両備グループ
代表 小嶋光信
2010年7月31日に創立100周年を迎えます。厳しい経済環境の中を頑張っていただいた御礼に、このお正月に家族団欒でお祝いのお餅を食べて、希望あふれるお正月を迎えていただこうと、全員にお餅をプレゼントしました。
12月時点で両備グループで頑張ってくださっている社員のみなさんの数というと、約7400人でしたが、パートのみなさんも含めると9400人分で、なんと9トンを超えるお餅となりました。それだけ大勢の皆さんが両備グループで頑張ってくださっていると、改めてビックリし、感謝しました。
みなさんも配られるのは、紅白のお餅2個ぐらいかと思っていたようですが、一人4個の5人前で合計20個、これには大変喜んでくださったようで、方々の職場でお礼を言っていただきました。家族の少ない方々には多すぎるかもしれませんが、ご親戚や友達、恋人、お世話になった方と一緒にお祝いしてくださったら嬉しいです。
100年に一度の大不況に新型インフルエンザ、高速道路の土・日・祝日1000円に割り引きの余波や政権交代と、まさに激動の世相ですが、両備グループ50社の全てが、果敢にこの不況に立ち向かってくれました。この100年、先輩たちの努力の上に現役の踏ん張りを加味して、社会のため、地域のため、そして何よりもお客様のために、頑張っている両備グループの姿に、社会が拍手喝采を送ってくれています。最近は両備グループの元気な秘密は何だろうと、大手企業の幹部の皆さんも研究してくださっています。
「感謝の100年、思いやりでネクスト100年」と100周年のスローガンを創りましたが、今の経営が危うくて、将来が見通せなければ言えないスローガンだと気づいてくれたでしょうか。両備グループの誠実な努力を真心からの思いやりで包めば、21世紀も間違いなく元気一杯で存在できると言えることは、素晴らしいことです。
この餅つき大会は両備グループの労使で、発祥の地である西大寺のバスステーションで行いました。実施に先立ち、臼と杵がないかと西大寺営業所で探していたら、なんと運転手さんが置いていた素晴らしい石の臼が二つも見つかりました。その臼と杵を使い、心を込めて皆さんの家内安全と交通安全、そして社運隆昌を祈ってお餅をつきました。併せてこの2月西大寺観音院での会陽の双宝木(もろしんぎ)の祝い主を授かったお礼の気持ちも込めました。
和太鼓の景気づけの代わりに、両備グループ公式バンドとして結成されたオルケスタ・デ・ブルースプリングスの素晴らしい演奏で、ついたお餅の美味しいことと言ったら、言葉に尽くせません。最初は今更餅つきなんてと思っていた社員の皆さんも、食べた瞬間にパッと顔が明るくなって、急に盛り上がり始めました。伝統的な餅つきって良いものですね!元気が湧き出てくることを感じました。
構えて!ネクスト100年頑張ろう!