和歌山電鐵 社長
小嶋光信
早いもので、「たま駅長」が神様となってから11年。先日、たま大明神の没後11年祭を執り行いました。
和歌山電鐵も今年4月に開業20周年を迎え、新たな10年へ向けた経営体制づくりや運賃改定の準備などで、会社中が大忙しです。「今年はお祭りを見送ってはどうでしょうか」という現場の声もありました。
しかし、私にとって「たま駅長」は、和歌山電鐵再生の最高のパートナーでした。その功績と感謝を忘れないためにも、このお祭りだけは欠かすことのできない大切な行事です。
今年は、これまで「ニタマ駅長」が務めていた宮司役を「よんたま駅長」が引き継ぐこととなり、「たま神社」でたま大明神を、「ニタマ神社」でたま大明神の随身神であるニタマ大神をお祀りする宮司として、任命式を執り行いました。
アトラクションでは、たま駅長のジャンボパネルを初公開。さらに、私の著書、角川つばさ文庫『ねこの駅長たま びんぼう電車をすくったねこ』を、じゃんけん大会で勝ち残った10名の皆さまにサイン入りでプレゼントしました。子どもたちだけでなく、大人の皆さんも大いに盛り上がり、笑顔あふれるひとときとなりました。
いつもは愛らしく、ひょうきんな「よんたま駅長」ですが、この日ばかりは神職としての大役を意識したのか、終始神妙な面持ち。たま大明神と、たま大明神の随身神であるニタマ大神に仕える宮司役を、立派に務め上げてくれました。
きっと天国で、たま駅長もニタマ駅長も、「よくやったニャ」と目を細めながら見守ってくれていたことでしょう。







