全国初「鉄道の日フェア」でのJR日本岡山支社と両備グループの自社バンドの競演

両備グループ代表:CEO
小嶋光信

JR岡山支社と岡山電気軌道との共催で、10月14日の「鉄道の日フェア」が岡山駅広場と岡電東山車庫で行われました。

その記念に、JR西日本岡山支社の自社バンド「マリンライナーズ」と、両備グループ公式バンド「オルケスタ・デ・ブルースプリングス」による全国初の競演が行われ、共に負けず劣らずの演奏を披露してくれました。聴衆の皆さんもレベルの高さに驚いたり喜んだりの喝采で、私も思わず拍手とともに「ヤンヤ、ヤンヤ」とかけ声をかけました。
特に、両バンドの合同演奏は今日初めての経験で、息のあったハーモニーに、お互いに公共交通業者としての仲間意識が沸き上がりました。

明治5年に、日本で初めて、新橋-横浜間に蒸気機関車が走り始めて140年、我が国は世界一ともいえる鉄道大国になりました。
鉄道は地域が発展するための縁の下の力持ち。これから地域の発展のために、鉄道各社が力を合わせて、お客様にとって便利なネットワークを、会社の壁を越えて如何に創っていくかが大事で、大いに頑張りたいと思います。この両社のバンドの競演のように、お互いに良きコラボレーションを計っていけば素晴らしい地域が出来ると思います。

また、JR西日本の赤穂線が出来て今年で50周年ですが、両備グループの母なる旧西大寺鉄道が、国鉄赤穂線の開業を機に軽便鉄道としての使命を終え、その座を国鉄赤穂線に譲ってから50年になります。両備グループの先輩たちが、技術進歩で時代遅れになった軽便鉄道にしがみつかず、郊外は両備バスとして、市内は岡山電気軌道に任せて、新たな未来を築こうと大いなる決断をしたことが、今日の両備グループの礎となっており、歴史の妙を感じます。
切磋琢磨してお互いにこれからも手を携えて、地域のために頑張っていきたいと思います。

来年は、自社バンドの競演に加え、両社員による大道芸の披露とか、楽しい企画を考えたいと思います。

岡山電気軌道
両備グループ