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2013.01.29

年に一度の「范曽美術館」特別開館について

世界唯一、中国人画家(中国人物画家の鬼才・范曽氏)の名前を冠とした美術館 

「范曽(はんそう)美術館」 年に3日間限りの特別開館について

両備グループ[事務局:岡山県岡山市北区錦町6番1号(両備ホールディングス内)、代表:小嶋光信]の公益財団法人両備文化振興財団が管理する、中国の鬼才と呼ばれる画家「范曽」氏の名を冠にした「范曽美術館」(所在地:岡山県岡山市東区西大寺上1丁目、両備バス西大寺バスセンター2階)では、2月16日夜に行われる西大寺会陽にあわせて、その前後3日間限定にて特別開館しますのでお知らせいたします。
公益財団法人両備文化振興財団へは、近年、中国人画家の作品が、かなり高い評価と注目を集めているため、国内外から作品の寄贈依頼や、購入したい旨の問い合わせが多く来ております。当財団といたしましては、范曽氏と初代・両備文化振興財団理事長 故松田基との深い親交の証として、美術館とともに范曽氏の貴重な作品や資料を末代まで大切に保管をしていくとの意志を受け継つぐとともに、この貴重な作品を一般の方にもご覧いただく機会として、2001年から毎年同時期に開館しております。
この機会にぜひ、貴重な作品の数々を多くの方々にご覧いただければと存じます。

催事名称
范曽美術館特別開館
開館月日
平成25年2月15日(金)~17日(日)の3日間
開館時間
10:00~16:00(入館は15:30まで)

 

会  場
范曽美術館(岡山県岡山市東区西大寺上1丁目 両備バス西大寺バスセンター2階)
主  催
公益財団法人 両備文化振興財団
(事務局:岡山県岡山市北区錦町6-1 両備ホールディングス内、理事長:小嶋光信)
入館料
大人:400円、学生:300円、小人:200円、団体割引:20人以上
展示作品
今回の目玉として、『レッドクリフ』(原題: 赤壁、監督:ジョン・ウー)の名で映画化もされた、中国三国時代の歴史書『三国志』の「赤壁(せきへき)の戦い(紀元208年魏(ぎ)の曹操が、呉の孫権、蜀の劉備の連合軍と戦って敗れた古戦場が赤壁)について宋代最高の詩人蘇東坡が英雄の興亡の後を偲びつつ、彼の人生観を盛り込んで書いた赤壁の賦(韻文の一種で古来名分の誉れ高き文章)を、范曽が折帳にまとめた作品を展示いたします。
作品数
范曽作品38点(折帳3点を含む)、陶磁器22点。
グッズ販売
范曽色紙 500円、范曽はがき集 300円
★この度、新版・図録「范曽名品集」2,000円(税込)も販売いたします(美術館創設のきっかけになった大作の「八仙図」を初めて掲載しています)。

范 曽

現代中国画の鬼才
1938年江蘇省南通市生まれ。北京市中央美術学院に中国画を学ぶ。
1979年栄宝斎代表団とともに来日、東京・大阪で作品展を開催。
1984年4月、岡山市西大寺に「范曽美術館」が開館、南開大学東方芸術系主任教授に就任する。
1986年「10人の画家訪米団」に参加、ワシントン、ニューヨークなどで作品展開催。
1987年にはドイツで作品展を開催、その後も東京・大阪・京都・岡山など日本各地で個展を開催した。
後楽園の由来となった「先天下之憂而憂、後天下之仁者楽而楽(天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ)」を記した「岳陽桜記」の著者、范仲淹(はん ちゅうえん)の子孫

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