和歌山電鐵
社長 小嶋光信
和歌山電鐵の小嶋光信社長が、「地域おこし」部門において和歌山県知事賞を受賞しました(受賞理由は下記の通り)。小嶋社長は、5月28日(木)和歌山市・アバローム紀の国において挙行された「平成21年 和歌山県知事表彰」受賞式に出席、61人の受賞者を代表して「受賞者代表のことば」を述べられました。下記はその抜粋です。
和歌山県知事賞受賞理由
地域一体となった事業運営や、三毛猫{たま}を民間鉄道では全国初となる猫駅長として任命した他、今までにないユニークなアイデアで日本だけでなく、世界的にも話題を呼ぶなど、和歌山県の地域おこしに多大な貢献をした。
今日は素晴らしい賞をいただき、心から御礼申し上げます。
色々事業の再生をお引き受けしていますが、この和歌山県くらいやりがいを感じ、感動した県はありません。
和歌山電鐵の取り組みは、まさに奇跡と言える結果を地域にもたらしていますが、この奇跡を起こした要因は産・官・民の素晴らしいチームワークのお陰であると思っています。貴志川線の未来をつくる会と、和歌山県、和歌山市、紀の川市の行政と議会の皆様の物心両面の献身的なご協力と、社員の奮闘だけでなく、三毛猫のたまちゃんまでが再生に協力してくれていることが奇跡を呼んでいるのです。
きっと和歌山県でもこの種の感動は数少ないかもしれませんが、この再生のスキームを活用すれば素晴らしく活性化された和歌山県になると信じています。足の引っ張りあいをするのでなく、みんなが協力すれば地域は栄えるということを証明した、素晴らしい事業をさせていただいていることにむしろ感謝し、誇りに感じています。
いただいたこの賞は、私個人でなく我々チーム和歌山電鐵にいただいたものだと思っていますので、電車や駅舎に飾らせていただこうと思います。
この賞を励みにして、さらに地域の発展のために努力することをお誓い申し上げて御礼の挨拶といたします。