【両備ホールディングス】岡山県下初の医療・福祉・商業施設・住宅を備える複合開発ビル工事着工

両備ホールディングス株式会社

岡山県下初の医療・福祉・商業施設・住宅を備える複合開発ビル
1月15日工事着工、施工は株式会社竹中工務店に決定

コンパクトシティの開発モデルケースに
「再開発事業組合」起工式を開催

2016_0118

岡山市中山下一丁目1番地区市街地再開発組合(以下、市街地再開発組合)が進めていた岡山市中山下一丁目1番地区第一種市街地再開発事業が着工する運びとなり、2016年1月15日に起工式を執り行いました。

この再開発ビルは、岡山県下初となる医療・福祉・商業施設・住宅の複合開発ビルであると同時に、環境配慮対策にも取り組み、分譲マンションとして岡山県初の低炭素建築物(分譲住宅のみ)を取得しています。また、防災対策やユニバーサルデザインを導入し、バリアフリー化を推進。すべての世代が、安全に、安心して、環境に優しく、健康的に暮らせるコンパクトシティの先駆けといえる開発となっております。

本事業は、両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市北区錦町6-1、社長:松田久)を含め、5名の組合員で構成された市街地再開発組合が開発を行うもので、完成後に当社へ売却される予定となっております。

なお、この再開発地区の愛称を2016年4月1日から一般公募(岡山まちづくりカンパニーウェブサイトにて受付)いたします。

中山下一丁目1番地地区第一種市街地再開発事業 新築工事 起工式

開催日時:
2016年1月15日(金)10:00~11:10
開催場所:
岡山市北区中山下一丁目1番101他 2筆(柳川ロータリー東南)
起工式次第:
神事、直会
参加者:
中山下一丁目1番地地区市街地再開発組合
理事長 角南総一郎様(角南株式会社)他組合員 関係者
ご来賓:
国土交通省中国地方整備局、岡山市都市整備局、近隣町内会、約60人

  

開発概要

交通ネットワークで結べる立地だからこそ、人々の集まる複合型施設を。政令市・岡山に必要とされる市街地再開発は「コンパクト&ネットワーク」。21世紀に求められる市街地中心部開発が形になる。「安全・安心・エコで健康」な歩いて楽しいまちづくりに着手します。

工事名称:
(仮称)中山下一丁目1番地地区第一種市街地再開発事業新築工事
建築地:
岡山県岡山市北区中山下一丁目1番101他 2筆
発注者:
岡山市中山下一丁目1番地区市街地再開発組合
敷地面積:
2,681.12平方メートル
建築延床面積:
23,684.94平方メートル(A棟:23,205.26平方メートル,B棟:479.68平方メートル)
総事業費:
約75億円
着 工:
2016年1月15日
竣 工:
2018年12月予定

建物計画概要

A棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造21階建

  (1階)
おいでんせえ広場(公開空地)約314平方メートル
小型スーパーマーケット 約584平方メートル
  (2階)
クリニックモール 約660平方メートル(両備ホールディングスがテナント募集)
  (3階)
高齢者福祉施設 約842平方メートル(両備ヘルシーケアが運営)
  (4階)
高齢者福祉施設 約600平方メートル(両備ヘルシーケアが運営)
屋上庭園約163平方メートル(4階部分に設置)

グレースタワーⅢ部分:両備ホールディングスで販売

  (5・6階)
賃貸住宅23戸 1R~2LDK 36.83~66.16平方メートル
  (7階以上)
分譲住宅122戸 1LDK~5LDK 49.07~195.51平方メートル

B棟:鉄筋コンクリート造4階建(地権者所有物)

  (1階)
店舗約99平方メートル
  (2~4階)
賃貸住宅6戸 1LDK 約47~49平方メートル
  設計:
株式会社アーキスコープ(岡山市北区問屋町26-103)
  施行:
株式会社竹中工務店広島支店(所在地:広島市中区橋本町10-10)

グレースタワーⅢ施設概要

グレースマンションシリーズの標準仕様、管理体制に加え、下記の特性ある建物を建築いたします。

【医療・福祉・商業施設・住宅の複合型再開発】

医療施設、福祉施設、商業施設、住宅が一体となった「コンパクトシティ」を実現した複合型再開発事業です。1階には小型スーパーマーケットおよび商業施設を設け、省エネ効果も考慮しショーウインドウ化を図ります。2階にはクリニックモール、3・4階には高齢者福祉施設。
建物の壁面を各道路から2m後退させ、歩行者空間と公開空地を設置。また、敷地内には、公開空地および建物4階に屋上庭園を整備し、まちの賑わいの創出、魅力アップのために利用できるようにします。
建物完成後は公開空地である「おいでんせえ広場」において、各種イペントの開催や周辺街区のエリアマネジメントを通じて、地域の活性化を継続して取り組みます。
屋上庭園では健康増進の一助となる都市型アスレティックの整備、子供が裸足で遊べる広場の整備など現在、検討をしています。1階商業施設および2階クリニックモールについては今後テナント募集を致します。

【環境配慮対策】

低炭素建築物
都市の低炭素化の促進に関する法律に基づく「低炭素建築物」に認定されています(分譲住戸部分のみ)。認定には、省エネ基準より一次エネルギー消費量を10%以上削減すること、その他低炭素化に資する措置が講じられていることが条件。「低炭素建築物」として認定を受けた建物は、住宅ローン控除額の引き上げなどの優遇措置を受けられます。その他、フラット35S(金利Aプラン)を適用することが可能となります(2014年7月現在の基準)
緑化率10%以上
外構だけでなく、4階の屋上庭園と一部の外壁に、緑をふんだんに配置することで散地面積に対して10%以上を緑化
井戸水利用
1階共用部のトイレや屋上庭園の植栽の散水に井戸水を利用
約15kWの太陽光発電設備
住宅共用部の照明やコンセント、換気扇等に利用

【防災対策】

免震構造
地震エネルギーが直接建物に伝わりにくい免震構造を採用。荷重を支えつつ水平方向に変形できる積層ゴムで構成されています。建物の損傷を軽減させるだけでなく、家具転倒などによる二次災害を防ぎます
非常用発電機
停電時や火災時に、エレベーターや給水ポンプなどを稼働させる為、約2.7時間稼働する非常用発電機を備えます
雨水流水抑制水槽の設置
集中豪雨(超過降雨)に対応する為、敷地内に雨水流水抑制水槽を設置。降雨時には、一旦、抑制水槽に雨水を貯留し、ポンプで調整しながら下水管へ排出します
管制運転付きエレベータ
地震発生時に閉じ込められるのを防止する管制運転機能付きエレベーターを採用
防災倉庫
5階以上の共用部に簡易な防災グッズを収納する防災倉庫を設け、災害時にすぐに利用できるように備えます(まず(5・7・9・11・13・15・17・19階に設置)
帰宅困難者支援施設
災害時の帰宅困難者が駅やバスターミナルヘ向かう通過点に位置することから、公共交通機関の交通伏況や避難所の状況の情報発信の拠点施設を開設予定

 

【充実した構造、設備仕様】

○水セメント比45%以下
○高齢者配慮対策等級(専有部分)3相当、(共用部分)4相当
○断熱等性能等級4相当
○一次エネルギー対策等級5相当
○維持管理対策等級3以上
○劣化対策等級3
○更新対策等級3以上
問い合わせ先:
両備ホールディングス株式会社 岡山まちづくりカンパニー
「グレースタワーⅢ」プロジェクト準備室
フリーダイヤル:0120-932-686、TEL:086-225-5326