両備システムズ 滞納整理システムで業界トップの(株)シンクへ資本参加

株式会社両備システムズが滞納整理システムで業界トップの株式会社シンクへ資本参加

10月2日付で小嶋光信が代表取締役会長兼CEOに就任
社長は現株式会社シンク社長が就任、社名も継承
資本と経営を分離した方式での資本提携を実現

両備グループ(事務局:岡山県岡山市北区錦町6-1、両備ホールディングス株式会社本社内、両備グループ代表兼CEO:小嶋光信)のグループ企業である株式会社両備システムズ(本社:岡山県岡山市南区豊成2丁目7-16、社長:松田久)は、10月2日、*滞納整理システムの開発・販売で全国から高い評価を受けている株式会社シンク(本社:福岡県田川市、社長:丸山秀明)との資本提携を行ないましたのでお知らせいたします。
なお株式会社両備システムズとしては初の資本提携で、これにより両備グループの情報系企業は7社となります。

*滞納整理システム:地方自治体の税金や料金の回収率向上のため、滞納者の滞納状況、交渉経過、課税明細などを記録し、滞納者に対し、分割納付を勧めたり、回収状況を把握し分納履行を管理、更には差し押さえ、公売等一連の処理の管理を行うものです。

<株式取得の理由>
両備システムズは、行政・医療・保健福祉分野におけるシステム開発・運用サービスを主要としたIT関連事業をビジネスとしており、クラウド時代に向けて、さらなる事業基盤の拡大を図っています。市町村向けシステムのシェアは、全国で延べ約700団体に、健康管理、福祉、内部、基幹等のシステムを導入しています。
一方、シンクは、県および市町村向けの滞納整理システムを中心とした商品開発で業界トップのシェアを誇る約250団体の顧客を獲得しています。
シンク社が持つ滞納整理業務に関するシステム群は両備システムズの公共事業との親和性が高く、また相互に補完性のあるものであります。
10月2日、両備システムズは同社の発行済株式の80%を取得いたしました(20%は投資育成会社が保有)。
両備システムズが進めるDC(データセンター)事業と、シンク社が提供している商品群を連携させることで事業シナジー創出を図り、収益の向上、顧客の獲得など新たな機会の創出や、ITビジネスを通じて社会に貢献するソリューションの提供を目的としています。

<資本提携の利点>

両者の事業を連携させることで、新規事業、顧客の開拓につながる他、滞納整理システムを両備システムズのデータセンターからサービス提供出来るとともに、商品ラインアップの充実を図ることができます。

<引継事業の概要>

会社名:
株式会社シンク(現状のまま引き継ぎ)
住 所:
福岡県田川市伊加利1824-22(白鳥工業団地)
tel:0947-42-0111
資本金:
3,025万円
売上高:
11億円(平成24年度)
新役員体制:
代表取締役会長兼CEO

  小嶋光信(両備グループ代表・CEO)

代表取締役
  松田 久(両備グループ代表・CEOO)

代表取締役
  三宅健夫(株式会社両備システムズ副社長)

取締役社長
  丸山秀明(株式会社シンク社長)

常務取締役
  小野佳之(株式会社両備システムズ公共事業部長)

取締役
  松田敏之(両備ホールディングス株式会社代表取締役専務)

取締役
  占部健介(株式会社シンク取締役営業部部長)

取締役
  白石和美(株式会社シンク取締役ソフトウェア技術部部長)

監査役
  星埜圭吾(株式会社両備システムズ執行役員)
支店営業所:
東京、仙台、名古屋、大阪、福岡
社員数:
67人(平成25年8月現在)
設 立:
昭和60(1985)年12月

※株式会社両備システムズ概要

資本金:
3億円
事業内容:
行政・医療・健康・保健分野の情報サービス、ソフトウェア開発
売上高:
107億円(平成24年度)
社員数:
623人(平成25年4月現在)
設 立:
昭和44(1969)年12月(昭和40年創業)

株式会社両備システムズ
086-264-0111