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岡電の空港リムジンバスに県内初のエレベーター付き車両登場!
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 2021年4月にバリアフリー法が改正され、「指定空港」といわれる鉄軌道路線がない1日の利用客が2,000人以上の地方空港へのアクセスを担う空港リムジンバスにはバリアフリー車両の導入が原則義務化されました。この度、岡山電気軌道は指定空港に該当する岡山桃太郎空港と岡山市街地の間を運行しているリムジンバスへ県内初のエレベーター付き車両を導入しました。 バリアフリー対応のバスは、路線バスでは珍しくありませんが、空港リムジンバスはお客様の沢山の荷物を運ぶことから高床... -
東の「夢二」と西の「ミュシャ」、夢のコラボ企画展 開催!
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 堺市にあるアルフォンス・ミュシャ館から当館へ、大阪万博に向けた企画展として夢二作品借用のお申し出があり、小嶋ひろみ館長代理がそれなら二館で連携の企画展をしたらと提案したところトントン拍子に話が決まり、この度初めて油彩画や水彩画を含む65点のミュシャの作品が岡山の当館で展示されることになりました。ミュシャの作品と夢二の作品の対比など趣向を凝らした夢二作品82点とともに147点の豪華な展覧会となったと思います。 アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)はアール... -
第8回 公共交通経営実態調査要約
「赤字体質を襲ったコロナ禍の傷跡が依然として深い地域公共交通の実態が如実になった」
―リ・デザインからリ・ビルドへの提言ー(一財)地域公共交通総合研究所 代表理事 小嶋光信 約3年に及んだ新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックに見舞われ、窮地に立った地域公共交通も、2023年5月の人流制限の解除から「2024年問題」が適用されて2年目を迎え、地域公共交通事業者各社の経営も小康を取り戻しつつあり、何となく「喉元過ぎれば…」の感がある。 しかし、30年以上の間、8割以上が赤字経営を続けてきた日本の地域公共交通がこのコロナ禍を経て本当に小康状態にあるのか、このままの地域公共交通行政による支援体制で本当に経営の維... -
津エアポートライン開設20周年を迎える!
― 波乱万丈、船名の「フェニックス=不死鳥」の如く生き抜く!―津エアポートライン社長 小嶋光信 津エアポートラインが2025年2月17日で開設20周年を迎えた。2月16日に「津なぎさまち開港20周年記念シンポジウム」が開催され、私もパネラーとして参加し、下記のように意見を述べた。 思えば波乱万丈で、多くの困難を乗り越えて今日を迎えられたのも皆さんのお蔭と心から御礼を申し上げたい。 津エアポートラインの誕生は、中部国際空港の開業に伴って空港のない三重県の海上アクセスとして四日市、津、松阪、伊勢、志摩の5航路の計画が作られたことに始まる。 航路の計画は作ら... -
「ごたま ふく駅長」のキャラクター、にゃんにゃんにゃんの日にデビュー
ニャンコ先生がたま名誉永久駅長と17年振りに再会和歌山電鐵 社長 小嶋光信 「ニャンぜろニャンゴ年(2025年)ニャンニャン、ニャンの日」に、今年の正月に「ふく駅長」になった「ごたま」のキャラクターが出来てお披露目をしました。 「福を呼ぶ猫」「幸せを引っ掛ける」と言われる鍵しっぽの「ごたま ふく駅長」のキャラクターは幸せを呼ぶ鍵しっぽに愛嬌のある仕草がなんとも可愛いキャラクターに仕上がっています。 今日は連休の初日で、この「ニャンニャンニャンの日」にねこ駅長達に会いに海外のお客様と国内のお客様が沢山来てくださって、大いに盛り上がり... -
岡電を契機に「だがし電車」が全国で新たに4社も拡大!
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 3月12日は「だがしの日」と日本記念協会に記念日登録したのは、全国の駄菓子メーカーなどで結成された「DAGASHIで世界を笑顔にする会」です。昨年、瀬戸内市にある「日本一のだがし売り場」の㈱大町の秋山社長から岡電の路面電車を使って催しをしたいということで、第一回の「だがし電車」を運行しました。その「だがし電車」が大好評であったことから輪が広がり、京福電気鉄道、豊橋鉄道、阪堺電気軌道、広島電鉄の4社が加わり今年は全国5か所で「だがし電車」の催しが展開さ... -
新春フォーラム2025「持続可能な交通まちづくり」
― ヨーロッパ型の公設民営で鉄道やバス事業の経営黒字化 ―(一財)地域公共交通総合研究所 代表理事 小嶋光信 皆さん、あけましておめでとうございます! 新春フォーラム2025にご参加いただき有難うございます。今日(1月8日)のフォーラムは「持続可能な交通まちづくり―欧州の実践に学ぶ」と題して、宇都宮さんと柴山さんが共著で出版された本の発売を記念してディスカッションをしていただきます。 日本は今までは移動をどうするか、赤字の公共交通をどうするかの議論が主ですが、ヨーロッパでは本質的にまちづくりに役に立つQOL(Quality Of Life)に良い... -
福を招く三毛猫「ごたま”ふく”駅長」デビュー!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 いよいよ和歌山電鐵の三毛猫の「隠した()ま」の「ごたま」が、“ふく”駅長として2025年1月7日(火)に登場です。 日本各地や世界中から、猫駅長に会いたいと和歌山電鐵に多くのお客様にいらっしゃっていただいているのですが、「働き方改革」で猫駅長の皆さんももちろん休みを取ります。 以前から「たま駅長」の公休日に貴志駅長の代行をするためニタマ駅長を配置し、「たま駅長」が「たま大明神」になったことで「よんたま駅長」が登場しました。 しかし、「ニタマ駅長」が公休で「よん... -
2025年 年頭あいさつ
一所懸命!両備グループ代表兼CEO 小嶋光信 昨年は、新年早々から能登半島地震や日航機炎上事故等のとんでもない大災害の連続から始まった一年でしたが、今年は打って変わって穏やかな新年の幕開けとなりました。皆さん新たな気持ちでご家族ともども楽しい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。 天変地異が人災を誘発? 昨年は日本だけでなく世界中で気候変動や地震などの天変地異が頻発しました。自然がおかしくなると人間も影響を受けるのか、ウクライナとロシアの戦争やイスラエルとハマスの紛争、シリアの独裁政... -
ニタマ駅長が宮司を務めて「たま神社」の「しめ縄張り」
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 今年は年明け早々、能登半島地震や日航機炎上事故などが続き、かつてない暗いスタートとなりましたが、開業18年の和歌山電鐵としては大きな自然災害もなく、インバウンドのお客様に多数お越しいただいて穏やかな良い年でした。 和歌山電鐵は赤字事業の地方鉄道を再建する方策として、いくら経営努力しても補助金が減るだけで経営意欲が湧かない赤字の補助金支援制度から、公設民営で経営努力すれば黒字化できる夢の事業への転換を提案した実証実験でしたが、お蔭様で成果から国にも新た... -
柔らかい頭で素晴らしい発表、U25活動2024!
両備グループ 代表 小嶋光信 両備グループの若手育成の一環として開始したU25活動(※アンダー25=25歳以下の社員を対象にした育成ワークショップ)は、まさに「鉄は熱いうちに打て!」で、ICT部門の若手社員が加わったことで、回を重ねるごとに異業種交流のDX活動となってきています。一ひねりすれば、これは実現できそう!と思われる提案が目白押しで今から楽しみです。 U25活動は「明日の両備グループを考えよう!」をテーマに、チームで討議するワークショップスタイルで、 自分の考えを表明し、他者の意見も... -
だんだん良くなる両備のQC(RQC)活動!
―楽しい活動が和気あいあいのチームと成果を創る―両備グループ 代表 小嶋光信 第12回目を迎えた両備グループのQC(RQC)活動は、いつもながら何となくウキウキと楽しそうな雰囲気の中に発表者の皆さんの程よい緊張感を感じる大会でした。 今年の発表チームは、井笠バスCの1チームが増えて計8チームとなり、いずれ劣らぬ発表内容で、寸劇風のチームあり、楽しい被り物で発表をコミカルに仕上げたチームありと、各チームが工夫を凝らして発表内容を活かしていました。 審査委員をしていただいたJFEスチールや三菱自動車工業、村田製作所というメーカーの皆さんから... -
「貴志川線の未来を“つくる”会」の結成20周年に感謝状贈呈
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 恒例の第18回になった貴志川線祭り(主催:貴志川線運営委員会)で和歌山電鐵のパートナーとも言うべき「貴志川線の未来を“つくる”会」の木村代表と退任される奥山事務局長に和歌山電鐵から感謝状を差し上げました。 2004年に南海電鉄が貴志川線を廃止すると発表した頃は、国土交通省の幹部の予測によると全国にある約90の地方鉄道のうち約70は破綻するだろうということで、私はヨーロッパ型の公設民営を津エアポートラインとして実証実験に取り掛かっている頃でした。 「貴志川線の未... -
第46回 両備檉園記念財団 奨励賞・助成金贈呈式を開催!
(公財)両備檉園記念財団 理事長 小嶋光信 両備檉園記念財団の「檉園(ていえん)」という文字はあまり馴染みがないかもしれませんが、両備グループの創業者の松田与三郎さんの号が「檉園」といい、その創業者を記念する財団で生物学や文化・芸術・教育、そしてスポーツなど幅広い分野での研究奨励や活動助成をしています。 「檉園」の「檉(かわやなぎ)」は、中国の柳の一種で、いかなる大嵐でも倒れることなく飄々と軽く受け流して毅然と立っていることから、創業者が両備グループの母なる企業の西大寺鐡道も「... -
Rフェスで高橋大輔さん冬季国民スポーツ大会岡山を盛り上げ!
―高橋大輔さんフィギュアスケートの夢を語るwith田中刑事さん―両備グループ 代表 小嶋光信 「Rフェス2024」に岡山県出身のバンクーバーオリンピックのメダリストである高橋大輔さんを呼びたいという依頼で、真っ先に頭に浮かんだのは2025年の冬季国民スポ―ツ大会です。 ところで皆さんは岡山県で冬季国民スポーツ大会が開かれることをご存知でしたか? 何と来年1月26日から西日本で、それもこの温暖な岡山で冬季大会が開催されます。 雪国でもなく、桃やマンゴーの育つ岡山で、何で冬季国民スポーツ大会なのか、岡山県が何で世界に誇れるスケート王国なのか、そこのところを... -
第3回 岡電バス労使技能コンテストが労使一体で開催!
岡山電気軌道 社長 小嶋光信 中国バスの運転技能コンテストに触発されて、前・労組委員長の成田さんが中心となって始まった岡電バス労使技能コンテストも早や3回となりました。猛暑が続く今年は9月中旬ながら厳しい暑さの中、きびきびと両備グループのバスユニット幹部も一緒になって、運転・接遇の競技と点検・非常時対応の競技とに分かれて、熱心に取り組んでいました。 今回のポイントは、岡電は同盟系と総評系の2組合が存在し、今までは全社一丸となった両備型の労使一体の活動が難しかったのですが、私鉄の... -
夢二生誕140年記念展が郷里の岡山で開催!
夢二郷土美術館 館長 小嶋光信 今年6月から夢二生誕140年を記念した巡回展が東京都庭園美術館を皮切りとして開催されていましたが、いよいよ夢二の生誕月でもある9月7日から12月8日の会期で岡山の夢二郷土美術館 本館を主会場、サテライト会場として瀬戸内市にある夢二生家記念館と少年山荘で開催されています。 今展は、「大正浪漫と新しい世界」をテーマに岡山出身の大正浪漫を代表する芸術家・竹久夢二(1884-1934)の最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどる「YUMEJI展」となっています。 巡回展の... -
北京オリンピック銀メダリストの小松原美里さん来訪
両備グループ 代表 小嶋光信 北京オリンピックのフィギュアスケート・アイスダンスの団体戦でロシア選手のドーピングが明らかになり、銀メダルが確定したことから、今年開催されたパリオリンピックで小松原美里さんが銀メダルを授与されて、所属の倉敷フィギュアスケーティングクラブ(倉敷FSC)の佐々木美行監督と挨拶に来社されました。 私がNPO法人岡山県スケート連盟のお世話をしていることもあり、高橋大輔さんの応援を契機として(公財)両備檉園記念財団のスポーツ奨励の贈呈等を通して、岡山県のフィギュア... -
中国の人気作家ハンスさんの小狐「アリ」と「たま駅長」の新作絵本を公開!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されて天変地異が心配される昨今ですが、8月11日の「たま大明神」鎮座9年祭に不安を紛らわす楽しいニュースを発表することができました。 それは、新型コロナウイルス発生前の2018年に中国の人気作家ハンスさんが自分の絵本の主人公「アリ」(阿狸:小狐)と「たま駅長」の心温まる物語を和歌山電鐵と貴志駅を舞台に執筆することを「日中友好40周年記念事業」として北京の日本大使館で発表しましたが、その絵本が3年超のコロナ禍を経てや... -
両備OBファーマーズがプラッツ泉田店で2回目の「農産物直売会」!
両備グループ 代表兼CEO 小嶋光信 両備グループのOB会である「両備グループ忠恕の会」の会員が中心となって企画した「両備OBファーマーズ 農産物直売会」が7月28日(日)9時からが両備ストアカンパニーのリョービプラッツ泉田店で開かれました。 両備ホールディングス㈱の創夢本部と両備ストアカンパニーの皆さんが手伝ってくれて、二張りのテントに野菜と果物が賑やかに並びました。 野菜は長茄子やトマト、ゴボウ、玉ねぎ、しし唐、オクラ、ニンニク、ジャガイモ、チョッと珍しい黒カボチャ、お米などで、果物は...