岡山総社IC流通センターでGLP向け二期工事起工!

両備ホールディングス会長兼CEO
小嶋光信

平成25年3月に国内最大の先進的物流施設プロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社様(「GLP」と表記。)向けの総社市に於ける中四国初のマルチテナント型物流倉庫の竣工式の折に、「この総社の地は、中四国では早島についでの好立地で、きっとこの1~2年の間には二期工事が始まるでしょう。その時は GLP本社のトップにも是非お越しいただきたい。」と予言をしたところ、見事に的中しました。

15年前に両備グループの代表になった時、不動産部門のこれからの方向性として、従来の郊外へのマンションや分譲地開発から、岡山市内など中心部の再開発と岡山の交通拠点性を活かす物流団地の開発など岡山県の地域づくりに役立つデベロッパー事業に成長しようと大きく舵を切りました。

市内中心部開発では、皮きりに108メートルの岡山市のランドマークとして高層分譲マンション「グレースタワー」を開発し、物流団地の開発は、早島の住宅分譲地用地8万坪を物流団地「コレクティブタウン早島」としての開発に切り替え、開発しました。

岡山県の地域づくりに物流団地の開発を中心に持ってきた理由は、

  1. 交通の拠点性に優れており、立地の優位性は広島県と比べても明らかであり、特に物流と流通にメリットがあり、中四国や播磨を含めて1時間圏内の背後人口は550万人、2時間圏内には1260万人を擁する交通結節点であること。
  2. 広島県での立地に対して物流コストが2~3割安いこと。
  3. 全国的に岡山県南部と北海道旭川の2地点は、地震災害が稀で且つ津波などの危険性が少なく安全であり、またこの2地点の中でも火山帯が通っていないところは岡山県南部だけであり、全国一安全と言えること。
  4. 気候が穏やかで雨が少なく、台風、風水害に極めて安心なこと。
  5. 島根原発から100キロ以上離れており原発事故にも安全なこと。

という地政学的強みを活かすことを研究により分析しており、自信がありました。

お陰様で、二期目が無事起工しましたが、これも地元の皆さんの協力と担当幹部の努力の賜物であり、こんなにスムーズに大規模開発が進んだことは全国でも稀で、心から感謝いたします。

またこの好立地を活かして営業を活かされたGLPの皆さんの経営力とご努力を称賛いたしたいと思います。
今後も中四国一の物流、流通拠点に岡山県が成長するように精一杯頑張ります!

20141113

両備ホールディングス