北京オリンピック銀メダリストの小松原美里さん来訪

両備グループ

代表 小嶋光信

北京オリンピックのフィギュアスケート・アイスダンスの団体戦でロシア選手のドーピングが明らかになり、銀メダルが確定したことから、今年開催されたパリオリンピックで小松原美里さんが銀メダルを授与されて、所属の倉敷フィギュアスケーティングクラブ(倉敷FSC)の佐々木美行監督と挨拶に来社されました。

私がNPO法人岡山県スケート連盟のお世話をしていることもあり、高橋大輔さんの応援を契機として(公財)両備檉園記念財団のスポーツ奨励の贈呈等を通して、岡山県のフィギュアスケートの全日本クラスや世界クラスの選手たちをはじめ倉敷FSC等の応援をさせていただいていますが、何と岡山県勢として高橋大輔さんに続いてオリンピックのメダリストが誕生するという快挙が成し遂げられました。

美里さんは倉敷FSCで佐々木美行監督のもとでフィギュアスケートを学び、彼女が子供の頃に同じクラブ出身で日本男子初のメダリストになった高橋大輔さんにその銅メダルを首にかけてもらったこともあってオリンピックを目指し、アイスダンスの良きパートナーに恵まれて、今回のメダル獲得となりました。今まで日本勢は男女ともシングルでは世界のトップクラスながら、残念なことに団体種目のアイスダンスが弱く、メダルに届かなかったのですが、この小松原組が頑張ってくれたことで、北京オリンピックで史上初めての団体でのメダル獲得となりました。

温暖な岡山県からフィギュアスケートで世界トップクラスの選手を輩出できるようになったのは、岡山市と倉敷市に二つのスケートリンクを有していたことと、素晴らしい指導者が親身に子供の頃から選手の養成に努めてくれたこと、そして、選手のご家族が献身的に送り迎えなどの協力をしてくれたことに加えて高橋大輔さんが日本男子で初めて世界ジュニア選手権で優勝し、バンクーバーオリンピックで銅メダリストになったことが大きかったと思います。大輔さんを慕って優秀な選手たちが集まったこと、優秀な指導者がいたことがスケート王国・岡山となる大きな要因となったと思っています。

美里さんからオリンピックのメダルを首にかけてもらって、そのメダルの重さが伝わってきました。本当に重いのです。

そして、杜の街5階の経営サポートカンパニーのスタッフの皆さんの前で美里さんと佐々木さんに挨拶していただいて、バラの花で創った銀のティアラをつけたクマの縫いぐるみをお祝いとして美里さんにプレゼントしました。

スタッフの皆さんもメダルを手に取ってオリンピックのメダリストの気持ちを共有し、和気あいあいと美里さんと写真を撮っていました。

本当にオリンピックやメダリストを身近に感じる楽しいひと時をいただけたと感謝しています。

両備グループ