両備フェリー社長
小嶋光信
こどもの日には日本旅客船協会あげて子供乗船無料の取り組みを加盟各社有志で行っています。
日本は四方を海で囲まれた島国ですが、瀬戸内海にも大橋が三ルート出来るなど、日本列島が陸続きになって船を利用する機会が失われてきています。そこで、子供の頃から船旅に親しんでいただこうと、こどもの日と海の記念日を子供乗船無料の取り組みを継続しています。
旅客船各社も無料の取り組みだけではなく、子供たちに船旅を楽しんでいただこうと色々趣向を凝らしています。両備グループも全航路で対応していますが、今年は両備フェリーの岡山-土庄航路で、岡山電気軌道のネコ駅長訓練所の訓練生であるSUNたまたまちゃんが友情出演し、新岡山港の1日所長として、1日船長に選ばれた子供に辞令発令をしました。
一生懸命頑張っていましたが、慣れぬ大きなイベントで、ややビビリながら、「頑張るニャー!」と気合いを入れてお勤めしてくれました。1日船長に惜しくも漏れた子供たちには、SUNたまたまのペーパークラフト「ぴょん」を差し上げました。
水戸岡鋭治さんデザインの客船フェリー「おりんぴあ どりーむ」では、船内にあるタッチングプールでの瀬戸内のお魚教室や、大きな鯉のぼりの作成、クイズラリーや船内探検としてのブリッジ見学など大いに盛り上がった1日でした。
次は7月20日の海の記念日に子供たちの無料乗船と、小豆島での楽しい夏休み企画を実施しますので、是非楽しみにしていてください。