両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信
「杜の街グレース」のまちづくりは、約12,000坪という広大な開発であり、全国の都市の中心部としては最大級の一つでしょう。先日のマンション棟に引き続いて市役所通りに面したオフィスビル棟の建設が始まりました。
「歩いて楽しいまちづくり」をテーマに、「子どもも楽しいまちづくり」をサブテーマに、地元のデベロッパーらしい地域を知り尽くした開発として、岡山市の中心部の新たな魅力を引き出すという大きな使命感をもって開発をしています。
完成すれば、ワンフロアーの事務所有効面積は600坪で、延べ床面積7,200坪のオフィスビルとなります。現在は中国地方では広島、四国は高松が広域拠点ですが、21世紀は少子高齢化で中四国という一つの経済圏となり、全国の約10%の市場として集約化される方向になるでしょう。
岡山なら中四国の中核都市へ約2時間以内で行くことができ、地政学的にも中四国の要衝ですので、中四国本部をつくるなら岡山市が最も効率が良いと見直されていくと思います。中四国本部機能が創れる立地として今後全国企業に売り込みをかけ、誘致していく気概で創りこんでいます。
3階に設けられる貸し会議室は拠点会議や、イベントなどにも対応できるスペースで、キッチンもあり料理教室やパーティーの対応もできるでしょう。
そして、省エネと環境面に配慮し、特に安全・安心面ではセキュリティーシステムのみならず、いざという災害の時に自家発電や井戸の活用で、エレベーターやトイレなど、ライフラインが切れないように配慮する予定です。
また、自転車や徒歩のお客様にはロッカールームやシャワー室を設けることで、快適に健康的な通勤をエンジョイしていただけます。
隣接する商業・ヘルスケア施設棟の屋上庭園にも連絡通路で移動が可能であり、ゆったりと過ごすことができます。
少しずつ姿を見せ始めた杜の街づくりにご期待ください。
施設内容
・地上10階地下1階 延床面積23,773㎡(約7,200坪)
・3階は貸し会議室を設け、イベント対応もできるよう450坪の有効面積を確保。ダイニングキッチンも設けてケータリング、料理教室などもできるようなスペースを検討中
・オフィスは1フロアあたり約600坪で効率的に利用できる有効面積を確保(間仕切り可)
・女性用トイレにはパウダースペースを設置
・地下には自転車での通勤を想定した自転車置き場。ロッカールームとシャワー室を設けて汗をかいた際に着替えができるよう配慮
・来客用の車寄せ、タクシー待機スペースを設置
・オフィス用タワーパーキングとして100台分を設置
・建築予定の商業・ヘルスケア施設棟と連絡通路で結び、屋上庭園で休憩も可能省エネ・環境
・壁面のガラスウォールは紫外線カットと熱線吸収機能のある省エネLow-E複層ガラス
・全熱交換システムを用いた省エネタイプの空調設備安全・セキュリティー
・1階には総合受付を設けたセキュリティゲート
・自家発電機を設置(非常用として72時間対応)
・エレベーターは6台(内2台は非常用エレベーターとしても利用)
・浸水対策として地下に約300トンの雨水貯留槽
・井戸を掘削し、濾過水として利用(水質試験を行った後に利用の可否を判断します。)