Message代表メッセージ

2010.10.31

環境シンポジウム – 伊太祁曽提言 –

和歌山電鐵
社長 小嶋光信

和歌山県知事 仁坂吉伸様

環境シンポジウム
コーディネーター 小嶋光信

第62回全国植樹祭を来年に控え、今わが国を含む世界共通のテーマの一つは、地球環境を守ることです。その第一は、森と木を守り、世界の森林資源や、緑化に努めなければなりません。 わが国では、日本書紀により、この和歌山県にある伊太祁曽神社に祀られる神様が日本中に木種を播き施し緑豊かな国に造り上げたと言い伝えられており、それゆえ和歌山県が「木の国」と言われています。まさに和歌山県は「環境シンボル県わかやま」であり、日本の環境を守るため、先頭に立って、下記の事業を進めることを提言します。

  1. 地域の木々を守り、育てるため、また市民、県民に木々を大事にする意識を醸成するために「国民一人ひとりの:人生3回植樹祭運動」を提案します。

    「子供が生まれたとき」「20歳の成人のとき」「60歳の還暦のとき」の3回植樹をすることで、環境を守ることへの貢献と、人生の記念を木々の成長に託することができ、素晴らしい思い出になります。 それぞれの県、市の木の苗を、子供が生まれたら記念に差し上げるか、購入していただき、自分の家の庭か、行政が市民、県民の森として指定するところに植えていくという国民運動です。

    五十猛命(いたけるのみこと)が全国に木を植えられたように、みんなが人生の節目に植樹するという素晴らしい運動をまず、第62回植樹祭を記念して和歌山県から始めようではありませんか。

  2. この人生3回植樹祭運動の事務局を和歌山県が先頭になって創り、全国運動として 国と一体になって進めていく土壌作りをする。
  3. 森林荒廃を防ぐために、植樹と共に、森林を間伐材や国内材の活用などで「整樹林」する運動を展開する必要がある。

以上

平成22年10月31日

和歌山電鐵株式会社

一覧に戻る