Message代表メッセージ

2007.12.10

両備グレースタクシー出発式 あいさつ

両備グループ 代表 
小嶋光信

今日は両備グレースタクシーの出発式にご参集いただき、ありがとうございます。
こんなに素晴らしい天気に恵まれた中での出発式となり、ウキウキして臨んでいます。

最近のタクシーのお客様のご要望をみると、女性のお客様を中心に、さらに上質なサービスやおもてなしを求めている声が多いと思います。また、女性が夜一人で乗っても安心なタクシーだと両備グループのタクシーを評価していただいていますが、女性乗務員なら、なお安心という声も聞かれます。女性乗務員については、我われ両備グループも積極的に採用していますが、職場自体が男性中心で、残念なことに、決して定着率が良いというわけではありません。

これらの状況から、新しいタクシーの形態が求められているのを実感しながら、岡山市内もタクシーは供給過剰で、増やしてみても市場が混乱するだけと憂慮していました。

そんな折、両備グループでは、旧岡山空港(現岡南飛行場)近くの「岡山空港タクシー」という会社が、空港が移転したため、業績不振となり、それをお引き受けして再建をしていましたが、旧空港付近はお客様の層が薄く、苦戦中でした。

そこで、一石二鳥ならぬ、三鳥、四鳥ということで、「両備グレースタクシー」に改組することを考えました。
上質なサービスを、女性の感性を活かして、新しいタクシーサービスと需要を創造出来ないか、ということで、アンテナショップとしての新会社を考えたのです。
管理職もグループで初めて公募したところ、槙尾恵さんが応募してくれました。
槙尾さんは当時両備ホールディングス(株)の人事係長で、今年の両備グループ青年重役会のメンバーでもあります。面接の際、「タクシーの執行責任者を目指すなら、二種の免許を取って、いざというときはタクシーも乗れないと駄目ですよ」と言ったら、免許も取り、タクシーにも乗り、現場管理も勉強してくれました。このガッツには敬服します。

女性管理職によるタクシー事業運営は、全国では初めてで、女性の優しいおもてなしの心と取り組みを期待しています。

もちろん、男女共同参画ですから、男性のスタッフも歓迎しています。
従来は男性の職場に女性が入るので、お客様が求める女性の目線でのきめ細やかなサービスが推し出せなかったのを、女性の感性を活かした職場で男性も働くという逆転の発想で、優しいおもてなしの心が前面に出せるのではと思っています。
男女のそれぞれの良さを活かしていきたいと思っています。

両備グレースタクシーは、岡山市では初めて全車禁煙で取り組みます。
そして、子育てをしているご家庭を支援する優しいサービスに取り組むとともに、働く皆さんにとっても子育てしながらでも働けるよう、保育園のご紹介など、お勤めしやすい職場環境を創っていく方針です。

車両のデザインも両備グループデザイン顧問の水戸岡鋭治さんの手によるもので、内外装とも”グレース”の名にふさわしいものに仕上がっていると思います。

この女性のお客様にも優しい、女性の感性を活かした新しい取り組みが、新しいタクシーのお客様と雇用の創造に役立てればと思っています。

みなさまのご支援、ご協力よろしくお願いします。

両備グレースタクシー
予約専用電話番号:086-263-3333

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