和歌山電鐵 社長
小嶋光信
たま駅長が「たま大明神」として貴志駅の「たま神社」に鎮座して8月11日で1周年となります。
名誉永久駅長になって人気が衰えるかと思いきや、トンデモない。ますますパワーを増して世界中に愛され続けています。
8月1日にベトナムのホーチミン市に3万平米のベトナム随一の4温度帯の物流センターをオープンし、その後タイのバンコク市に行きましたが、ベトナムでもタイでも現地経営者との懇談でみなさんたま駅長のことを知っていました。昨年末、夢二の幻の油彩画を里帰りする交渉にアメリカへ行った時も、所有者のアラン宮武さんも良くご存知でした。台湾からのお客様も良くご存知でした。特に現地の奥様がネコが大好きで、たま駅長ファンが多いようです。たま大明神は、私が海外に出てもサポートしてくれています。
たま駅長は後継の応援も忘れていません。アメリカのタイム誌の『世界で最も影響力のある100匹の動物』にもたま駅長の推薦?でニタマ駅長がランキング入りを果たしています。
今日は、たま駅長が誕生して以来、和歌山電鐵の広報としてたま駅長を撮り続けてきた山木さんの秘蔵写真展を開催して、たま駅長の偉業を讃えることにしました。本当に秘蔵というのに相応しいありし日のたま駅長の楽しい写真ばかりです。夏休み期間中開催なので、ぜひご覧ください。
たま神社に鎮座10周年のお祝いのお参りをし、好物の花かつおを差し上げたら「美味しそうだニャン!」という声が聞こえてきそうでした。
その後「ねこの駅長たま-びんぼう電車をすくったねこ」の重版記念サイン会をしましたが、ビックリするくらいに沢山の購読者のみなさんが並んでくださって、ニタマ駅長と大汗をかきながらサインをしました。
小学校5年生くらいの少年が、「この本を読んで、泣きました。夏休みの宿題にします。和歌山電鐵をこれからも応援します」と言ってくれて、ニタマ駅長と一緒に疲れが吹っ飛びました。
これからもたま名誉永久駅長の大明神としての応援とニタマ駅長の頑張りで、世界中に和歌山電鐵の情報を出し続けてくれるでしょう。
2016.08.06
和歌山電鐵