2024.04.08
夢二郷土美術館
館長 小嶋光信
現役で走る路面電車としては日本で最も古い岡山電気軌道の1953年製造のレトロな車両が、夢二生誕140年を記念して水戸岡デザインで大改修し竹久夢二を顕彰する「Nostalgic Art Tram(ノスタルジック・アート・トラム)KURO×夢二」となり、この4月9日から通常運行ダイヤで岡山市内を走ります。
「KURO」は2014年に夢二生誕130年を記念して「KURO×夢二」として好評を博していましたが、今回の大改修のポイントは世界でも初めてと言える楽しい試みです。
今回は水戸岡さんのデザインによるまさに走る夢二郷土美術館とも言える「KURO×夢二」電車で、ヴァイオリンで奏でる「宵待草」を聞くという世界でも稀な試みで、なんとも言えず大正浪漫あふれる電車となりました。
是非、この「Nostalgic Art Tram KURO×夢二」電車が「アートの国」を目指す岡山のひとつのシンボルになれば幸せです。
そして、この電車に乗っていただくと大迫淳英さんが奏でる「宵待草」の全曲がQRコードで手に入りますので乞うご期待です。
参考:4月9日からの「KURO×夢二電車」運行ダイヤ 東山線のみ1日4往復
東山発 : 10:12、11:00、11:48、12:36
岡山駅発: 10:32、11:20、12:08、12:56