両備グループ 代表
リョービツアーズ 社長
小嶋光信
日本で初めて、中国を代表する最大の旅行会社である中国旅行社総社の東北3省、1.2億人という日本の人口規模に匹敵するエリアを管轄する会社と、訪中及び訪日の、相互手配業務提携が出来たことを大変嬉しく思っています。
そしてその人口の5~7%がいわゆる中国の富裕層であり、その規模は大阪の人口に匹敵します。富裕層とは、財産が5000万元とも1億元とも言われていますから、急速にその数を増やしていることになります。
今度の東北大震災で冷え切った中国からの観光客を、何とか増やそうとあれこれ努力して、全国11都道府県とのオファーの中で、岡山の弊社が選ばれたことを、大変光栄に思っています。
激戦の中、弊社が選ばれた理由は、
- 他社にできない手配と両備オリジナルの提案が出来、観光のみならず、視察や教育や医療に専門的なインバンドの知識と実績があること。
- 両備グループのインバンド事業に対する姿勢と、両備グループが9社もの観光グループという組織力があること。
をあげていただきましたが、特にうれしかったのは、両備の社員は、ジェントルマンであるとともに、仕事が早い、社員そのものがブランドだと言っていただいたことです。
今回の契約では、中国への送客は、中国旅行総社(東北)にお願いし、中国旅行総社(東北)が日本に送客するときはリョービツアーズがお世話をすることとして、相互に営業努力をして、3年後には各1万人の旅行客を目標にしています。その1万人のうち、ビザ取得の恩典のある沖縄から岡山経由で入ってくるお客様や大連便経由で直接岡山に来られるお客様を50%以上にしようと高い努力目標を置いています。
今回のこの業務提携で、
- 両備グループの理念である「忠恕=真心からの思いやり」でのおもてなしを尽くして、リョ-ビツアーズが今まで培ってきた観光だけでなく質の高い文化や歴史や教育、医療などのインバウンド技術で中国の富裕層の皆さんに日本をより良く知っていただいて、中日友好に努めたいと思います。
- 中国の皆さんを受け入れて、日本国内から17百万人の海外旅行者に対して、お迎えしているのは約半分ですので、中国の皆さんを受け入れることで空洞化している日本の観光業界の活性化を計りたいと思っています。
そして、この度の業務提携をテコに、更なるインバウンドに努めたいと思います。