両備グループ代表兼CEO
小嶋光信
両備グループのバーチャル社員で広報部員の七葉院まゆせさんが、東京ビッグサイトでのコミックマーケットに出場しました。
この世界では、登場してわずか半年未満で企業参加出来たことは珍しいようで、交通事業者が積極的に新しい取り組みをしているところを大会関係者に評価いただいたようです。何と、参加希望者は約二倍にも及ぶそうで、選ばれたのは大変ラッキーだったということです。
コミックマーケット(Comic Market)とは、コミックマーケット準備会が主催する日本最大で、世界最大の同人誌即売会といわれています。通称コミケ、またはコミケットとも言われ、夏と冬の年2回、夏は毎年8月(盆頃)に、冬は12月(年末)に開催され、現在は原則3日間開催されています。8月に開催されるものは「夏コミ」、12月に開催されるものは「冬コミ」と呼ばれています。
第一回は1975年12月で、30年以上の歴史をもつ大会です。サークル参加数は3万5000スペース、一般参加者は、老若男女、国籍を問わず全国・全世界から延べ50~70万人が押しかけて来ている物凄い大会です。
私も会場に行ってみて、人、人、人にはビックリ!ソレックスでボートショーにも出ていますから、感触は分かっていましたが、コミケファンの熱烈ぶりは全く未知の世界でした。コミックの主役や萌えキャラたちのコスプレが押し寄せる観客に混じって歩いています。
七葉院まゆせさんは、会場で両備グループのコマソンを歌い、手話での観光案内を披露していました。グッズは、間に合ったのが七葉院まゆせさんのクリアファイルとカード、岡山の観光地を案内しているポスターだけでしたが、結構関心を集めていました。
両備グループのコマソンである「街は青春」を、日本政府のクールジャパン中心メンバーで、あの「初音みく」を動かしているトップGD・まさたかPさん、MMDモデリングの日本のトップのISAOさん、若手声優のトップで岡山県出身の金元寿子さんら豪華メンバー三人を起用して、ニューバージョンでの発表になります。
七葉院まゆせさんの岡山観光案内は、世界初の手話とアニメーションによるもので、岡山駅から後楽園と夢二郷土美術館までのルートを案内します。
若者ばかりと思ったら大間違いで、こんなに幅広い年齢層に支持されているということも驚きでした。考えてみれば昔はマンガで今はコミック、昔は仮装で今はコスプレで、マンガ時代からの進化系と考えれば違和感はありませんし、楽しそうです。
我々の出店は二階の企業ブースですが、1階には個人がワンスペースくらいの出店をしていて、人気のキャラクターや自作の漫画を書いて売っています。人気のキャラクターも真似し放題で、勝手に姿を変えて作品を発表しています。本当の作家より上手な作品があるということも驚きです。企業もそれを黙認するのがコミケのアングラルールのようで、著作権云々は無粋なことというのにはビックリしました。
両備グループの七葉院まゆせさんは、れっきとした両備グループのバーチャル社員ですから、可愛く、清潔でキュートな社員として、365日24時間、インターネットで世界に両備グループの情報をこれからも紹介していきます。新しい清楚なコミケキャラというジャンルを創ってくれればと思っています。
コミケはオタク世界ともいわれていますが、こだわり=オタクとも言え、文化や文明が進むほどこだわりの世界が増えていきますから、21世紀はオタクの世界に向かっているともいえるかもしれません。境目がなくなってきているということがコミケに参加しての感想です。