夢二生誕140年記念
瀬戸内市の夢二生家記念館・少年山荘にて開催
夢二郷土美術館本館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団)では、瀬戸内市にある別館の夢二生家記念館・少年山荘(岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1)にて、2024年12月17日(火)より、夢二生誕140年記念 夢二生家企画展「冬のけしき」と題した企画展を開催いたします。
雪化粧した山々や深紅の椿、あたたかなこたつでのひととき…夢二の描いたノスタルジックな冬のけしきに囲まれて、ふるさとに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
2024年冬の企画展 概要
夢二生誕140年記念 夢二生家企画展「冬のけしき」
会期:2024年12月17日(火)~2025年2月24日(月・祝)
主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館
会場:夢二生家記念館・少年山荘(岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1)
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作品点数:約50点
出品作品について:竹久夢二《雪の風》(「婦人グラフ」第1巻第8号より」)
1924(大正13)年5月から1928(昭和3)年まで国際情報社から発行された女性向け雑誌「婦人グラフ」は、欧米の婦人雑誌「ガゼット・デュ・ボン・トン」や「レディースホーム・ジャーナル」などを手本に作られ、写真を多く用いて最先端のファッションや生活情報を発信しました。表紙や口絵、挿絵などの多くは機械刷りの木版画が別刷りで貼り込まれた贅沢な仕様で、夢二は本作を含めた18冊の表紙と本文や挿絵などの一部も手掛けました。《雪の風》は1924(大正13)年発行の第1巻第8号の表紙絵で、飾り付きの帽子にコートや手袋など当時はまだ珍しかった洋装でモダンな冬のファッションが描かれています。
展示概要:
蔵を改装した展示室を有する夢二生家記念館では、約20年ぶりの生家展示となる屏風《竹に雪》や《雪の風》(「婦人グラフ」)など、ふるさとをテーマに季節を感じられる夢二の作品を展示し、姉の名を書いた窓枠も残る竹久夢二のこども時代の部屋も公開しています。また「正月の催し」にちなんで軸装《初芝居》を特別展示。地元の方が手作りした邑久に伝わる伝統の正月飾りで新年をお祝いいたします。
少年山荘では人生・デザイン・音楽をテーマに作品を展示し、写真や遺品を通して夢二の人となりをご紹介。「婦人グラフ」や「セノオ楽譜〈羽衣〉」などデザイナーとしての夢二の作品をセノオ楽譜収録の楽曲を聴きながらご覧いただけます。
夢二が生まれ16歳までを過ごした築約250年の茅葺屋根の「夢二生家記念館」、夢二自ら設計したアトリエ兼住居を復元した「少年山荘」で夢二芸術の原点をご体感いただき滞在をお楽しみください。
夢二生家記念館・少年山荘
所在地:岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
入館料(税込):大人600円、中高大学生250円、小学生200円
※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。
※ゆめびぃ会員は入館無料
※ご案内の内容は状況によって変更する場合がございます
企画展関連イベント
正月の催し
会期 2025年1月2日(木)~1月13日(月・祝)
掛け軸《初芝居》の特別展示とともに地元の方が作られた邑久(おく)伝統の正月飾りで新年をお祝いいたします。また福笑いやコマ回しなど、昔ながらの正月遊びもご用意しております。
本館・生家共通イベント
創設記念日 オリジナル夢二絵はがきプレゼント
2024年12月20日(金)
先着30名様にオリジナル夢二絵はがきをプレゼントいたします。
本館ではお庭番頭ねこの黑の助がみなさまをお出迎えします!
夢二郷土美術館のお正月
2025年1月2日(木)~1月13日(月・祝)
2025年1月2日(木)9:00から新年開館
1月2日ご入館の本館先着30組、別館先着20組に、お年玉として「夢二の開運みくじ」をプレゼント。当館オリジナルカレンダー他素敵な商品やミュージアムショップなどで使える割引券が当たります。
art café 夢二、椿茶房からのご案内
art café 夢二
2025年1月2日(木)~1月13日(月・祝) お正月カフェ限定メニュー
・お正月限定でお抹茶などご用意しております。
art café 夢二 & 椿茶房
2025年1月2日(木)~本館と生家にて福袋限定販売
・「夢二郷土美術館福袋」3,300円(税込)~
※生誕140年記念トートバッグとグッズセット
※事前予約も承っております。
(Tel. 本館:086-271-1000 生家:0869-22-0622)