200人採用を達成!宇宙一本気な乗務社員採用プロジェクト結果報告

両備グループ(岡山県)のトランスポーテーション&トラベル部門(両備グループの交通運輸に携わる事業会社の総称)では、2023年6月27日より、1年間で200人の乗務担当社員の採用を目指し「宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト」を推進してまいりました。

バス、トラック、タクシー、路面電車、船の交通運輸事業に関わる両備グループ各社が本気になって採用活動に挑んだ1年間でした。説明会や体験会実施など採用活動の方法、働き方などの制度改革、職場改善、待遇改善など、知恵を出してさまざまな施策を展開してまいりました。

その結果、200人の目標に対し、2024年6月26日時点で216人の乗務社員を確保することができました。これは、コロナ禍前の採用数の1.6倍にあたります。

潜在的にまだまだプロドライバーへのあこがれを持つ方が多くいること、その方々にきちんとプロモーションが届き、興味関心を持っていただけたこと、さらに、その方々へ待遇処遇・環境改善の姿勢をきちんとお伝えできたことにより、200人採用を達成できました。

乗務社員がきちんと確保できたことにより、乗務員不足で運休していた高速バスの復便、路線バスの増便などが実現しています。

一方、現状の乗務社員の年齢分布において50代以上が46.7%*を占めることには課題感を抱いており、20年先、30年先を見据えながら運行能力を形成するために、次のテーマを「若手採用」として、性別に関係なく活躍できる環境づくりを目指し、10代~30代を中心にさらに200人採用に挑むことを発表しました。(2024年7月4日)
*両備バス乗務担当社員の場合

・1年にわたりさまざまな施策を投下

・採用結果 応募総数1054人、うち216人を採用
※T&T部門:両備グループ トランスポーテーション&トラベル部門の略:「バス・鉄軌道」「トランスポート・フェリー」「タクシー」の3ユニットで構成

・【ご参考】両備バス乗務担当社員年齢分布→乗務社員の高い年齢層が課題

・200人採用はまだまだ続きます…

■宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクトとは
コロナ禍で浮き彫りになった公共交通や物流事業における乗務担当社員不足の課題は、両備グループの問題だけではなく、人やモノの流れを止めてしまう可能性のある程の深刻な社会課題となっています。加えて2024年問題と言われる労働時間等の基準改正も目前に迫っていることから、交通と物流を守るためには乗務担当社員の確保が急務です。

そこで2023年6月27日に誕生したのが「宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト」。乗務担当社員を擁する両備グループのトランスポーテーション&トラベル部門のバス・鉄軌道ユニット(バス事業会社・鉄軌道事業会社)、トランスポートユニット(物流事業会社)、タクシーユニット(タクシー事業会社)、フェリーユニット(旅客船事業会社)が、交通と物流を守るため、乗務社員に特化した採用活動に挑みます。

宇宙一本気(マジ)な乗務社員採用プロジェクト 専用サイト