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地域公共交通の経営実態調査報告と抜本的改革の必要性の高まり
~表面的な回復の裏に潜む「路線の消滅」~(一財)地域公共交通総合研究所代表理事 小嶋光信 コロナ禍以降の運賃値上げにより、経営数値上は一時的な回復が見られるものの、実態は旅客の減少と深刻な運転手不足による路線廃止が加速しており、地域公共交通はかつてない危機に瀕しています。今こそ、付け焼刃ではない抜本的な改革が必要です。 1.調査の概要 第10回目となる本経営実態調査は、コロナ禍を乗り越え、一見小康状態にあると見られる地域公共交通の「真の実態」を浮き彫りにすることを目的としました。対象: 全国のバス、民営鉄道、旅客船事業... -
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西大寺鐵道記念館オープン!再確認した「両備グループ」のDNA
―「けえべん」が運んだ、115年の物語―西大寺鐵道記念館 館長小嶋 光信 両備グループの母なる事業、それは地元の方々に「けえべん」の愛称で親しまれた西大寺鐵道です。• 1910年: 会社創立• 1911年: 本社屋完成・運行開始それから115年。始発の西大寺市駅から終点の後楽園駅まで、わずか11.5キロメートル。日本唯一の914mmという狭いレール幅(狭軌)をトコトコ走る姿は、まさに地域の愛すべきシンボルでした。 当時の運行は、実にユニークです。百間川を渡る橋を架ける予算がなかったため、水が流れていない放水路の底を直接走っていました。「放水... -
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にゃんにゃんにゃんの日:ろくたまキャラクターついにデビュー!
和歌山電鐵 社長小嶋光信 毎年恒例、和歌山電鐵の「にゃんにゃんにゃんの日(2月22日)」。 今年は、人気うなぎ上りの「ろくたま」が、巨匠・水戸岡鋭治デザインによるキャラクターとして華々しくデビューしました!あわせて「ごたま駅長」とのコンビグッズも発表し、会場は海外や全国から集まった皆さんで大盛り上がりです。 またWEBアニメの「うごく!ねこむかしばなし」と和歌山電鐵「たま電車」のコラボ電車が2月22日から5月17日まで運行されるので、着ぐるみのキジトラも参加してくれてニャンとも楽しい催し... -
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ニタマ名誉特別駅長 「ニタマ駅守大神」に奉斎!
和歌山電鐵社長 小嶋 光信 貴志駅でみなさまに愛され、立派にお勤めを果たしてくれたニタマ名誉特別駅長は、昨年11月駅務の仲間に「ニャー」と別れを告げて天寿を全ういたしました。 そしてこのたび、50日祭を滞りなく斎行し、貴志駅近くに鎮座する「大國主命(おおくにぬしのみこと)」をお祀りする大國主神社の神職のもと、ニタマは「ニタマ駅守大神(にたま えきまもり おおかみ)」として奉斎され、新たに設けた「ニタマ駅守社」に鎮まり坐すこととなりました。 これよりニタマ駅守大神は、「たま大明神... -
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ニタマ駅長の後任発令
―二駅長昇格と新たな駅長候補生登場!―和歌山電鐵社長 小嶋光信 皆さんに愛されたニタマ駅長が昨年末「ニャー」と駅務の仲間に“ありがとう“の別れの言葉を残して天寿を全うしたことを受けて、「たま駅長就任19周年記念」として空席になった貴志駅長はじめ各駅長の昇格発令をしました。 発令内容は、下記のとおりです。 新しい猫駅長体制 1.マネージャー駅長よんたま「貴志駅長を命ずる」2.ふく駅長ごたま「福招き駅長と呼称し、伊太祈曽駅長兼貴志駅駅長代行を命ずる」3.ろくたま「伊太祈曽駅と貴志駅の駅長候補生を命ずる」 新入り「ろくたま」... -
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2026年 年頭あいさつ
忠恕とAIを力に 「ワクワク仕事、生き生き暮らそう! 」両備グループ CEO 小嶋光信 みなさんあけましておめでとうございます! ご家族一緒に、穏やかで楽しいお正月を迎えられたと思います。お正月というものは毎年やってくるのですが、新たな希望が湧いてくるから不思議なものです。 時代を語るとき、「不透明」とか「不確実」と良くいいますが、いつの時代も見通せたことは少なく、毎年新たなことが起こっています。そのなかでも猛暑や大雨などの天候異変で令和の米騒動が起こっています。ロシアのウクライナ侵略が長引き、各地で国際紛争や地... -
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ニタマ駅長に捧げる弔辞
和歌山電鐵株式会社社長 小嶋光信 今日は、私たちの大切な仲間、ニタマ駅長に別れを告げる日となりました。 ニタマ駅長の食欲が落ちていると聞いたのは、10月下旬のことです。今年の貴志川線まつりから駅長のお仕事をお休みしてもらい、伊太祈曽駅の休憩室に会いに行きました。 抱き上げた瞬間、「あれ、ちょっと軽くなったかな」と感じましたが、目にはまだ、あの凛とした“駅長の光”が宿っていました。獣医さんからも「大きな病気はありませんよ」と言われており、安心していました。 しかし、願いは叶わず。11... -
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「おりんぴあ どりーむ せと」が世界初の自動運航の船舶検査証取得!
両備グループCEO 小嶋光信 本日は、両備グループの客船フェリー「おりんぴあ どりーむ せと」による、世界初の旅客船による自動運航実証実験の結果発表にお集まりいただき、誠にありがとうございます。 この6月から実施してきた実証実験が無事に終了し、12月5日に「旅客フェリー(自動運航システムを有する船舶)」として船舶検査証書も交付されたことを大変嬉しく思います。この世界で初めての成果は、日本財団をはじめ、プロジェクト参画企業の皆様のご支援とご協力の賜物であり、改めて深く敬意を表します。 今... -
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和歌山電鐵完全上下分離方式移行へのご挨拶
和歌山電鐵 社長小嶋光信 みなさん、こんにちは。 本日、和歌山電鐵が来年4月以降「完全上下分離方式」による公有民営化に向けた合意書の締結の日を迎えられたことを、本当に嬉しく思っています。 まず、生活交通を守り、地域の活性化や観光、インバウンドの発展のために親身にご尽力くださった、宮﨑和歌山県知事、尾花和歌山市長、岸本紀の川市長、そして仁坂さんはじめ歴代の知事、市長の皆さん、関係する国と地域の行政の皆さまに、心から感謝申し上げます。ありがとうございます。 そして私たちの大切なパー... -
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第13回RQC活動発表会で熱意あふれる発表!
〜QC活動で職場がレベルアップ!〜両備グループCEO 小嶋 光信 両備グループでは、現場の問題解決を分析的・客観的に行うスキルを養うため、QC活動を推奨しています。現在は、入社2〜3年目までの若手のスキルアップ教育に特に力を入れています。 U25やU30の活動には多くのICT部門の皆さんが参加しており、異業種交流の場ではAIが活躍するなど、DX化が着実に進んでいます。RQC活動でもICT部門からの参加が1チーム増え、今後AIやデジタル化が活動に加わることで、他社には真似できないQCによる職場改善が実現できるのではないかと期待しています。 QC... -
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「こどもまんなかマナーアップ県民運動」に岡電のラッピングバスが登場!
両備グループCEO 小嶋 光信 2025年11月1日(土)から2026年2月28日(土)まで開催される「こどもまんなかマナーアップ県民運動」。この取り組みを広く知っていただくため、岡電バスではラッピングバスを運行することになりました。私も岡山県バス協会の役員として、出発式に参加いたしました。 式典には内山下幼稚園の園児の皆さんが参加され、伊原木知事が声をかけると、元気いっぱいにお返事する姿がとても可愛らしく、会場がやさしい空気に包まれました。私が子どもの頃は、家族に3〜4人の兄弟がいるのが当た... -
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第19回貴志川線祭りは大賑わい!
和歌山電鐵社長 小嶋光信 和歌山電鐵の沿線の賑わいを作ろうと始まった貴志川線祭りは、今年で19回を迎えました。来年でいよいよ和歌山電鐵も開業20周年です。鉄道会社と「貴志川線の未来を“つくる”会」の木村代表はじめ会員の皆さんとの一心同体の鉄道存続を願う催しは全国でも珍しい活動です。今年は新たに四季の郷公園にある「かなたのさと」(民間宿泊施設)も加わり伊太祈曽駅構内と伊太祁曽神社境内との3ヵ所で大賑わいです。 新たな試みの一つの伊太祈曽駅から四季の郷公園まで走るタイのトゥクトゥクでの... -
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第40回両備グループSSP-UP技能コンテスト開催!
―ICT部門も楽しく学べる第9回SSP-UP大会開催―両備グループCEO 小嶋光信 記念すべき両備グループの第40回のSSP-UPコンテストが備前岡山教習所さんのご協力で、親しくしている鉄道やバス会社の幹部の皆さんをご来賓に迎えて9月27日に盛大に行われました。 40回となれば一つの歴史で、振り返れば両備バスでは昭和50年代には乗務社員教育とガイド教育では他社に抜きんでてしっかりとした教育が行われていましたが、当時は旧両備運輸のトラック部門には教育機関がなく、タクシー会社も岡山交通、両備タクシーと岡山タクシーがそれぞれ個別にOJT を中心に現場教育... -
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石破総理に「地域公共交通抜本的改革」の要請
(一財)地域公共交通総合研究所代表理事 小嶋光信 10月9日、石破茂内閣総理大臣に運輸総合研究所が取りまとめられた緊急提言「地域交通制度の革新の実行を求める要請」と、地域交通制度の革新の実行を求める要請を運輸総合研究所の宿利正史会長、同 城福健陽特任研究員とともに提出にまいりました。 宿利会長から運輸総研の緊急提言の要請を詳しく説明されたあと、私からは第9回公共交通経営実態調査を踏まえて、下記のように具体的な「地域公共交通抜本的改革の要請」をさせていただきました。 「地域公共交通... -
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画期的な公設民営路線が「岡山方式」として誕生!
―10月1日より、旭川荘線と操南台団地線の支線2路線が公設民営に―両備グループCEO 小嶋 光信 9月19日、岡山市で「支線バスFLAt」車両のお披露目式が開催されました。 この発表は、私にとって大変うれしい一日となりました。また関係各氏のご努力に感謝します。 私は25年来、公共交通の赤字路線を維持するためには、補助金制度に頼るだけではなく、経営努力が活発になる「公設民営化」を進めるべきだと主張してきました。鉄道ではすでに実現しましたが、路線バスではなかなか進展がありませんでした。しかしこのたび、両備グループの両備バスでは2路線が10月1日より、また岡電バ... -
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たま大明神鎮座10年祭!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 早いものでたま大明神が大国主命のご神力で大明神となって「たま神社」のご祭神として鎮座してはや10年です。 「たま大明神」の称号は、和歌山県の初代勲功爵を発案された仁坂元和歌山県知事が「たま駅長」の和歌山電鐵での出世に応じて称賛の意味を込めてたま駅長の生前に考えてくれた称号でした。 瓢箪から駒と言いますが、「たま駅長」が亡くなった時に和歌山電鐵の社長代理として多大な功績があったので「社葬」を2015年6月29日に貴志駅駅長室前で行い、祭司として氏神様である大国... -
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第9回公共交通経営実態調査
「公共交通全般に全国で人材、運転士不足が深刻化、路線廃止の負の連鎖が広がる!」(一財)地域公共交通総合研究所 代表理事 小嶋光信 第9回公共交通経営実態調査を2025年6月1日から30日の間に実施した。全国のバス事業、民営鉄道、旅客船業者の1,104件にアンケート調査を実施し、214件(前回182件)、回収率19.4%となり、前回より回答数が17%も増えたことが関心の高さをうかがわせる。 今回のアンケート調査から大きく変わった点は、今までは地方交通の路線維持や赤字経営をどうするかが中心だったが、今回は2024年問題で加速した運転士不足が地方のみならず全国に広がり、且つ大企業、中小... -
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地方交通は「危機」ではなく「危篤」状態か?
―運輸総研による「緊急提言」は地方交通を救える―(一財)地域公共交通総合研究所代表理事 小嶋光信 2025年6月30日、(一財)運輸総合研究所は、2023年の「地域交通産業の基盤強化・事業革新に関する提言」に基づき、「地域交通制度革新に関する検討委員会」による緊急提言として、「地域交通制度の革新案」を発表した。実にタイムリーな提言である。 現在、日本の地域交通は「危機」どころか、もはや「危篤」と言える深刻な状況にあるのではないか。 とくに地方の路線バスは、少子高齢化とマイカー依存により、30年以上にわたり赤字経営が続いてきた。そこに、1... -
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たま駅長の没後10年祭!
和歌山電鐵 社長 小嶋光信 名誉永久駅長であり和歌山県勲公爵の第一号の勲章をいただいた「たま駅長」が亡くなって今日6月22日が10年になります。ご参列のみなさんに心から感謝申し上げます。 社長代理でもあった「たま駅長」の貢献に報いるために1週間後の2015年6月29日に社葬を執り行いましたが、何と3000人がたま駅長を偲んで参列されたのです。 和歌山電鐵の再建のみならず地方鉄道再生のための公有民営の制度化にも一役買い、ヨーロッパの映画にも主演し、「世界の猫ブーム」を巻き起こした功績は奇跡的... -
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中国旅客船協会から役員50年の感謝状!
(一社)中国旅客船協会 会長 小嶋光信 長い間、中国旅客船協会の会長を務めているので、毎年の総会で理事・役員の皆さんの永年勤続表彰をさせていただいていますが、何と今年、いつも差し上げる側の私が役員として50年を迎えての永年勤続表彰ということになりました。自分が表彰する側の代表で、自分に表彰状の授与とはなんとも独り舞台だなと思っていたら、事務局はじめ役員の皆さんが紙の表彰状ではなく、立派な感謝の意を込めた盾と、大きな花束を用意してくださいました。サプライズでの思いもよらぬ演出に、...


