Newsお知らせ

2013.04.05

岡山電気軌道 全国初の走る物産館「たま電車・わかやま応援館」運行開始

「たま電車・わかやま応援館」運行開始
スーパー駅長たまの後輩「SUNたまたま」が館長代理として初公式行事

岡山電気軌道株式会社(本社:岡山県岡山市北区岡南町1-14-41、社長:小嶋光信)の路面電車「たま電車」が、わかやま応援団、次田尚弘氏(和歌山県出身)の発案によりリニューアル。「わかやま応援館」として、和歌山県の観光PRを勤めることになりました。
つきましては、仁坂吉伸和歌山県知事、及び和歌山市観光課様方が遠路ご来岡下さり、「たま電車・わかやま応援館」出発式を開催することになりましたので、お知らせいたします。
和歌山県様とは、岡山電気軌道株式会社が、和歌山の地にて貴志川線再生のため、2005年6月27日に和歌山電鐵株式会社を設立以来交流が続いており、「三毛猫駅長たま」については、仁坂知事自ら毎年就任記念日にご参加下さるとともに、その功績に対し、たま駅長は「和歌山県勲功爵、わかやまでナイト(2008年)」「和歌山県観光まねき大明神(2011年)」の称号を拝命し、地域の方々とともに、ローカル線の再生にご尽力をいただいております。
今回も、わかやま応援団の次田氏からのご提案に対し、自ら出発式にご参加下さるとのことで、弊社としましても、岡山の地にて和歌山県のPRを努めるとともに、2015年開催の和歌山国体についても情報発信の一助になればと、運行させていただくことにしました。
ちなみに、和歌山市様からは市長である大橋建一和歌山市観光協会長より、岡山から転勤していった、たま駅長の部下、ニタマ現伊太祈曽駅長に和歌山市特別観光大使「アゼリニャ」を拝命しております。
なお館長代理には、笠岡市在住者からの依頼にて譲り受けた、立派な三毛猫「たまたま」(2013年10月20日生まれ、メス)が拝命することになりました。

「たま電車・わかやま応援館」改装概要

「たま電車・わかやま応援館」の改装につきましては、和歌山県・和歌山市様がご協力くださいました。

パンフレットラック:
紀州材製(ヒノキ)高さ36.5cm、横幅26cm、厚み7cmを、車内の前後扉付近に各2個、計8ラック設置(和歌山市観光協会より)
車内アナウンス:
約1分50秒程度。次田氏アナウンスによる説明を入れました。
車内放送更新1箇所  岡山駅前発車時(和歌山さんぽみちプロジェクトより)

車内アナウンス内容<岡山駅前電停(東山行き)業務放送>
(チャイム♪) 皆様、いつもご乗車下さいまして有難うございます。この電車は、東山行きの「わかやま応援館」です。途中、お降りの方は、柱のボタンを押してお知らせ願います。危険物の車内持ち込み、喫煙、携帯電話のご使用、車内での飲食は他のお客様のご迷惑となりますので、ご遠慮下さい。扉付近の情報BOXにて、和歌山電鐵沿線を中心とした、和歌山県の観光パンフレット等を配布しております。ぜひ、お手に取ってご覧ください。
なお、事故防止のため、止むを得ず、急停車することがありますので、ご注意願います。
簡単らくらく、電車・バス共通ICカード乗車券ハレカカード、路面電車が全線一日乗り放題、一日乗車券を車内で発売中です。停車中に運転士へお申し出下さい。電停や車内で不審物を発見した場合はお手を触れず、運転士までお知らせ下さい。電停は終日禁煙です。皆様のご協力をお願いします。車内には、ゆずり合いの席を設けております。お互いに席をゆずり合いましょう。運賃は県庁通りまで、大人の方100円、お子様50円、西大寺町以降、大人の方140円、お子様70円となります。
車内は和歌山の「和(わ)」、「和(なごみ)」の空間を演出しております。ほっと一息、和みの空間、和歌山県へのお越しをお待ちしております。

車内装備:
・吊り輪59個 (和歌山さんぽみちプロジェクトより)
・電球色のLED照明8台(和歌山さんぽみちプロジェクトより)
・タイルカーペット44枚7m(50cm角28枚、35cmka×50cm角)(和歌山さんぽみちプロジェクトより)
・中吊りポスター50枚 (B2サイズ)(和歌山県観光連盟より)
・スタッフジャンパー2枚(和歌山県観光連盟より)
*和歌山さんぽみちプロジェクトとは、次田氏が学生時代に立ち上げた慶応大学の研究グループ。
*ネコミミ、表札2枚(和歌山市、伊太祁曽神社宮司書)は岡電による設置です。

岡山電気軌道株式会社

一覧に戻る