安全最優先の原点に立ち返り、未来への責任を胸に
第40回SSP-UP技能コンテスト開催

バス・トラック・タクシー・フェリーなど、多岐にわたる事業で安全技術を競う

両備グループ(事務局:岡山県岡山市北区下石井|両備ホールディングス株式会社)は、2025年9月27日に「第40回両備グループSSP-UP(エス・エス・ピー・アップ)技能コンテスト」を開催しました。
本コンテストは、1983年以来、安全と技術を磨き続けてきた伝統の場ですが、去る9月15日に発生した路面電車と路線バスの衝突事故を受け、私たちは深い反省のもとに臨みました。

改めて「安全最優先」の原点に立ち返り、社員一人ひとりが「二度と同じことを繰り返さない」という未来への責任を果たす覚悟を新たにすることで、これまで以上に、安全文化の再構築をグループ全体で進めてまいります。

SSP-UPとは
S:セーフティ・セキュリティ(安全)、S:サービス(サービス)、P:プロダクティビティ(生産性)について、より高度な技術を身につけるために、業務の中で努力、実践し、UP:アップ(向上)を目指す運動で、両備グループ全体で取り組んでいます。

実施概要

催事名称:第40回両備グループSSP-UP技能コンテスト
開催日時:2025年9月27日(土)
開催場所:備前自動車岡山教習所(岡山県岡山市中区)
実施部門:バス、トラック、フォークリフト、タクシー、鉄軌道、フェリー、整備、事務の8部門
参加人員:選手:17社から80人、選手・スタッフを含む総数:約350人
主催:両備グループSSP-UP技能コンテスト実行委員会
大会テーマ:手順の遵守と着実な行動により安全・安心・ホスピタリティを極める

各部門の競技内容

バス部門

学科試験/ホスピタリティ競技(路上を走行。お客様への接遇サービス、後退時基本動作などを審査)/運転競技(会場内のコースを走行。運転技能を中心に審査)

トラック部門

筆記試験/実技競技(焦りを伴う状況でも安全最優先、ホスピタリティ、正確な運転技術が発揮できるかどうかを審査)

フォークリフト部門

学科試験/実技競技(限られた時間の中でも基本に則った安全安心な作業ができるかを審査)

タクシー部門

学科競技/安全運転競技(「認知・判断・操作」を中心に安全第一での運行ができているかを審査)/サービス接遇競技(視覚障がい

フェリー部門

学科試験/接客ロールプレイング(客室内での現実シーンを想定したロールプレイング競技)/実技競技(ロープワーク〈10mmロープを加工〉)

鉄軌道部門

(イメージ)

〈鉄道の部〉学科試験/実技競技(別日に実施:安全運転推進運動期間中の技術査察結果を適用)

〈軌道の部〉学科試験/実技試験(別日に実施:実車運行で運転操作、安全意識、接客対応を添乗試験)

整備部門

実技競技(大型路線バスのエンジンを中心とした点検と故障診断と不良個所修理)

事務部門

・プレゼンテーション

・グループ競技