両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信
「子どもの楽しいまちづくり」の一環で、再開発のグレースタワーⅢの4階屋上にポケットパークが完成し、和歌山電鐵・貴志駅に鎮座している「たま神社」が分社されました。
今日は私にとって二重に嬉しい日でした。一つは40数年前岡山に帰ってきて柳川ロータリーの老朽化した建物を見て、何とかまちづくりで岡山のヘソともいうべきこの地域の再開発を、と秘かに思っていたことが実現したこと。
もう一つは私と10年来和歌山電鐵と地域公共交通の再生に尽力した「たま駅長」が大明神となって、この岡山の柳川ロータリーの地で分社として地域を見守ってくれるようになったことです。
世界に愛され、和歌山電鐵の再生のみならず多くの人々の心を豊かにし、世界の猫ブームを創り出した「たま駅長」は、現役時代には猫は地域を出るとストレスになるので貴志川線沿線から出ることはありませんでしたが、晴れて「たま大明神」となって神さまとして岡山の地にも降り立ってくれました。
「グレースの杜・ポケットパーク」は水戸岡鋭治さんのデザインです。小さいですが、子どもたちの楽しい遊具と小さな鎮守の杜がある都会のオアシスとして、子どもも大人もホッとする空間になると思います。
これから楽しい仕掛けをいくつか考えて、ここならではの安らぎの空間を醸し出していきたいと思っています。
たま神社の前で手を合わせると、「たま駅長」がそよ風にのってスッと側にいるような気持ちになります。
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