2016.8.24
両備ホールディングス
中四国地方初「シャトルリフト」(クレーン)も導入
総工費 当初予定より2.5倍(13億円)をかけ最新設備に
製造から整備・修理、車検等まで中四国でも最大で最新鋭の設備により広域に対応
両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市北区錦町6-1、社長:松田 久)の自動車、重機等の販売、整備を手掛ける両備テクノカンパニー(社内カンパニー、所在地:岡山県岡山市南区西市570番地)では、岡山県の県営工業団地、玉島ハーバーアイランド(岡山県倉敷市)内に、弊社で2カ所目の拠点となる両備テクノカンパニー倉敷工場の建設に8月13日より着工することになり、起工式を執り行いました。
なお、2015年、岡山県より立地が発表された段階での計画よりも総工費を大幅に増額(約5億円の予定が約13億円)し、環境にも配慮した効率的な最新型の製造工場となります。
これは、近隣地域の特殊加工技術をもった老舗鉄工所の高齢化により、事業譲渡を受け、倉敷地区への進出をすることになったもので、日本の匠の技術を継承し、岡山県北西部になくなってしまった重機やトラック、バスの修理・整備に広域に対応していくことが必須であることから、この機に積極的投資をして将来的にも需要に応えられる製造・整備工場とすることにいたしました。
両備テクノカンパニー 倉敷工場 概要
- 住 所
- 岡山県倉敷市玉島乙島新湊8259-59
- 面 積
- 6,660m²
- 建築面積
- 3,000m²
- 延床面積
- 3,800m²
- 建物構造
- 鉄骨造3階建て事務所棟を含む2棟
- 総工費
- 13億円
- 従業員数
- 43人(新規採用10人含む)
- 稼働予定日
- 2017年4月
- 初年度売上目標
- 8億円
倉敷工場の営業内容
- 営業内容
- ・少量多品種のオーダーメイド部品製造(新規)
・新車架装工事
・消防自動車の製造(新規)
・水島近辺のクレーンをメインとした重機械整備
・水島近辺の大型車両をメインとした車両整備
倉敷工場の設備の特徴
- 塗装関係
- プッシュプル型1台、局所排気装置型1台を完備。環境、大気汚染対策 防錆塗装『タフコート』施工岡山県総代理店、モバイルリフト導入
- 排水処理
- オルガノ株式会社 製排水処理システム導入
- クレーン
- 工場用シャトルリフト(ホイール式門型自走行クレーン、高さ8m 横幅8m、奥行き9m、吊り上げ最大荷重20トン)中四国初導入
- 車体修正機
- 大型車用最新車体修正機導入
- 部品製造部門
- 工作機械18台設置(旋盤・フライス盤・シャーリング・プレス機・ボール盤 等々)
両備テクノカンパニーについて(平成27年度)
- 売上高
- 約29億円(対前年12.2%増)
- 経常利益
- 約1億4千万円(対前年12.1増)増収増益
- 従業員数
- 約150人