両備エネシスの
サービスステーションは
地域にとって
いざという時に頼れる場所

両備エネシスが目指しているのは、ガソリンやガスを売るだけ場所ではない。地域の困りごとに応えられる拠点、まさにこれからの「サービスステーション」だ。環境・エネルギー、防災、そして人が集まる仕掛け…。まだ正解が決まっていないからこそ、若い社員が主役になって、形をつくっていける余地がある。
新エネルギーをきっかけに、「自分たちの手で、地域の未来を変えていく」。そう掲げるのは、2025年に経営陣として入社した大谷さん。銀行員時代に培った知見や人脈を生かし、両備グループにとって、宝の山になり得る新エネルギーというフィールドに向き合う。
環境・エネルギーを“流行”にしない。
組織に落とし込む。
――Q.環境・エネルギーに対する意識って、どうすれば高まりますか?
A.環境とかエネルギーって、特別な人だけがやる仕事にしたくないんですよ。だから、両備エネシスでは、全社員が関わるテーマとして捉えています。ここで経験した社員を、別の部署にも回していく。すると、グループ全体の意識が高まっていく。だからサービスステーションに行ったときに、「あっ、このエネルギーに対する考え方、使えるな」って思える人を増やしたいんです。

若い人は、最初から「完成された仕事」をするのではなく、一緒に考えて、一緒に試して、失敗もきっと経験する。それが、この領域の面白さだと思っていますね。
サービスステーションは、
地域の「頼れるハブ」になれる。
大谷さんが描く未来像は明快だ。両備エネシスのサービスステーションは、「地域にとって、いざという時に頼れる場所」になれるという。
――Q.これからの「サービスステーション」が目指す形は?
A.災害のときに困るのって、電気、水、集まれる場所。それって、全部、両備エネシスのサービスステーションでカバーできる可能性があるんですよね。
太陽光や蓄電を組み合わせたり、AEDを置いたり。行政と組んで情報ステーションとしての役割も担うことができる。「何かあったら、あそこに行ったらいいよ」って言ってもらえる場所にしたい。
ただ燃料を売るだけだと、正直面白くないやないですか。でも地域のインフラを支える仕事だと思ったら、見え方が全く変わると思うんですよ。
地域に根差すため、
新しいコンテンツをつくり発信したい。
――Q.地域に愛される場所になるための構想は?
A.ガソリンスタンドって、実は空いている時間も空間もある。それを、もっと地域に開いたらいいのではないかなって思います。
たとえば、ダンス教室。社員やアルバイトが空き時間に使ってもいいし、地域の子どもたちが来てもいい。30店舗もあるので、店舗対抗ダンス大会とかもできるやないですか(笑)。いろんなコンテンツが生まれ、地域の人が集まる場所になってほしいんです。
出る杭は打たない。むしろ引き上げようとする力を加えたい。斬新なアイデアは、若い人にぜひ求めたいと大谷さんは笑う。
「自分が作った」と言えるフィールドを、ここに作りたい!
――Q.若い人たちに伝えたいことは?
A.既存の事業に乗っかるより、「自分がつくった」と言える仕事をしてほしいなと。環境・エネルギーは、正解が決まっていません。だから年次とか関係なく、「これ、やりたい」って言った人が動けるように整えています。若い社員を主役にしたいですね。
若い人が挑戦して、それが会社の「当たり前」になっていく。その循環をつくりたいんです。

夢を描いているだけではありません。エネルギーの世界ではソーラーシェアリング、ペロブスカイト太陽電池、小水力発電など、次々と新しい技術が現れます。それらをどう取り入れていくか、サポートをし、外部ブレーンやコンサルともつなげて、人財が育ち、グループも成長できるように構想していきます。
――Q.最後に、大谷さんにとって両備グループとはどんな場所?
A.地域を本気でよくしようとしている会社だと思います。両備って、「岡山の中で大きい会社」だけで終わる存在じゃないですよ。
ここでうまくいったモデルが、他の地域にも広がっていったら、それってめちゃくちゃ面白いじゃないですか!
若い人には、「仕事って、こんなに楽しいんや!」って実感できる、その舞台は、しっかりと用意するつもりです。

profile

株式会社両備エネシス 常務執行役員
兼 両備ホールディングス株式会社 執行役員
大谷さん
銀行の法人営業を中心に、東京・大阪・上海での経験をもつ。
拠点立ち上げや仕組み化を手がけ、リース会社を経て、2025年4月に両備グループに入社。大阪府出身。