【Rヨット】新造船の船名「SEFU」を発表

日本初の“ヨットスタイル客船”
2027年就航に向けて始動

両備グループのRヨット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:新居正弘)は、
日本初のヨットスタイル客船(注1)として2027年就航予定の新造クルーズ船の船名を「SEFU」と決定し、ファンネルマークおよびティザーサイトを公開しました。

1. 船名「SEFU」に込めた想い


“SE” は「瀬戸内」を、“FU” は「風」を表します。
“SEFU” (せふ)という名前には、時に穏やかに寄り添い、時に人々の歩みを進めてきた「風」への想いが込められています。
豊かさと変化をもたらす瀬戸内の風をまとい、“SEFU” は日本各地へ新たな物語を届けます。

2. ヨットを象徴するファンネルマーク


「SEFU」のファンネルマーク(注2)には、運航を担うRヨット株式会社のブランド「R YACHT(アール・ヨット)」のブランドロゴを採用しました。このマークは、ヨットスタイルの船体から着想を得た5本のラインをモチーフに、海と風の流れ、そして人と人とのつながりが波紋のように広がる様子を表現しています。
本船の煙突にこのデザインを掲げることで、Rヨットが目指すヨットスタイルのブランドアイデンティティを示しています。

3.「SEFU」の魅力

「SEFU」は日本初のヨットスタイル客船として、小型船でしか寄港できない瀬戸内、南西諸島、
そして日本の美しい沿岸を巡ります。船尾には新造船として日本初となるマリーナを備え、マリンアクティビティや小型ボートでの離島上陸など、海と一体となったヨットクルーズを体験いただけます。60室120名という船内だからこそ実現できるきめ細やかなパーソナルタッチなサービスと、各地の食材をふんだんに取り入れたお食事やその土地でしか味わえないお飲み物、マリンアクティビティを含むショアエクスカーションなど、日本全国の地域とともに作り上げるクルーズライフをご提供します。
11月10日に公開したティザーサイトでは、「SEFU」の世界観やコンセプトを映像とともに紹介しています。デザイナー、シェフ、キャプテンなどの各分野のスペシャリストが語る想いを通じて、「SEFU」が目指すヨットスタイルのクルーズを感じていただけます。
⇒「SEFU」ティザーサイト

Rヨットは、2027年の就航に向けて準備を進めており、皆さまにこれまでにない体験をお届けできるよう計画しております。今後、内装デザインや航路、運航開始時期などの新情報を順次発信してまいります。

(注1) ヨットスタイル客船
乗客100名~150名程度のスモールラグジュアリー船で、まるでメガヨット(大型モータークルーザー)のオーナーになったかのような贅沢な空間で、きめ細やかなパーソナルサービスを提供する客船のこと。
(注2)ファンネルマーク
船の煙突(ファンネル)に描かれる、船会社やブランドを象徴するマークやデザインのこと。

クルーズ船「SEFU」概要

全長:約110~120m
全幅:約19m
喫水:約4.7m
総トン数:約9,000 – 10,000トン
客室数:60室(予定)
乗客数:約120
乗組員数:約100名
航海速力:約15ノット(時速 約27km)
航行区域:遠洋国際
竣工時期:2027年予定
造船所:ウェスト・シー(WEST SEA – ESTALEIROS NAVAIS, UNIPESSOAL, Lda.)
内装デザイン:グエナエル・ニコラ氏 (株式会社キュリオシティ)

Rヨット株式会社について

両備ホールディングス株式会社が新規クルーズ事業として2024年1月に設立したクルーズ船の運航会社。日本ならではの海の魅力を「ヨットスタイルのクルーズ」という新たな形で体感していただきたいという想いから始まり、現在ポルトガルの造船所にて、2027年の竣工に向けクルーズ船を建造中です。
会社概要
社名:Rヨット株式会社(アールヨット カブシキガイシャ)
本社所在地:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11F WeWork内
設立:2024年1月22日
資本金:1億円
代表者:代表取締役COO 新居 正弘
事業内容:クルーズ客船の運航、クルーズ商品の企画開発・販売

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