こどもの日第17回小学生無料乗船キャンペーンを実施
―今年は新しい試みの御船印めぐりプロジェクトもスタートー

両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信

毎年恒例の日本旅客船協会「こどもの日小学生無料乗船キャンペーン」の第17回がコロナ禍でも開催することが決まり、今年は昨年より参加航路が4航路増えて46航路で実施されました。

この催しは子どもたちに海の楽しさを知っていただき、海洋国家日本の海の大事さを体感してくれればと思って毎年実行しています。

コロナ禍での2年目のこどもの日の催しとなり、その上7年ぶりの小雨になりましたが、子どもたちは元気一杯で、そのエネルギーはものすごいものです。閑散としていた新岡山港の待合所がいっぺんに明るくなりました。

逆風の中でも催しそのものは大いに工夫して下記のように盛りだくさんになっています。
1.国際両備フェリー 
新岡山港―小豆島土庄航路
・こども一日船長 ・バルーン飛ばし(海に溶ける環境に良い素材)
2.同      
小豆島池田港―高松港
・ペーパークラフト体験 ・こくさい動物園をつくる ・新造船愛称募集
3.瀬戸内観光汽船 
岡山日生港―小豆島大部港
・こども一日船長  ・バックヤードツアー ・お菓子プレゼント ・紙カブトのカスタマイズ

神社仏閣のお参りでの御朱印が盛んですが、今年は初めて日本旅客船協会公認の「御船印めぐりプロジェクト」で、全国46社が参加して「御船印帳」が作られました。両備グループもフェリーユニット全社が参加して、5月5日から販売開始しています。

それぞれ趣向を凝らした楽しい船ごとの御船印で、全国の港や船巡りの思い出づくりになると思います。

セレモニーは新岡山港で行なわれ、子どもたちの中から抽選で選ばれた「こども一日船長」が、緊張した面持ちでブリッジ見学、船内放送や救命胴衣体験など盛りだくさんの船長業務をこなしていました。

小雨の中でも鳩の形をした紙バルーン(水に溶ける環境に優しい紙)が子どもたちの歓声とともに元気に船の甲板から飛び立っていきました。

 

両備小豆島フェリーグループ