プリウスαを小型タクシーとして投入!

両備グループ代表・CEO
小嶋光信

2011年、環境に優しいプリウスの第三世代としてのプリウスαが発売されましたが、車両の長さがわずか1.5センチ長いために、残念ながらタクシーの小型登録ができずにいたところ、岡山トヨタ自動車と岡山トヨペットが奮闘してくださり、エフ・ケイメカニックのバンパーを短くする技術によって、この度、小型登録ができることになりました。

更にガソリンとのハイブリッドを活かしてLPGとのハイブリッドにするバイフューエルシステムとなったことで、燃費が向上し、環境面でも圧倒的に優しいワゴンタイプの小型タクシーとして、両備タクシーセンターを構成する岡山交通と両備タクシー、岡山タクシーで、計5台を岡山市内に登場させることができました。

前世代のプリウスは、環境面では申し分ないのですが、欲を言えば後席が狭く、扉の支柱の位置が後ろ寄りで、乗車する際につま先が引っ掛かったり、タイヤが細いために、乗っていてポンポンとバウンドして乗り心地が少し悪かったり、後ろのトランクスペースが狭く、荷物をあまり乗せられないなどの欠点があったため、メーカーに改善をお願いしていました。

今回は車体も大きくなり、足元が3センチ広がり、大変乗りやすくなったこと、トランクスペースは3倍になったこと、燃費も約3倍に向上したことなどに加えて、記者会見で、ある記者の方からバイフューエルで2100キロ走るということは、大地震などの災害で、燃料補給が枯渇したときに、地域で万が一の移動の確保ができますねというご意見があり、いざとなれば地域の安全確保に大いに貢献できるとハタと気付かされました。

このプリウスαが、安全・安心面と、環境面や燃費向上面だけでなく、何より快適なタクシーとして、皆様にご愛顧いただければ幸いです。

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