Newsお知らせ
2017.02.17
「范曽美術館」リニューアル特別公開記念展
世界唯一、中国人画家(中国人物画家の鬼才・范曽氏)の名前を冠とした美術館
リニューアル記念として年に3日間のみの開館を7日間に延長して開催
今回初公開作品は8点、あわせて隣接する西鉄ホールも初一般開放
今回初の試み、夢二作品も范曽(はんそう)美術館にて展示
その豪放な筆致で世界的に評価される現代中国画の鬼才と呼ばれる文人画家「范曽」氏。「范曽美術館」(岡山県岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階)は、同氏の作品コレクションを世界一有する美術館で、重要無形民俗文化財に指定された西大寺会陽を祝して2002年より毎年2月に3日間のみの特別開館をしていますが、今回はリニューアルを記念して一週間に期間を特別延長いたします。また本年、施設の外装・内装をリニューアルしたことを記念して、このたび初公開作品8点を含めた作品約40点を特別公開します。
范曽美術館は范曽氏と初代・両備文化振興財団理事長、故松田 基(もとい)との深い親交のもとに作品を蒐集し、その親交の証として、美術館と范曽氏の貴重な作品や資料を末代まで大切に保管をしていくとの意思を受け継ぎ、現在に至っています。
夢二郷土美術館の初代館長でコレクターでもある松田は「夢二の手弱女(たおやめ)ぶり、范曽の益荒男(ますらお)ぶり」と評しており、今回はリニューアル記念として夢二の作品も合わせて展示します。二人の画家の詩情をともにお楽しみください。
また、同所に隣接する西鉄記念ホール(両備グループの前身である西大寺鐵道(1910-1962)を記念して作られたホール)もはじめて一般開放をいたします。
催事名称 | 范曽美術館リニューアル特別公開記念展 |
開催場所 | (公財)両備文化振興財団 范曽美術館 (岡山県岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階) |
開館月日 | 2017年2月17日(金)~23日(木)7日間 会期中無休 ただし、2月18日(土)は西大寺会陽当日のため西鉄ホール開館は14時までとなります。 |
開館時間 | 10:00~16:00(入館は15:30まで) |
主 催 | 公財)両備文化振興財団 |
協 力 | 両備グループ |
入館料 | 范曽美術館と西鉄記念ホール共通で 大人1000円、学生(高校生以上)500円、中学生以下無料 |
入館料割引 | ◯こどもと一緒割引(中学生以下のお子様と来館された大人の方1名様まで)2割引 ※初めての割引方法です。 ◯岡山地域ポイントカード「たまルンカード」の提示で会員様2割引 ◯リョービプラッツの当日お買上レシート ◯両備バス・岡電(バス・路面電車)の定期券、路面電車一日乗車券 詳細はホームページで http://yumeji-art-museum.com/hanso |
グッズ販売 | 図録「范曽名品集」2160円、范曽クリアファイル540円、范曽色紙 550円、范曽はがき集400円、はがき1枚100円(以上税込) 他、このたびショップリニューアルに伴い、初めて両備グループの和歌山電鐵 三毛猫駅長たまニタマグッズおよび、西大寺鐵道グッズ等の販売もいたします。 |
リニューアル記念展展示作品数 約40点
范 曽(はんそう)
1938年7月5日生。下書き無しで一気に描き上げる圧倒的で豪放な筆致、深い文学的要素に富み、詩・書・画に優れた三絶の画家として現代中国画の鬼才と称され、史学の知識に基づいた躍動的な人物画が特に人気があり、東洋の至宝と世界的に高い評価を受けている。
岡山後楽園の由来となった「先天下之憂而憂、後天下之仁者楽而楽(天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ)」を記した「岳陽楼記」の著者 范仲淹(はん ちゅうえん)の子孫。1938年江蘇省南通市生まれる。北京市中央美術学院に中国画を学ぶ。1979年栄宝斎代表団とともに来日、東京・大阪で作品展を開催。1984年4月、松田基が蒐集した作品を公開する岡山市西大寺に「范曽美術館」が開館(両備文化振興財団)、南開大学東方芸術系主任教授に就任する。1986年「10人の画家訪米団」に参加、ワシントン、ニューヨークなどで作品展開催。1987年にはドイツで作品展を開催、その後も東京・大阪・京都・岡山など日本各地で個展を開催している。ユネスコ“多元文化特別顧問”。
(公財)両備文化振興財団 范曽美術館 概要
館 長 | 小嶋光信 |
開 館 | 1984年(昭和59年)4月、閉館 2001年(平成13年)3月 2002年以降は会陽に合わせて年に3日間のみ特別開館 (昨年は岡山デスティネーションキャンペーンに協力し6日間開館) |
范曽作品所蔵数 | 計105点(絵画81点、折帖8点、書11点、色紙15点) |
代表作品 | 「八仙図(はっせんず)」、「竹林七(ちくりんしち)賢図(けんず)」、「達磨像(だるまぞう)」など |
世界的に評価されている中国画の鬼才と称される画家 范曽(はんそう)の最盛期の作品、また特に大作を多く所蔵し、世界一のコレクションを誇る美術館。
コレクションのきっかけは故松田基初代館長が岡山市内の中華料理店で范曽氏の「八仙図」に出会い、その詩情溢れる豪放な筆致に感銘を受けたことに始まる。氏との深い親交のもと私財を投げ打って蒐集された作品を企業家は文化貢献こそが使命であり、「美は善である」という信念のもと岡崎嘉平太氏らの協力もあり1984年(昭和59年)4月に開館した。
建物は両備グループの母体である西大寺鐵道の始点である西大寺に1966年に創設された夢二郷土美術館が1984年に岡山後楽園そば(終点岡山後楽園駅跡地)に移転したことに伴い范曽美術館としてリニューアル開館した。設計は西鉄ホールも浦辺鎮太郎。
2001年(平成13年)3月に一時閉館したが、翌2002年からは西大寺会陽を祝して年に1~2回特別公開し、今年2017年施設の外観と内装をリニューアルし、企画と展示を一新してリニューアル記念展を開催。
お問合せ 夢二郷土美術館 086-271-1000
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