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2019.11.05

第13回貴志川線祭りに「メガたま駅長」登場!

和歌山電鐵
社長 小嶋光信

毎年恒例になっている「貴志川線祭り」に何と「メガたま駅長」が登場しました。

メガたま駅長は、猫人形作家 佐藤法雪(さとう ほうせつさん)が製作した人の大きさより大きなフェルト人形です。

これは、「風呂猫」(猫専門のカメラマンとして雑誌「ねこのきもち」表紙等に写真を提供する板東寛司氏の企画会社)が、2017年からホテル雅叙園東京の東京都指定有形文化財「百段階段」で、猫をテーマにした展覧会を開催しており、本年の催事の「猫都のアイドル展」に平成を代表する猫アイドルといえば、廃止寸前だった地方の私鉄を再生、大出世を遂げた「たま駅長」で、実在のアイドル猫をメガサイズで再現したいというご依頼を受け、製作され、寄贈されたものです。

いや〜!メガだけど可愛い💕 きっと皆さんのアイドルになってくれると思います。

また日頃から和歌山電鐵を応援してくださっている和歌山東南ロータリークラブさんからは、伊太祈曽駅検査場などの「登録有形文化財案内板」の目録贈呈をお受けしました。

「よんたま駅長」もセレモニーに参加して、ニャーニャーと得意のトークで会場の「可愛い〜!」を誘っていました。

2006年に再生不能と思われた地方鉄道を「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」や「うめ星電車」などの水戸岡デザインの楽しい電車達と、「たま駅長」を中心とした猫駅長達の頑張りと多くのイベントで、再生だけでなく世界的な猫ブームと地方鉄道ブームを巻き起こすことができました。

これも「貴志川線の未来をつくる会」さん達と乗客の皆さんや、和歌山県、和歌山市と紀の川市行政の皆さんの熱烈な応援とご支援と社員の頑張りの賜物と感謝しています。

2016年からの今後の10年は、純粋な公設民営でなく、その上運行の補助金をいただかないという大変厳しい第2期の再生となっていますが、
1.「台風による鉄道沿線の修復費の増大」
2.高速道路開通や道路網の改善でのマイカーの渋滞解消による通勤客の減少
3.関西空港での貨物船衝突事故に端を発したインバウンド客の減少
などでビジネスモデルが変わり、赤字体質化を払拭するために行政の皆さんとの協議や「キシカイセイプロジェクト」での増客に努めています。その最中の貴志川線祭りですが、貴志川線沿線の神様や、「たま大明神」に守られているのか、何か皆さんの大応援を肌で感じてもの凄く勇気が湧いてきました。多彩な催しで、今日の電車達はみんな満員で、今日だけは東京の山手線に勝ったかなと思うほどの賑わいです。

皆さんに感謝とともに、二度目の困難を乗り切ってサステナブルな地方鉄道に仕上げるために頑張ります!

参考:〈祭りの主なイベント〉

★大好評 第3回フェイスペインティングコーナー(伊太祈曽駅前 特設コーナー)
     「たまメイクに挑戦」(昨年は1000人以上が参加) 
★和歌山県警交通機動隊の白バイ展示
★ヤマト運輸の交通安全教室
★各種屋台村出展
  
その他
・射的、輪投げ、ヨーヨーつり、スーパーボールすくい
・おてだま、おりがみ作り、ぬりえ、鉄道模型展示
・大人気遊具:ミニいちごトレインに乗ろう!(1周50円)
・たま駅長フワフワ(1回3分、50円)
・PR産直テント
・食べ物の屋台が多数出ています。

和歌山電鐵

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