【岡山交通】EVタクシーとして「日産アリア」を中四国初導入

12月11日より運行開始
電気自動車の特性である車内の静粛性に期待

両備グループ(事務局:岡山県岡山市北区下石井)のタクシー会社、岡山交通株式会社(本社:岡山県岡山市南区豊成、代表取締役:古谷和秀)では、2023年12月11日(月)より、EV車「日産アリア」をタクシーとして導入し運行を開始します。
日産自動車によると、同車両がタクシーとして導入されたのは、中四国では岡山交通が初めてとのことです。
電気自動車は、地球への優しさと、静かで、なめらかな走りをあわせもち、岡山交通では、このタクシー導入をきっかけに、お客様へさらに上質な車内空間をご提供してまいります。

■導入の背景
両備グループは、地域のサスティナビリティに関わる事業が多いことから、重要な経営ミッションのひとつに「地方創生と脱炭素社会実現への貢献」を掲げており、脱炭素に向けた取り組みは最優先課題としています。
岡山交通では、これまでタクシーの効率的なエコドライブの推進を徹底し、走行中の燃料消費量を抑え、大気汚染物質の排出量削減に努めてまいりました。またハイブリッド車、アイドリングストップ装置付き車両などの低公害車の計画的な導入を進めています。
タクシー業界では2030年度において二酸化炭素排出量対2013年度比35%削減を目標としており、一層の取り組み推進が求められています。そこで、脱炭素社会実現への貢献度が高いEVタクシーの導入を決めました。

車体には外部からEV車両であることが容易にわかる表示(岡山県から配布されるA5サイズのステッカー)​を貼付いたします。岡山県による事業者向けEV・FCV車両導入支援事業補助金を活用しています。

[温室効果ガスの排出量の削減] 既存のLPガスを燃料とするタクシー車両に比べて、年間3.6710016t-CO2の削減効果になります。

■日産アリア 車両情報
日産初のクロスオーバーEV「日産 アリア」は力強い加速、滑らかな走り、EVの特性を活かした静粛性を兼ね備えています。室内はラウンジのような心地の良い高級感あふれるデザインで統一され、ドライバーや同乗者を温かく迎えます。そして、運転のストレスを軽減する運転支援機能やコンシェルジュのようにドライブをサポートするシームレスなコネクテッド技術は、運転中のドライバーの信頼感を高め、最大610kmの航続距離(2WD 90kWhバッテリー搭載モデル 2WD WLTCモード 社内測定値)*1は、「日産 アリア」がタクシーの長時間・長距離の運行を可能にいたします。
*1 航続可能距離は認証前の日産自動車社内測定値であり今後変更となる可能性があります。

導入会社:岡山交通株式会社 豊成営業所
導入台数:1台
車種 :ARIYA(アリア:日産)
運行開始日:2023年12月11日(月)
※予約可能。ご予約は両備タクシーセンター(086-262-3939)まで

■今後の展開
今回導入したEVタクシーを実運行で使用してみて、タクシーとしてのユーザビリティの確認、運行コスト、脱炭素社会への貢献度、お客様からの評価など総合的に判断し、今後の展開を模索してまいります。

岡山交通ホームページ