新事務所で新生「リョービツアーズ」発足!

両備グループ
代表 小嶋光信

この9月1日にリョービツアーズと中国トラベルが合併して谷口COO率いる新生「リョービツアーズ」になるとともに、錦町の両備ビルにクリエイティブサポート部の手による夢あふれるニューデザインの事務所が完成して業務を開始しました。

中国トラベルは社内カンパニー制による「中国トラベルカンパニー」として名を残し、引き続き福山を中心とする備後地域を担当していきます。

この新事務所の開所式で素晴らしいことが3つありました。

1.私が厚く崇拝する吉備津彦神社の禰宜さんによる神事だったこと
*吉備津彦神社;桃太郎のモデルとしても有名な「大吉備津日子命(吉備津彦命)」をご祭神として祀り、吉備国が4つの国に分かれた後は備前国一宮として古くから人々の信仰を集めてきた神社

2.新事務所となった7階フロアは、両備ホールディングス(両備HD)が杜の街へ引っ越す前に私や副会長がいた場所で「ラッキー7」であること

3.両備バスと両備運輸が合併して両備HDとなった際、両備ビルへ引っ越すことで両備グループの快進撃が始まった縁起の良い場所であること

実は、私が1999年に両備運輸の社長として両備バスの社長に就任し、両備グループを引っ張ることになった時、錦町の両備バス本社(現・両備HD錦町オフィス)で執務していましたが、同じグループでありながら両備バスと両備運輸は全く異なる価値観で、両備バスの改革が全く進まず、3年くらい悶々としていました。そこで「新しいワインは新しい革袋に」という諺にあるように、思い切って両備バスと両備運輸を合併して両備HDを設立し、併せて本社事務所を歴史と伝統ある錦町の両備バス本社から両備ビルへ移転して、創立100周年に向けて経営理念や経営方針も改め新発足したお蔭で、グループ全体でも価値観を共有することができ、今日へとつながったと思っています。

インターネットの発展・普及によって、個人旅行などは旅行業の商売から離れていき、観光業の在り方そのものも大きく変わってきていた、まさにその時に、新型コロナウイルスが世界を襲い、旅行業や旅客輸送事業は人流制限に苦しみ、歴史が始まって以来の大ピンチに立たされています。

リョービツアーズも中国トラベルもコロナ禍で経営に大変苦心していますが、ここで中国トラベルと合併して、両備ビルに新事務所を開所したので、思い切って新しい旅行業の在り方に大変身してくれるのではないか!と大いに期待しています。

リョービツアーズ新事務所 Gallery

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