHK岡山放送・KSB瀬戸内海放送・TSCテレビせとうち・NHK岡山放送・oniビジョン・FM岡山・レディオモモ・山陽新聞社・毎日新聞岡山支局・読売新聞岡山支局

催事内容:
大正ロマンを象徴する岡山出身の詩人画家竹久夢二(1884~1934)の生誕135 年・没85年を記念して夢二を再発見する展覧会を開催します。
芸術史学者・美術評論家で竹久夢二学会会長も務める高階秀爾氏を監修に招き、肉筆画で随一のコレクションを誇り夢二の里帰りを念じて創設された弊館所蔵作品(約3,000点)を中心に前期と後期合わせて約150点を紹介します。同氏の視点で選び抜かれた名品の数々を通じて、新たな竹久夢二像を浮き彫りにします。
また本展では、晩年外遊に訪れアメリカ西海岸に滞在中に夢二が新たな画境を求めて描いた夢二式美人画の貴重な油彩画をご紹介。幻の油彩画と称された現在弊館が所蔵する『西海岸の裸婦』が、このたび初めて巡回し館外でも展示されます。また、ロサンゼルスの全米日系人博物館所蔵の『花衣』が初めて、『西海岸の裸婦』とそろって日本で展示されます。謎めいた名品の魅力に迫る、貴重な機会となることでしょう。

135年展は4章にて構成してあり、タイトル、関連作品展示数は下記となります。
第1章 樹下美人から海辺の裸婦へ 46点
第2章 遥かな国 夢の世界     13点
第3章 人生劇場の情念のドラマ  28点
第4章 新感覚と奇想のデザイン  61点

展示作品数
屏風10件、日本画44、油彩画9、版画3、素描・水彩画41、木版画8、著作本6、装丁本5、雑誌10、
その他15点  計148点

★アメリカで描かれた2つの夢二作品が日本で顔合わせ★
『西海岸の裸婦』
昭和6-7(1931‐32)年
カンバス・油彩
大きさ:51.0㌢×62.0㌢
夢二郷土美術館蔵

『花衣』
昭和6-7(1931‐32)年
カンバス・油彩
大きさ:57.2㌢×49.2㌢
全米日系人博物館(ロサンゼルス)蔵

・髙島屋巡回展  本展は、全国髙島屋グループ4店舗を巡回いたします。
【会場・会期】
京都髙島屋      7階グランドホール  2020年3月4日(水)―15日(日)
横浜髙島屋      階ギャラリー      2020年3月18日(水)―30日(月)
大阪髙島屋      7階グランドホール  2020年4月8日(水)―19日(日)
日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール    2020年5月13日(水)―25日(月)

夢二郷土美術館

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