ミジュアリータクシー登場!

両備グループ
代表兼CEO 小嶋光信

両備グループのタクシーユニットで、岡山交通が先駆けて「ミジュアリータクシー」を発表しました。

ミジュアリータクシーとは耳慣れないタクシーで、何だろうと思われると思いますが、「ハイヤーなみのラグジュアリーなタクシーサービスをミドルクラス(タクシーの場合は中型)の運賃で提供するタクシーサービス」を意味します。

ミジュアリーという言葉は私の造語です。両備グループは安売り合戦しているマーケットではなく、「ミドルクラスの所得層以上で、ラグジュアリーなライフスタイルを求めている」消費者のマーケットを対象に事業展開するということで、ミドルとラグジュアリーを足して創りました。

実は岡山県では東京や大阪のような大都市にある高級な「ハイヤー」の制度はなかなか出来ないのです。従って、中型タクシーを黒塗りにして対応しているケースが多いのですが、ハイヤーは単に黒塗りの車というだけでなく、乗務担当社員の質とサービスレベルが問題なのです。

今回のミジュアリータクシー6台は、

1.新卒で入社し、タクシードライバーとして専属に養成されたマイスタードライバーが担当します。普通二種免許取得後、教育訓練を経て1年以上小型タクシーに乗務した安全とサービスと生産性の成績の良い乗務担当社員で、中型乗務担当社員研修を受講し、「サービス接遇検定3級」「晴れの国おかやま検定」に合格し、普通救命講習なども受講した者の中から、営業所所長が推薦し、会社が認めたドライバーが担当するということです。忠恕の精神で上質なサービスと、安全でお客様に寄り添う運転技能を持っている選抜された社員が担当しているという優れものです。平均年齢27歳と若手が担当します。乗って本当にラグジュアリーな気持ちになっていただける、タクシーです。

2.車輌は通常の中型タクシーより100万円アップのクラウンスーパーサルーンで、インテリアから乗り心地まで全くタクシーとは別物です。普段は本邦初となるスケルトン型の洒落たLED行燈を付けてタクシーと分かるようにしていますが、ハイヤー的使用の場合は、高級な黒塗り乗用車に変身です。

レベルの高いサービスをお求めのお客様はもちろんのこと、会社の役員車が乗務員不足で労務管理に困られている法人様のシェアリングエコノミーに、またリッチな旅行やインバウンドにご利用いただくハイヤーレベルのサービスなのです。おまけにお値段は中型タクシー並みとは。

「お値段以上・・・」が、まさに「ミジュアリータクシー」サービスです。是非ご利用をお待ちしています!

岡山交通