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2024.04.30

和歌山のeスポーツチーム「和歌山インダミタブルパンダ」と協業の調印

和歌山電鐵
社長 小嶋光信

今日はたま駅長の25歳の誕生日です。

今まで私的なことだったので言いませんでしたが、この4月29日はもう一つ、私の心の中では母の誕生日でもある日でした。私は三男一女の末っ子だったので、父にも母にもめちゃめちゃ可愛がれて育ちました。父が亡くなったあと、普段はおおらかで陽気でオシャレな母でしたが、私のことが心配で何かしようとすると「気をつけなさい」が口癖でした。私には悪い癖があって何か困っていることや困っている人をみると「義を見てせざるは勇なきなり」で火中の栗を拾うことが多くそれが心配で心配でたまらなかったのでしょう。

公設民営で地方公共交通を救おうと和歌山電鐵の再建の時には母は亡くなっていましたが、その再建の日2006年4月1日にたまちゃんは現れたのです。そのたまちゃんの誕生日が奇しくも母の誕生日の4月29日だったのです。たま駅長が亡くなってから特に思うのは、鉄道会社の再建など無茶なことを息子がするので心配で母がたま駅長になって現れたのでしょう。たま駅長は本当に献身的に私を助けてくれました。

まあ湿っぽい昔話はこれくらいにして、今日はゲーマーからも注目されている、成長途上にある和歌山のeスポーツチーム「和歌山インダミタブルパンダ」さんからのお申し出で、和歌山電鐵貴志川線とeスポーツチームが協力して地域の活性化につなげようと協業することになり、ニタマ駅長とよんたま駅長が立会人となってパートナーシップ協定の調印式をしました。

今日は東京にて日本最大の大会EVOジャパンが開催 (27~29日) されており、「和歌山インダミタブルパンダ」からは、プロライセンス保持者2名が出場されたとのことです。鉄道会社とeスポーツチームでどんな地域の活性化が出来るのか楽しみです。

そして海外からのお客様が中心の観衆の皆さんと「ハッピーバースデーたまちゃん」と歌って、ケーキでお祝いしました。

恒例でニタマ駅長とよんたま駅長とたま神社にお参りしましたが、何とたま駅長が生前の時と同じようにニタマ駅長がたま駅長に叱られたのでしょう、珍しく「ニャー、ニャー、私も頑張ってるニャゴ」と大騒ぎしていました。その横で普段は陽気でニャーニャー言っているよんたま駅長は、まるで借りてきた猫で、たま駅長に叱られないように静かにしていたのが可愛かったです。











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